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除染が効果がないとしたら、どうしろというのでしょうか。

【震災】原発>除染効果の有無(2) ~効果なし~
2011年09月26日 | 震災・原発事故
 9月13日、山内知也・神戸大学大学院教授が福島市渡利地区を測定した。
 渡利地区は、JR福島駅から東へ1kmに位置し、16,000人が暮らす。福島市で最も線量が高いホットスポットだ。国が「特定避難勧奨地点」指定の基準値3.2μSv(高さ1m)を超えた所はないが、最高値3.1μSvの地点がある。
 地区の寺では、6月に測った数値より、むしろ増えた。雨水がたまって乾燥し、濃縮を繰り返しているのだ。【山内教授】
 7月24日、住民3,337人、市職員256人、業者160人による大がかりな除染を行ったのだが、市がその4~6日後測定したところ、結果は芳しくなかった。除染後の線量が除染前より上がった場所さえあった。<例>渡利中敷地内の角の信号など2か所、1.80μSv→1.90μSv、3.67μSv→4.63μSv。
 20μSvもの汚泥を入れた袋を、市が側溝脇に数日間放置するなど、処理がずさんだった。水やブラシを使って洗い流した汚染物質が別の所に移動した可能性もある。最大の原因は、山から流れてくる雨水だ。【菅野吉広・Save Watari kids(渡利の子どもたちを守る会)】
 渡利地区の東側には山林が広がっている。雨が降れば汚染物質を含んだ泥水が住宅街の水路を通って阿武隈川に流れ出る。一部は、側溝内などに堆積する。

 福島市内のもう一つのホットスポット、大波地区は渡利地区の東側、山間部に位置する。住民は1,380人。
 8月、専門業者が、大波小の通学路を除染したが、5か所で除染前より線量が上がっていた。線量が上がった地点の多くが山林に面していた。
 放射線は70mほど飛ぶ、とされる。道をきれいにしても、近くの山林や田畑のセシウムから放射線が飛んでくるので下がらない可能性がある。【市の担当者】
 大波地区では、2.9μSvを計測するホットスポットが点在しているが、国が避難勧奨地点指定の基準値3.1μSvに達していないため、指定は見送られた。
 事故から半年がたって、土や屋根、壁などにセシウムが染みこんでしまい、劇的な除染効果はもはや期待できない。知りたいのは、室内、庭、山などで除染効果が実証されて、しかも我々に実行可能な方法だ。今後は、ボランティアを募り、各世帯の除染を進め、放射線の飛距離を考えて住宅周囲75mの間伐、草刈り、腐葉土の除去などを定期的に行うよう行政に求めていく。【佐藤俊道・大波区自治振興協議会長/成願寺住職】

 山内教授は次のように語る。
 渡利地区では除染効果が見られず、至るところで、天然のレベルでは考えられない1μSvを超え、3μSv以上のところも少なくなかった。渡利のように面的に汚染された地域では、側溝や道路の土砂をどかしたり、水で洗い流しても劇的な効果は望めない。渡利小の通学路では、単に汚染ポイントを拡散させ移動させただけに留まった。
 除染に過度な期待を抱かず、線量が下がるまで学校を安全な場所に移動させる発想に切り替える必要がある。
 被曝リスクを考える上で重要なのは、集団線量だ。渡利のように人口密集地では、人口過疎地とは違ったリスクがある。個人の行動形態や範囲によっても被曝の度合いが異なってくる。
 問題点。
 (a)汚染ポイントがまだらに分布している。行政による1地点だけの定点観測では、被曝リスクや汚染実態を正確に把握することはできない。
 (b)国は空間線量(1mの高さ)を指標にしているが、土壌近くを測って汚染ポイントを探さないと実態はわからないし、汚染源が放置されかねない。
 (c)道路や学校などの公共の場の除染にしか力を入れていない。民間の敷地を含めて面的にやらないと効果は望めない。<例>個人の家で除染しても、隣家がしていないと、放射線が飛んでくる。
 (d)材料にもよるが、屋根に付着したセシウムは高圧洗浄機を使っても簡単には落ちない。屋根の葺き替えが必要だ(補償も)。
 (e)山林除染が課題だが、表土を取り去り木を切ると生態系が破壊される。現実的でない。森林に近い場所で住み続けるなら、障壁(<例>コンクリート壁)を設ける、といった策を講じるしかない。

 大場弘行(本誌)「福島市渡利・大波地区ルポ 『除染しても数値が上がった!』」(「サンデー毎日」2011年10月2日号)に拠る。http://blog.goo.ne.jp/humon007/e/8d5109848c2a19b94e7e7543cad5f919

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2011-10-03 07:32:35
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チェルノブイリのように立ち入り禁止にするしかないでしょう。
つい最近まで太平洋のビキニ環礁やその周辺の島も立ち入り禁止になっていました。
ご存じだと思いますが、1970年初頭まで大気圏内での核実験を中国やフランス・アメリカはしていましたからね。
特にアメリカの方針で核実験場の周辺の島に住むミクロネシアの人々は強制移住させられていました。
最近島に戻る事が出来ましたが、30年以上生まれ育った島には戻れなかったんですよ。
中国にしてもゴビ砂漠で核実験をしていまして、その周辺に住んでいた人達が強制以上させられて、それを恨んでいる人もいるという話を聞いた事があります。
なので、新疆ウイグル自治区の人達は中国政府にはいい感情がなく、時折暴動が起きるんだとと言っている人もいる位です。(中国に関しては専門家ではないので、どこまで正確な情報だかわからないんですけど)

===補足===
ホットスポットに関しては立ち入り禁止にすべきですね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から14時間後)
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福島、群馬、栃木あたりも立ち入り禁止でしょうか。

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移住するべきですね。

残念ですがそれが1番の免れる方法です。

  • 回答者:匿名 (質問から7日後)
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除染ができるのだったらチェルノブイリは26年も立ち入り禁止になっていません。
今すぐ東日本を抜け出しましょう。

  • 回答者:匿名希望 (質問から2日後)
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移住しか方法はないと思います。
それだけ原発、放射能は恐ろしいというわけです。

  • 回答者:匿名 (質問から22時間後)
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立ち入り禁止にするしかないです。
チェルノブイリも未だに立ち入り禁止区域があります。
日本は領土が狭いのにまた原発事故になんてなったら住むところがなくなってしまいます。
このような危険なものは廃止しなければ大変なことになってしまいます。
脱原発にむけて国民は進むべきだと思います。

  • 回答者:匿名希望 (質問から14時間後)
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200キロくらい立ち入り禁止でしょうか。

移住しかないと思います。

  • 回答者:匿名 (質問から9時間後)
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正直に言うなら日本から脱出するしかないと思います。

ただ住む所も職もお金もないので、汚れた国に住み続けるしかありません。
増税やら値上げやらで生きて行くだけでも精一杯、もしかしたら破たんするかも....


こんな汚れた国に誰がしたのでしょうか?責任は追及したいです。

  • 回答者:東電許すまじ (質問から4時間後)
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少し前に、個人的に静岡県より東には行かないと決めたんですが。
大げさでなく、現実的だったんですね。
ホットスポットは偶々、放射能を含んだ雨が降ったという理由だけでなく、水の通り道なので、放射能が凝縮されている可能性もあるわけですね。そう考えると池や沼も危険ですし、
その水を利用している農地も危ない事になりますね。

個人的には、今までどおり、政府の発表になくても、普通に考えて危なそうなことは危ないと言う考えで行動します。

  • 回答者:匿名 (質問から3時間後)
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遠くへ移住するしかないの?

暮らし続けるなら徐々に被曝しながら死ねってことでしょうか?

  • 回答者:匿名 (質問から2時間後)
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山林や田畑などに囲まれたような地域は
道をきれいにしても、
近くの山林や田畑のセシウムから放射線が飛んでくるので
下がらない可能性があるので、
山林やや田畑も、除染する必要がありますね。
莫大な税金が必要ですね。

  • 回答者:匿名 (質問から16分後)
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