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行事食の酒まんじゅうを食べるようになった理由を教えてください

  • 質問者:YY
  • 質問日時:2011-08-31 20:34:20
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酒まんじゅうは、米麹とごはんを合わせて作った「酒種」あるいは「まんじゅう酒」、「酒母」などと呼ばれるアルコール発酵を利用してふくらませて作るおまんじゅうです。

米麹と米で作った酒種だけで膨張させることを「本造り」「本仕込み」などと言うそうです。
(レポーターは勝手に吟醸と呼んでいます)


酒まんじゅうの断面
酒まんじゅうの生地は厚く、ふっくらしつつも、コシとモチモチ感があり、ほんのりとお酒の風味が香ります。

※日本酒を使っているのではありませんので、日本酒の香りとは違います。

冷めても美味しく(常温)、温めなおせばなお美味しくいただけます。

厚手の生地は満腹感もあり、夏場の餅とも言われるそうで、体を動かした後の小腹を膨らませたいときなどには、うれしい一品でもあります。

俳句の世界では、酒まんじゅうは、冬の季語だそうですが、やまなみ地域では、夏の、それもお盆のご馳走として伝承されています(麹が活性化する温度という点でも夏が適しています)。

やまなみ地域での酒まんじゅうは、行事のときに作る縁起ものでもあり、人が集まる時に作るというご馳走。今では一般家庭で作られなくなりつつありますが、お嫁さんの腕が問われると言われるほどの重要な食べ物だったそうです。

親から子へ、お母さんからお嫁さんへと伝えられた伝統食なのです。

  • 回答者:匿名 (質問から12分後)
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