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スマートグリッドを創造するために

  • 11-11-15 19:35
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スマートグリッドを創造するために     r111115u0307a035

Ray7  ← ビデオをはここ

The urgent need to move to a low carbon economy, unpredictable fuel costs and aging infrastructure and climate change are all converging to require a radical transformation of the electricity system and utilities industry. Recognizing these challenges, the energy community is starting to marry information and communications technology with the electricity infrastructure to create a Smart Grid.
(低炭素経済への移行に対する早急な必要性、予測できない燃料費と老朽化したインフラ、また
気候変動、これらすべてが、電気システムと電力/ガス会社など公共事業産業の革新的な変化を
要求しています。これらの課題を認識して、エネルギー事業体は情報伝達技術と電力インフラを
結びつけることをはじめています。スマートグリッドを創造するために。)

0:42 - 1:11

( 前回のつづき )

marry to create 創造するために結婚する

「結婚」を表す marry という単語を使って表現されているスマートグリッド。
そこにあるのは輝ける未来か、それとも、泥沼化する結婚生活か。

Power Grid と ICT (Information and Communications Technology) の急速な進展なしに
この事業は考えられない。

「インターネット」を生み育てた国が、今また、新たな世界を創造 (create) しようとしている。Intel や Microsoft に続く新世代の企業が生まれようとしている。そういう企業が次々と出現し、自己アピール合戦を YouTube上で繰り広げている。だから、スマートグリッドについては
日本の記事よりもアメリカの記事のほうが具体性がある。

また、そのプレゼンの素晴らしさに、芸術性まで感じる。さすがハリウッドを有する国。
上の Cisco Smart Grid - HD Version など最先端の3D映像技術をさりげなく使って見事だ。

それにしても、壮大な構想を持つ取り組み。その実現には様々な分野の協力が必要となる。
アメリカでは、どの電力会社、どのネットワーク機器メーカー、などがこの熾烈な競争に
勝ち残り、未来を切り開いてゆくか、投票するサイトまである。

話を少し戻そう。

Smart Grid = 賢い配電/電力/送電線網
Smart Grid = Power Grid + Communication Network

前回チラッと出てきた言葉だが、なんのことやら、と言うのも無理はない。まだ出てきて間もない言葉 / 概念である。アメリカでは上のビデオに出てくる電力会社 FPL (Florida Power & Light) やネットワーク機器開発会社 Cisco Systems などが着々とその構想を具現化している
( Cisco Systems は2011年「働きやすい多国籍の職場ベスト25」第5位に選ばれている)。

これからは EV (Electric Vehicle;電気自動車) や PV (Photovoltaics;太陽光発電などの) 機器が急速に増えて行く。CDが出回った後のLPレコードのように、「スマートグリッド対応」でない
電気機器は相手にされない時代がもうすぐそこまで来ているのかもしれない。

日本の配電網 (grid; electrical grid) は、欧米より進んでいて、より安定した電力供給がなされている、とよく言われるが、福島第一原発事故の後、様々な角度から見直されるのは必至だろう。
 
真冬のトラブル。エアコンと電子レンジ、あるいは
エアコンと炊飯器を同時に使うとブレイカーが落ちる
(夜だと真っ暗)。

調理するときはエアコンを消してから電子レンジ/炊飯器を使うようにしなければならない (((p-д-q)))寒・・

スマートグリッド/スマートメーターはアパートの中に
あるほぼ全ての機器をルーターなどでつなぎ、
リアルタイムに監視・制御する技術を備えたもの。
ブレイカーが落ちそうになったら、自動的に片方の
電力を落とすとか、アラームを鳴らすとかできる。

EV(電気自動車)の電池も予備として接続しておけば、
基本使用量超過時のバックアップや緊急時の自家発電装置にもなる。
余計な光熱費を支払うことや、暗闇の中でうろたえたり、パソコンのデータを一瞬で失ってしまう
惨事も回避できる。時間帯によって電気代が変わるシステムの導入や遠隔地域の太陽光/風力発電から得た電力利用にも対応する。

「日本のグリッドは既にスマートグリッドだ」などと自己満足している場合ではない。

実際、スマートグリッド (Smart Grid) をスマーターグリッド (Smarter Grid) と呼ぶ機運も出てきている。常にちょっと先を行く姿勢を失わないアメリカの企業家精神風土には頭が下がる。
ビジネスチャンスとして捉らえているのだ。

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しかし、他方では、めちゃめちゃ保守的な人たちがいて、「安価な」石炭発電で温室効果ガスを
出しまくっる国でもある。そういう地球温暖化「促進」産業に従事するアメリカ国民の雇用問題があるからオバマさんは苦労している(銃規制や軍事問題は特にひどい)。タダより高いものは
ない、とわかっているのだろうけど〔補足:「タダより高いものはない」は、ここでは、「目先の経済効果に目がくらんで、長い目で見たら大変な損害を被る」という意味で使っている
英語にしたときの解説参照)。しかし、この諺、実は、美しい意味を持つ。〕

日本の3倍近く人口がある国だから、とびぬけたアイディアが出てくる確率と、とんでもない
「犯罪」が起こる確率が3倍くらいあるのも不思議ではない。正に、天使と悪魔が共存する国が
アメリカだ(それを言っちゃ、10倍以上のの人口を持つ中国とインドはどんな国?
世界の人口 リアルタイムカウンター)。

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wind-it_l_hd Originally uploaded by riowight
「事業仕分け」でスマートグリッド構想を推し進める予算はカットされたようだが、政府の決断なしに、
この気宇壮大な新社会インフラ整備の躍進はない、
といっても過言ではないだろう。

温室効果ガス25%削減はCOP15の泥試合の末、
宙に浮いた感じになってしまったが、
その間も地球温暖化は着々と進行している。

民主党に期待し、未来を託した選挙から数年。

震災を経て、今、再び、新しい、素晴らしい社会を作る先見的リーダーシップが求められている。

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