すべてのカテゴリ » 知識・教養・学問 » 知識・学問 » 経済・産業

質問

終了

化学的酸素要求量(COD)とは何ですか?解りやすく教えてください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2011-11-04 00:01:01
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ご回答有難うございました。
質問から30分経過し、十分納得の行く回答も戴きましたので終了とさせて頂きます。(終了時間・0:33)
有難うございました。

CODとは、水質汚濁(水の汚れぐあい)を示す指標です。
要するに水中に汚れ(有機物と思って下さい)があると、それを酸化して分解するのに酸素を使うのですが、汚れが多いと水中の酸素は「使われて」しまい、きれいな水と比べて酸素濃度は減ってしまいます。

CODとは、それを定量的に数値化して示す指標であり、測定したい水(試料)に、酸化剤を入れ、消費される酸化剤の量から「水中の酸素が使われる量」に換算して表すものです。

この値が高い=水が汚い(有機物が多い) となります。
そして通常単位はppm(or mg/L)を使います。

実態としては、川の源流に近い清流ではCODは低く、河口に近い下流ではCODは高くなります。お分かりになりましたでしょうか?

  • 回答者:匿名希望 (質問から15分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

並び替え:

水中の有機物を酸化剤で分解する際に消費される酸化剤の量を酸素量に換算したもので、海水や湖沼水質の有機物による汚濁状況を測る代表的な指標。
測定方法は世界的には重クロム酸ナトリウムで酸化する方法が一般的だが、日本では日本工業規格K0102(工場排水試験方法)に準拠して、硫酸酸性で過マンガン酸カリウムにより沸騰水浴中(100℃)で30分間反応させたときの消費量を測定し、試料中の有機物の汚濁度を算出する。なお、二価鉄や亜硝酸塩などの存在によって測定値が高くなる場合がある。
環境基準では、河川にはCOD値は設定されず、湖沼および海域で類型によりあてはめることとなっている。また、水質汚濁防止法(1970)に基づき排出水の規制のための基準値が定められている。

http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=385

===補足===
似たような有機汚濁の指標に、BODがあり、環境基準でも河川についてはBODが設定されている(湖沼・海域ではCOD)。
河川は流下時間が短く、その短い時間内に河川水中の溶存酸素を消費する生物によって酸化されやすい有機物を問題にすればよいのに対して、湖沼や海域は滞留時間が長く、有機物の全量を問題にする必要があること、また湖沼には光合成により有機物を生産し、溶存酸素の消費・生成を同時に行なう藻類が大量に繁殖していることから、BODの測定値が不明瞭になることなどによるとされる。

  • 回答者:匿名希望 (質問から7分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ

一覧を見る