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TPPと恐怖の除草剤拡散

  • 13-06-05 11:49
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Strafing Run
a photo by Todd Klassy

農水相と経団連、10年ぶりに懇談 TPP交渉を前に
(↑住友化学とTPPの裏で農薬を売りたいモンサントの癒着があることを視野に入れて読むべし。
経団連・米倉会長がTPPに前のめりなのは、モンサントと住友化学が長期的協力関係を結んでいるからか - 属国離脱への道より)

安田節子「TPPで食の安全はどうなる?」   動画リンク Ray7 

堤未果 x 安田節子「遺伝子組み換え食品の現状と今後」2013.03.(音声リンク Ray7 
J-WAVE(東京のFMラジオ局)、JAM THE WORLD(番組)、のBreakthrough(コーナー)

2013年3月6日に放送されたこの ↑ ラジオ番組の内容は恐ろしいものである。
その衝撃度を感じるためには、農業の知識が少し必要だ。

野菜は虫に食われていないものが普通?

ある時、家庭菜園をしている人が話していた。
野菜など育ててみようものにはあっと言う間に虫の餌食になる、と。

農薬なしに、今の野菜は貧弱で育てられない
(↑ 話はずれるが、この記事を読むと、希望も持てる。

人間もそうなってきているのかもしれない。この薬、あの薬、このサプリ、あのサプリ・・。

でも、自然に帰ることで、また元気になれる)。

そこで、モンサントという会社は遺伝子組み換え技術により、細胞の中に殺虫成分ができて、その作物を食べたら虫が死んでしまうトウモロコシを作った

(このトウモロコシ、アメリカでは「農薬」として登録されている!!!
日本で皆が食べる牛肉、豚肉、鶏肉はぼぼすべてこのトウモロコシからなっています)。

また、もうひとつの敵、雑草に、除草剤(悪名高き「枯葉剤」と同じ成分を含む)を使う。

「一網打尽」という意味の「ラウンドアップ」と名づけられたこの農薬は恐ろしい。

モンサントという会社はもともと化学薬品会社で、農薬を売るためそれをかけても枯れない遺伝子組み換え大豆やトウモロコシを作り、セットで売っている
(モンサントはベトナム戦争時代の「枯葉剤」を作っていたメーカー Wikipedia参照;
「モンサント」で検索すれば、物凄い数の記事がヒットする。これだけ、悪事を暴かれているのに何故利益を上げ続けているのか、不思議でたまらない)。

(音声はここ → Ray7 00:47 - 01: 36)

ところが、である。

農薬を使わなくても良い、はずだったのが、それに耐性を持つ虫や植物などが出てくる
(予想できなかった?いや、そんなはずはない。すべては想定内、計画的販売戦略)。

その特定の虫や植物を殺す特定の新しい農薬を開発、販売。
農家は、GMOにより出現した新しい敵と戦うために新しい農薬に頼らなければならなくなり、


土壌がどんどん汚染されてゆく

vicious circle(悪循環)。いや、devilish circle(悪魔のサイクル)、と言ってよい。

TPPがなくとも、もう既にそれは世界各国で起こっており、悲劇につぐ悲劇を生んでいる。
国が滅んでいる(以下、アルゼンチンやペルーなどの事例を参照)。

農薬を使う回数は減っても、その量と有害度は大幅に増す。
負担が減るどころか、累計的に増えて行く(1:36 - 2:31)。

ひどいことには、アメリカで認可される前に日本でスピード認可されるシステムまである
オバマさんがそういう多国籍企業/バイオ企業の手足になっていると批判するまでもない。
日本の政治が外国のそういう企業と直接つながっているということだ(04:07 - )。

cf. モンサントのジカンバ耐性遺伝子組み換え大豆に関するパブリックコメント
 
*****************************************************

アルゼンチンの悲劇を教訓としすべき
アルゼンチンでは遺伝子組み換え品種の割合が、大豆と綿花で95%以上、
トウモロコシでも80%以上に達している(JETRO)。

「しかしラウンドアップの散布をつづけると、耐性を持つようになった雑草がかえって増えました。ほかの除草剤を合わせて、濃度を高めたミックス薬剤を頻繁に散布するしかなく、在来種を栽培するときよりも二倍の農薬が必要になりました。

毒性の高い薬剤が広大な大豆畑に堆積しながら、周辺の耕地へも拡散してゆきます。すぐに遺伝子組換え大豆の大農場に隣接する中小農場の作物が被害を受けて収穫できなくなりました。ブタやニワトリが死に、子ヤギが死産か奇形で生まれてきます。人への悪影響も確かです。大農園で散布された農薬が風で流れてくると、目が痛くなる。子どもたちの足には発疹が出ます。 」

cf. 遺伝子組換え作物で、飢餓が増えている 安濃一樹

「ペルーでは今後10年間、遺伝子組み換えの植物や動物の輸入、
そして遺伝子組み換えにより作られた農畜産物や水産物を栽培、繁殖することが禁じられた」
cf. 遺伝子組み換え作物の導入を10年間停止 - JETRO
(遺伝子組み換え作物を大量に輸入し、お菓子やサラダ油や牛/豚/鶏/養殖魚などの飼料として
使いまくってる日本よりはるかに先を行ってる)

**********************************************************

「TPPに参加した場合でも、 遺伝子組み換え食品の表示義務をはじめ、
食の安全は守る、と強調している安倍総理。 」  00:08 - 00:16

???「遺伝子組み換え食品の表示義務・・、守る」??

そもそも表示しなくてよい(企業に不利にならないように)、としている法律を作っておいて、
どういうこと?

サラダ油をはじめ、加工食品で使われている植物油脂のほとんど全てが
GMO/遺伝子組み換え作物(とうもろこし、大豆、綿、菜種など)からできている。

それを消費者に知られないように、表示義務なし、とする圧力がかかっている。
すべて「経済効果」という名の下に。

日本国民が馬鹿なのではなく、「馬鹿」にされている、操り人形にされている消費者。

政府や企業の懸念は、表示義務をつければ「経済活動」に支障がでる(原発と同じ)こと。

上のラジオ番組でも同じ疑問を投げかけ、専門家の意見を仰いでいた。

「え~、しかし、そもそも日本国内の遺伝子組み換え食品の規制、え、そして表示義務といったものはどのぐらい厳しいんでしょうか?そして世界ではどうなっているのか」

00:16 - 00:27

以前、「ミルキークィーン」というお米を見つけて食べていたが、それが遺伝子操作米と知り、
食べるのを直ちにやめた。

何故、気づかなかった?

表示義務がないからだ。


ミルキークイーンはコシヒカリにメチルニトロソウレアという発癌誘導体を使い突然変異を起こさせて作った遺伝子操作米。先日(2013年5月23日)、55人が被爆したと伝えられている日本原子力研究開発機構の研究所がある茨城県の放射線育苗場で作られたもの(ちなみに遺伝子組み換え作物を日本に輸入しているモンサントの実験栽培場があるのも茨城)。


その表示(情報)があると、買い手は考える。


いくら(原発と同じように)「安全、安全」と宣伝しても、売り上げが下がる。お金が回らない。だから、表示しない、考えさせない、頭を使う余地を与えない、仕掛けを作る。

「経済効果」を考え、消費者の選択/安全を無視し、法律ができている。原発の安全神話と同じだ。

大震災から2年経ったが、ぼくらの生活は変わっただろうか?何かを学び、成長しただろうか

経済優先の政治が国民に取り返しのつかない痛みを傷をもたらすことを、今、政治をやっている人たちは共有せず、同じ、いや、原発事故以上に危険なTPPに飛び込んでいる。

多国籍企業にとって、日本は「飛んで火にいる夏の虫」。

「交渉力を駆使して」などうぬぼれさせておくのが、あちらの計算なんだ。


TPPを推進しているのは「アメリカ」ではない。米国民は反対している。というより、日本国民と同様、彼らも知らされていない。「手の内を明かさないように」でなく、内容を知られたらそれが非常識極まりないことだとすぐわかるからだ。

TPPはアメリカの強欲な「吸血鬼」企業によって草案され、推進されている
これはもう疑いようのないほどはっきりしている
(海江田さんが「全く知らなかった」と言うのもあながち嘘ではないだろう。アメリカの国会議員でさえ知らされず、企業お抱え弁護士600人が秘密裏に草案を練っていたのだから)。

「合意済みの部分をそのまま受け入れ、議論を蒸し返さない」などと条件をつきつけられ
飲み込まされようとしていることを正気でとらえているのだろうか?

TPP交渉参加、「後発組」に出された3条件(2013年3月9日 読売新聞)
↑ リンク切れなのでここで確認 ↓
TPP後発組に“不利な条件” 「聖域」確保難航も(03/13 18:50) - テレ朝news(動画あり)

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