北海道で寿司屋を営む職人である私が
こっそり(ぼそっ
教える美味しくて良心的な回転寿司屋さんの見分け方をご紹介します。いまや全国津々浦々ある回転寿司屋さんですが実は・・・
こ~んな方法で利益を上げているという驚愕の真実!!!
一般の方だと解らないものがありますがそれをお教えいたします。
逆に言うとこの秘密情報に全く当てはまらない回転寿司屋さんはとても良心的なお店ですから安心してくださいね。
さらにリクエスチョンしております。気軽に覗いてくださいね。
他にも色々とありますよ、見てくださいね。 ,
リクエスチョンしていただき、ありがとうございます。
一般に知られているような霧吹きなど常套手段でやっているお店は多いです。ネタの鮮度やシャリの握りすぎもあるんですがもっと根本的な問題があるんですよ。早速紹介します。
まずは
●入店後の確認編
・店内が臭う・・・衛生管理が徹底されていないということです。ただでさえ生ものを扱う商売ですから、こういう店は遠慮した方が良いです。
・寿司皿にフタをかぶしているモノが多い・・・フタをかぶせるほどコンベアの上のお寿司の管理を楽にするものはありません。このようなお店は、ネタの管理がずさんだったりします。
・商品に欠品が多い・・・いついってもあの商品がおいていないとか、売り切れとかいうお店は、まにあわせの営業をしてるとしか思えません。なまものですから、季節的なこととか、売上の予測に見合った発注、仕込みなどしていると思いますが、要するに管理ができていないということです。
●握り編
・寿司の乾燥をごまかす・・・霧吹きや水はけで寿司をうるおしている場合。皿の寿司の周りに水滴のあとが残っていたり、ネタの潤いの割に寿司飯が乾いていると要危険です。 果ては植物油を水でのばした甘酢に混ぜてトロやサーモン、かんぱちなどの脂が乗ったネタにぬっている場合。触った瞬間に不自然、口に入れていやな油の味がしたらまさに植物油です。
・マグロのヅケ・・・乾燥して戻ってきたマグロ、筋が多くて食べれない部分、端っこの成形の時に出た余り部分、などを植物油が混じった調味醤油に漬け込んで再度出すお店があります。筋っぽかったり、油をぬったような七色の洗剤のような輝きが表面に出ていたら要注意です。
・フルーティーなネギトロ・・・使えなくなったマグロ、筋が強いマグロをミキサーにかけて植物油とマヨネーズを少量混ぜて叩いて出来上がり。本物を食べた事がある人なら明らかに変な酸味とマヨネーズの食べなれた味がします。
・マヨネーズ寿司シリーズ・・・ツナマヨなどその最たるものですが腐れかけたマグロ、かえってきたマグロ、筋だらけのマグロを蒸して作成している場合が多いです。血生臭さがしたら確実にそうですね。
●ネタ編
・代用魚。いわゆるなんちゃって魚のネタでいつも食べ慣れているお寿司のネタは、実は食感や味のほとんど変わらない代用魚が使われていることが多くあります。代用魚であれば、本物に比べ、仕入れ原価が圧倒的に安く済んでしまうので、広く普及しているのです。
タイ・・・・・・テラピア(南米産淡水魚) ←皮目にある赤い色がしゅう色っぽい。固い
アワビ・・・・・・ロコ貝 ←真っ白くて歯応えが 赤貝・・・・三六(さぶろー)貝←赤貝に比べてくすんだ色で生臭みも強い
カンパチ・・・・・・スギ
ワカサギ・・・・・・チカ
スズキ・・・・・・ナイルパーチ(アフリカ産)
スギ甘鯛・・・・・・キングクリップ
ヒラメ・・・・・・ハリバット
エンガワ・・・・・・カラスガレイ
フグ・・・・・・カワハギ つぶ・・・・・ロシア白つぶ 青柳・・・・・白貝
サザエ・・・・・・ニシ貝
いくら・・・・・・人工(日本カーバイト工業産)
くじら・・・・・イルカ(イルカは大きさである程度以上のものが実はクジラという区分に換わることを利用してます。ちなみに年末に安いクジラベーコンが出ますがあれもイルカを使っております) と、こんな感じです。
如何だったでしょうか? 回転寿司を選ばれるときに是非参考にしてみてください。そして上記に当てはまらない美味しいお寿司屋さんを見つけてくださいね。
最後に・・・全ての回転寿司屋さんがこういう事をしているわけではありません。
他にも色々とありますよ、見てくださいね。