人生答えは出尽くしましたか？？(満足度の高い順)|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

「出尽くした」とは言いませんが、「ある程度大まかな答えは出た」というのが、僕の今の状態です。

僕は「生きる意味は何か」「人はなぜ生きるのか」などと哲学的な問題を子供のころから考えていました。そして27歳のときに、ある程度の答えを導き出しました。それは「生きることに、そもそも意味なんてない」ということです。

もう少し詳しく説明すると、「生きる意味を自分ひとりの中には見出せない」ということです。「自分の人生を、他の人が見ることによって、自分の人生はその他人の中で、初めて意味を持つ」。今までの人生本には、自分の中だけの人生の見つめ方を説くものが多かったと思います。しかし、いくら自分の中を見つめても、自分の人生の本当の意味（価値）は出てこないのです。なぜなら、自分の人生は他人に評価されて、初めて意味を持つものだからです。多くの人生本は、この点に気づけていないと思います。

さらに、実存主義、という考え方を導入します。
フォークは、「物を食べる」という目的のために、あのような形状に作られます。つまり「目的があって形が決まる」ということが言えます。ところが、人間は何かのために作られたものではありません。これは「まず人間という形があって、その後目的が後付けされる」という状態です。これを専門的に言うと、「実存が本質に先立つ」と言います。

よって、「自分の人生とは、自分の人生を見た他人の中で意味を持ち、さらに自分の人生は、そもそもの目的を持たない。人生の目的は、この世に生れ落ちてから、自分で考えたものでよいし、目的を持たないので、何を目的としても良い」ということが言えると思います。

上記のような、人生の本質的な問題というのは、生きていく上で、思考のベースとなるものです。事実、この答えを見出してからは、人生の諸問題を解決する上において、大きな自信を与えてくれました。
これ以上の詳細は、かなり専門的になってしまいますので割愛します。いずれ書籍などで自分の考えを伝えたいと思います。

回答者：keiji (質問から2時間後)
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