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建て替えよりリノベーションの方が安いのでしょうか。

太陽光発電に蓄電池…スマートリノベで築45年の社宅が最新エコ住宅に変身記事を印刷する

 築45年の社宅団地をスマートハウスにリノベーション! そんなことがホントにできるのかどうか、まずは実物を見てみよう。ということで、横浜市で行われた現地説明会に参加してみた。

階段室にオートロック、室内は天然木の床にリノベーション
 その日はあいにくの雨の中、JR磯子駅からところどころ階段になっている急な坂道を上ること10分。いきなり視界が開け、整然とした郊外型団地の街が現れた。聞けば、この汐見台一帯は昭和30年ごろから開発され、京浜工業地帯で働く人たちのための社宅が多く建てられているという。当時から電線を地中化するなど、最先端の技術で街がつくられたというからちょっと驚きだ。
その一角に、目的の建物があった。一見すると周囲の建物と変わらない長方形の「団地」だが、よく見ると階段室の入り口にオートロックが新設されている。また、窓の形状もほかの建物と違うが、これは「ウインドキャッチャー」と呼ばれる窓だそうだ。その名のとおり、風をつかまえて室内の風通しをよくしようという、パッシブ環境デザインの一種ということだった。室内は白い壁とナチュラルな色合いの天然木フローリングで仕上げられており、リノベーションを数多く手がけるブルースタジオらしい飽きの来ないデザインだ。

 

室内のビフォー写真。板張りと和室の、典型的な昭和風団地のたたずまいだ


太陽光発電20+ 件に蓄電池、エネファームで80%の電力を自給自足
 この団地のどこがスマートなのかというと、まず屋上に20kWの太陽光発電20+ 件を設置し、蓄電池で夜間などにも利用できるようにしている。燃料電池(エネファーム)も6台・合計4.2kWが常時稼働しており、これらだけで必要な電力の80%をまかなえるそうだ。さらにホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)やマンションエネルギーマネジメントシステム(MEMS)が導入されており、住戸内や共用部分のエネルギー利用を効率的に促進する仕組みになっている。敷地内に電気自動車(EV)用の充電器も備えているという、まさに最新のスマートハウス仕様だ。

 実はこの建物、JX日鉱日石エネルギーの社宅なのだ。エネルギー会社が自社の社宅を使って、スマートハウスの大がかりな実験を行っているというわけ。この実証実験は横浜市が推進する「横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)」の一環でもある。
説明会には多くの業界関係者が見学に来ており、狭い階段室は人でごった返していた。この関心の高さからすると、スマートリノベが普及するのも時間の問題かもしれない。

 

アフターの室内。断熱材を張り替え、窓を複層ガラスにするなど省エネ性能も高めた(画像提供:ブルースタジオ)


ブルースタジオ
HP:http://www.bluestudio.jp/
JX日鉱日石エネルギー
HP:http://www.noe.jx-group.co.jp/
http://housing.nikkansports.com/news/f-hs-tp0-20120704-2012070423049.html

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2012-07-06 23:28:06
  • 0

現在の価格は参考にならないぐらい普及して貰いたいですね。
日石が太陽光に手を、出すと言ったのは随分昔の話になりますよね。
このまま大きく実って欲しいですね。期待感が高まります。

  • 回答者:匿名 (質問から20分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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大きな差は出ないと思いますが 若干リノベーションの方が安いと思いますよ

だから普及すると考えているんだと思います

  • 回答者:匿名希望 (質問から6日後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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