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5Sを徹底させること

  • 15-11-26 10:38
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5S Overview Video by Lean Consulting
5S Overview Video, a photo by Lean Consulting on Flickr.



















5s-english by GoPro
5s-english, a photo
by GoPro on Flickr.
製造業で基本中の基本とされる「5S」。
整理、整頓、清掃、清潔、躾。

整理
いらないものを捨てる

整頓
決められた物を決められた場所に置き、
いつでも取り出せる状態にしておく

清掃
常に掃除をして、職場を清潔に保つ

清潔
3S(上の整理・整頓・清掃)を維持する


決められたルール・手順を正しく守る習慣をつける

Wikipedia参照

英語でもいろいろな単語があてはめられているが、
英語版Wikipediaの記事はなかなか読み応えがあった。

ぼくがレッスンで使うのは、sorting, straightening, shining, standardizing, and sustaining

それぞれにキーワードがある。

Sorting (Seiri) - eliminate(排除する)、go through(目を通す)、
prioritize(優先順位を決める)、store(保管する)、discard(捨てる)

Straightening (Seiton) - arrange(配置を決める)、simplify(シンプルにする)

Shining or Systematic Cleaning (Seiso) - Clean(掃除する、きれいにする)、
(systematicという言葉が味噌) organize(秩序をもたらす、編成する、組織化する)、
                     restore(元のところに直す)

Standardize (Seiketsu) - be consistent(一貫性を保つ)、
                standardize(規格化する、基準を決める)

Sustain (Shitsuke) - maintain(メインテナンスする、良好な状態を維持する)、
           review standards(基準を見直す、改善できるところを見つける)、
              improve(改善する)

a speck of dust(チリやほこりひとつ)が命取りの半導体製造業界では
こういう基本を従業員に徹底的に教え込まなければ多大な損害をもたらす。

製造ラインだけでなく、営業や総務でも文書に泥や汚れがついていたら
クライアント(顧客)に悪いイメージを与えかねない。

会社全体で5S活動を徹底させねば優良企業として生き残ることはできない。

先日、農大で畜産を専門にする教授にお話を伺ったら、農業高校でも5Sは教えられるとのこと。ほっ、とした。

でも、60人の学生達に尋ねてみたら、ぽかん、としてた。知らない、という人もけっこういた。で、Repeat after me!

整理、整頓、清掃、清潔、躾!
Sorting, Straightening, Shining, Standardizing, and Sustain!

18~19歳の学生達は本当にすがすがしく、声を上げ、復唱(リピート)してくれた。

それをしたかったのには理由がある。

「牛ボツリヌス症」を疑う感染事例について
(岐阜県ホームページ/更新日:平成24年6月7日)


読売新聞(2012年6月6日)によると、子牛48頭が死んだ「牛舎は不衛生な状態で、汚物に発生したボツリヌス菌がエサなどを介して感染したのが原因とみられる。」とのこと。

それでなくても、「牛乳」(カゼインやIGF-1など)は人間に有害かどうか議論されている。
「牛肉」は抗生物質やホルモン剤などの投与有無やBSEの問題が取り上げられている
(cf. 家畜への抗生物質投与、耐性菌出現の要因に 米学会)。
〔追記 2012年12月21日のニュース → 鶏もすごいらしい

そこに、牛舎が「不衛生」(しかも日本で)、生産工程は5Sされていない、と判明すれば、消費者は怖くて飲めない。安心して食べられない。

森永乳業が自主回収開始、7商品に雑菌混入で
2012/6/8 12:25 日本経済新聞

これらのニュースが飛び込んできて一番迷惑するのは毎日努力や研究を重ね、安全安心な農作物を作っている農家の人たちだろう。

5Sという言葉は知らないかもしれないが、朝3時や4時に起床、牛舎の清掃、搾乳、牛の世話などをしている若者、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん。

それは日本だけではない。

TPPの焦点は外国産牛肉/乳製品が国産に劣っているとかいないとかではない。

どこの国にもまじめに仕事をする人もいればそうでない人もいる。

しかし、これだけ科学や化学の力を借りるようになった農業だから、
「まじめ」だけではもはや不十分だ。

様々な分野の知識や教養がないと「競争」には勝ち残れない。

日本では、例えば、「木次乳業」のように有機牛乳にこだわり生産しているところがある。
玉名牧場」のように通年放牧にこだわり高品質の乳製品を作る人々もいる(偉い!)。
企業ではイオンがタスマニアビーフでがんばってる(でも、その後何度か食したが、イオンで売ってたお肉はおいしくなかった。オーストラリア産の牛肉がおいしくないということではない)。

***追記(2012年7月28日土曜日)***********************************

大好きな阿蘇が・・。 → 追記全文を読む

*******************************************************************

しかし、悲しい現実もある。今回のボツリヌス菌感染騒動が伝える。

次のようなドキュメンタリー映像を見ると、更に、衝撃を受ける。

ビデオはここ → Ray7
(cf. 狂牛病より怖い牛乳や肉に隠された秘密

「理想的な環境で飼われた卵、あ、え~、ニワトリとか、乳牛とか、そういったものの、え~、
生産物やら牛乳やら、卵を求めたほうが良いと思います。」(2:57-3:10)

TPPには慎重派のぼくだけど(← この頃はそうでした。今は反対です!)、TPPに参加しようがしまいが、「自分の農業」を確立できなければ、日本の農業は衰退の高速道路を走り続ける。

世界に誇れる日本の食文化を支える農業がだめになったら、この国は終わる。

去年糠床(ぬかどこ)を育てることを覚え、試行錯誤しながらも野菜を沢山食べるようになった。ヨーグルトより強力で日本人の腸に合う植物性乳酸菌パワーの糠漬け。簡単に作れるなんて知らなかった。

それにしても、だれがこんなこと考えたんだろう。捨てるものを利用して、美味しく健康的に野菜を食べる方法を。

和の国の知恵は凄い。

日本人よ、立ち返れ。西洋文化の良いところと悪いところをしっかりと見極め、自国の貴重な知的財産を無にするでない。もったいない。

せっかく日本人として生まれ、味噌汁など伝統的大豆製品(遺伝子組み換え大豆反対!!!)、玄米、糠漬け、その他多くの和食文化の奥深さにまったく触れないで死ぬなんて。もったいないよ。

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