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フッ素加工フライパンとマーブル加工フライパンの見分け方を教えて下さい。
母がマーブル加工のような見た目のフライパンを買ってきたのですが、本人は「テフロンのフライパン買ってきたの!」と聞きません。
フッ素加工=テフロンだと思い込んでいるのでそこには触れませんでしたが、マーブル加工のような見た目のフッ素加工フライパンなんてあるのでしょうか?

  • 質問者:さくらもち
  • 質問日時:2015-03-25 01:33:41
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「マーブル」って意味知っています?
marble:大理石
コーティング材の中に大理石を入れればマーブルコート
(大理石の様なマーブル模様になっていてもマーブルコートと言えますが・・・)
ダイヤモンドを使えばダイヤモンドコート
フライパンに使うコーティング材の基材はフッ素樹脂なので
マーブル加工のような見た目のフッ素加工フライパンと言うよりは
マーブル加工はフッ素樹脂加工の一つとも言えます。
これはフッ素樹脂加工だけでは柔らかくて傷が付きやすいと言うのがあり
コーティング材の中に硬い物質を混ぜて傷を付きにくくしている訳です。
この辺りは普通のフッ素樹脂加工との違いを判りやすくする為に
マーブル模様にしているだけでしょう。
だって傷付き難くするために本当に大理石を使ったのなら
大理石の模様(マーブル模様)にした方が判りやすいでしょ?
そしてフッ素樹脂加工と言っても耐久性を高めるには
コーティングの層を多くした方が良いのですが
層を増やすと言う事はコストが掛かり商品価格も高くなる事になりますし
コーティング材の中に混ぜる物質の価格が高くても商品価格が高くなる事になります。

ところが「テフロンのフライパン」と言う事になると間違っている可能性がある。
テフロンと言うのもフッ素樹脂の一つなのでテフロン加工=フッ素樹脂加工となります。
ところがテフロンと言うのは米国デュポン社の商標登録なので
デュポン社から提供されたテフロン®を使わないとテフロンと言う名前は使えない。
通常はマーブル加工のフッ素樹脂にテフロン®を使用している事はないので
テフロンのフライパンとは言えなくなる。
何故ならテフロン®を使った商品でテフロン®の名前を利用するには
デュポン社の基準をクリアする必要があります。
因みに現在のテフロンのフライパンの基準は
http://www2.dupont.com/Teflon/ja_JP/cook/coating.html
硬質セラミックを配合したフッ素コーティング層により傷を付きにくくして
上位の製品は下地処理と3層のフッ素樹脂コーティング。
テフロン®のタグが無い製品はテフロンのフライパンではありません。
あくまでフッ素樹脂加工ですね。
テフロンの製品でも下位のクラシックの耐久性指数を100として
上位のプラチナプラスが700と言う数字になっている訳ですから
価格も違えば耐久性も違う。

ただしセラミックコーティングのフライパンの場合は
フッ素樹脂の中にセラミックを混合しているのではなく
セラミックそのものでコーティングしています。
代表的なのは京セラさんのフライパンかな?

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