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質問

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こんな話を聞くたびに、「角界は厳しい世界だ」と改めて思いませんか?

◆四人目のグルジア出身力士
「舷窓マドロスの変見・あらゆるスポーツを国際的な目で見る」より 2005.12.14
http://ameblo.jp/madorosu/entry-10007080630.html

今時の若者は相撲取りになりたくない．．．いくら募集しても新弟子が来ない．．．先日１５歳の少年が入門を決めた時、新・佐渡ケ嶽親方（元琴ノ若）は「のどから手が出るほど欲しかった」と言った。

それほど需要が有っても供給が足りない。どうして良いのか、協会も親方たちも頭が痛い。

だが、若くて、力強いヤング・メンがそこらじゅうにウロウロしている。それは相撲に入りたい外人志願者なのだ。彼らは学生または観光ビザで日本に来て、入門させてくれる部屋をさがしているのです。

先月世界的に有名なTIME Magazine がこのトピックを取り上げました。外国雑紙が相撲のことを冗談扱いしないのはめずらしい。

この「タイム」のストーリーの主人公はLevan Gorgadze(ゴガゼ・レバン)と言う１８歳のグルジア青年で母国での柔道チャンピオン。１０月に大坂で行われた相撲の世界選手権に出場して以来大相撲に入門する夢を追っていた。

しかし、今は「１部屋、１人」の外国出身者の制限がある、そして日本人だけの４部屋を除いた５０部屋は全部満員で外国から来た新弟子は入れていない。

彼は仕方が無く日大の相撲部で稽古をしながら機会を待った。来年の一月にはビザが切れる。その時にはあきらめるしかない．．．

でも、グッド・ニュース。昨日の日刊スポーツにグルジア出身のゴガゼ・レバンが春日野部屋に入門したレポートが有った。春日野部屋は今まで日本人だけだった部屋だ。多分、北の湖理事長と他の親方たちがこの頑固親方を「説得」したのだろう。

これで日本人オンリーの部屋は伊勢ノ海、中村、峰崎だけとなった。

注：「タイム」の記事によると

幕内力士４２人中１２人は（２9％）外国出身。
大相撲７３５力士中５８人（８％）は外国出身。
外国出身力士５８人中３４人（５９％）はモンゴル出身。

◆ゴガゼ・レバンは幕内・黒海(こっかい)の弟でした。

司海(つかさうみ)という四股名をもらい、部屋は別ですが、兄の黒海をまず目指して稽古に精進しました。

日本人力士たちを倒し、番付は三段目まで上がりました。しかし・・・

【相撲】黒海の弟、三段目・司海がケガで引退
[ 2006年09月12日付　紙面記事 ]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1158012924/3

グルジア出身の小結・黒海の弟、三段目・司海（１９＝入間川部屋）が場所前に引退届を提出していたことが１１日、分かった。

師匠の入間川親方（元関脇・栃司）によれば、
８月下旬に本人から申し出があったという。

兄の黒海は「右足親指のじん帯が切れて手術してもつながらなかった。故郷に残した母のこともあるし、場所後に帰国するでしょう」と語った。

司海は昨年の秋場所初土俵。順調に番付を上げていたが、先場所は右足のケガで休場していた。

◆私は(兄・黒海の活躍は故国グルジアでも大きく報道されていて、栃ノ心や臥牙丸もそれに刺激されて幕内まで上がったのに。怪我での引退は司海も本当に無念だろうな)と残念です。

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