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ジェネリック医薬品に対する病院および医師の考えに疑問があります。
もう10年以上も都内23区内にある私立の有名大学付属病院とクリニックに通っていますが、ジェネリック医薬品というものがあるという事は知らされていませんでした。クリニックの方では薬は調剤薬局で出されるので数ヶ月前にその調剤薬局に行って薬剤師さんに初めてジェネリック医薬品というものがある事を知らされました。
特許のある新薬より安価だという事なのでジェネリック医薬品に変えました。
問題だと思うのは、大学病院でもクリニックでも医師からジェネリック医薬品があるという事を全く知らされなかった事です。
色々と調べると、医療費の削減という事で、以前から厚生労働省でもジェネリック医薬品の使用を進めているという事だそうです。
確かに安定供給など問題点もあるのですが、それにしてもどこでもジェネリック医薬品の存在さえも教えてくれなかったので、医師に対して不信の念を禁じえません。
新薬の開発には治験が欠かせませんから、病院・医師と製薬会社との間には特別な「信頼」関係(悪く言うと「癒着」関係)があると想像されます。
大変にディープな事柄なのですが、どなたか詳しい方、情報を頂けると有難いです。
流石に直接医師に聞くことは出来ませんので。

===補足===
私の質問の文が分りづらかった事もあるでしょうが、質問の眼目は「何故病院やクリニックで医師が知らせてくれないのか」という事なのです。これに対する的確な回答をお願いします。
回答の中には、テレビや新聞で知っているのが当然だというようなものもあります。

患者・医師・薬剤師・製薬会社・マスコミ、これら5者の社会的な位置・構造を、虚心坦懐に考えて頂きたいのですが、その中で、第一に「そもそもジェネリック薬品というものがあるのだ」という事、次に「具体的にこれこれのジェネリック薬品があるのだ」という事の周知に関して誰が最も責任があるのでしょうか・或いは適切なのでしょうか。
ジェネリックの生産は製薬会社が決める(ですよね?)事で、患者は直接製薬会社とは何の関係もなく、製薬会社の事情など知り得ないのですから、ジェネリックの存在を知る義務が発生することは論理的にあり得ません。知る「可能性」のないところには知る「義務」は発生し得ないからです。
患者と最も近しいのは言うまでも無く医師です。病状等によっては、職業や就業形態など患者の非常に個人的な情報を持つ事も少なくありません。
マスコミで取り上げられているから患者はそれで知るべきだ、或いはそれで知るのが最も妥当・自然だ、というニュアンス(?)の回答がありますが、その考えでは「患者に知らせる事を、医師はマスコミに任せている・期待している」という事でしょうか。医師よりもマスコミの方に第一義的に義務があるのでしょうか。
具体的で、冷静な論をお願いします。

  • 質問者:病人
  • 質問日時:2009-04-28 08:21:43
  • 0

ジェネリック医薬品には利点も欠点も有ります。
利点は勿論安いことです。
欠点としては、主成分は同じですが異なる添加剤が用いられることがあるのでアレルギー反応を起こす可能性がある。
溶け方の試験をクリアすればジェネリック医薬品として認可されるので、吸収の仕方が違うかもしれない。
先発品は非臨床試験から臨床試験まで様々な試験をしているので、沢山のデータがある。市販後調査もしている。
大手メーカーでなくても模倣して作れるから、「もう作るの止めました」などと言われる可能性が有り、安定供給に疑問。等など。


昔は政府も推奨していなかったですし(今は医療費抑制の観点で推奨してます)、以上のような理由から、基本的に患者さんが経済的に苦しいと訴えないと紹介しなかったと思います。


視点を変えます。
医師が出す処方箋には一般名といって、薬の主成分の名称が描かれることが多いです。例えば「ロキソプロフェンナトリウム」。
処方箋を受け取った薬局で薬を渡しますが、ロキソプロフェンナトリウムには先発品の「ロキソニン」に対して20種類くらいのジェネリック医薬品があります。
その薬局にジェネリック医薬品が置いてあるか、それはどのジェネリック医薬品なのか。
そんなこと医師には分かりません。(院内処方ならば別ですが)
つまり、昔はともかく今は医師ではなく薬剤師が紹介するのが妥当なのです。

特に昔はジェネリック医薬品を医師が「信頼」していなかったので紹介もしなかったのだと思います。
今は薬局ではジェネリック医薬品について説明すると点数が加算できます。

長文失礼しました。
解りづらかったら済みません…。

===補足===
「何故病院やクリニックで医師が知らせてくれないのか」ということについては、
医師がジェネリック医薬品を自信をもって勧められないからだと思います。
医師は製薬企業のMRという方から、薬についての売り込み(?)を受けます。
ジェネリック医薬品製造会社にはMRが少なく、医師に情報が下りてこないこともあります。
医師や薬剤師側から情報を要求しても、試験項目がそもそも少ないのでデータが無いことも有ります。

周知に関して。
現在ではもちろん薬剤師に責任がありますが、昔は…どうなんでしょう。
最近では少し状況も変わりますが、昔は特に医師も薬剤師もジェネリック医薬品に対する信頼を余りもっていなかったと思います。
なのでそもそも病院も薬局も余りジェネリック医薬品を所持していなかったんじゃないでしょうか。(あくまで推測)
病院も薬局も経営ですから、信頼できない商品は置きません。
無いものは紹介できない、ということでは…。

あと、私はよく鎮痛剤として上でも書いたロキソニンを服用するのですが、
最近初めてケンタンがロキソニンに対するジェネリック医薬品だったことを知りました。
ケンタンもロキソニンもよく処方されていたのですが、全く知りませんでした。
質問者さんも知らないうちにジェネリック医薬品を服用していたかもしれませんよ。

※ロキソプロフェンナトリウムは胃腸副作用が軽く、胃薬との併用なしで飲める薬として開発されました。ロキソニンは単体で渡されるけれど、ケンタンでは胃薬も一緒に処方されることがあります。やはりジェネリックは信用度が低いのでしょうか…。

  • 回答者:やくがくせい (質問から9時間後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
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回答有難うございます。長文は大いに歓迎します。この種の問題は多岐にわたる事なので「やくがくせい」さんの文でも短いぐらいです。

「やくがくせい」さんの記述の順番を追って確認させて頂きます。

主成分が同じだからジェネリックとして認可されるのですよね。アレルギーを起こす可能性は新薬にもある事なのでジェネリック不使用を即断する事にはならないと思います。勿論新薬でアレルギーが出ていないのであればジェネリックに変えるとアレルギーが出るというリスクはあります。

MRの存在から、先発品には情報が多くフィードバックされるという利点がある事も確認済みです。

ジェネリックには安定供給に問題があるという事は質問文で私も触れました。

調剤薬局によりジェネリックの備えにばらつきがあり、医師はもとより、同系列の調剤薬局でも互いに備えを知らないという事も実際に調剤薬局を回って確認済みです。

一つ私の経験では事実ではない事があります:医師の処方箋には薬の主成分名が書かれるとの事ですが、私が通っている大学付属病院では処方箋にもカルテにも特定の製薬会社の薬品名しか書かれておらず、主成分名が書かれていた事は一度もありません。
確かに、処方箋に主成分名が書かれているのであれば、同じ成分の薬が複数ある場合には薬剤師がその中から選ぶという事になり、医師も選択を薬剤師に任せているという事になりますから、ジェネリックを紹介する事(周知)は薬剤師の役目だという事になりますね。ですが、一般的にはどうなのかは知りませんが、私の通っている病院・医院では事態は異なるので、薬剤の選択は既に医師が行っているので、ジェネリックの存在そのものを患者に知らせる責務がある事は否定出来ないと思います。勿論先述の通りどの調剤薬局にあるかは分からないのですからそこまで指示は出来ませんが、ジェネリック薬品というものがあるのだという事ぐらいは知らせるべきだと思います。侵襲性の低い治療方法だけでなく患者の負担を出来るだけ減らすという事は医師の責務だと思うからです。この部分が長くなってしまいましたが、周知の責任は薬剤師にあるというお話が、処方箋には主成分名が書かれるという事を前提にしていると思い重要だと考えたからです。
ただ、ジェネリックについては医師に情報が伝わらないのでは使用に前向きになれないという事は尤もだと思います。でもジェネリックというものがあるんだと教えないという事は行き過ぎかと思いますが。やや微妙。

補足で書かれておられることですが:ジェネリックに対する信頼がないというのは実際問題どうなのでしょうか。一応(?)正式に認可されている訳ですし、厚生労働省はジェネリックの使用を奨励していますし。それから、調剤薬局ではジェネリックの使用を促す文書を「ドン」と貼っていてジェネリックの使用にかなり積極的な所が多いです。

並び替え:

もうからないからです。薬品メーカーの営業は正規品を買ってもらい、使用法などを書いた紙をホワイトボード、磁石つきボールペン、メモ帳、定規などと一緒に事務局に置いていきます。接待もあります。

ジェネリックをすすめるお医者さんは、別の形で利益誘導があるケースだけだと思いますが、ジェネリックを推奨する薬局に患者さんを誘導するのも難しいですしね。

  • 回答者:はましば (質問から1日後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
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有難うございました。
やはりそういう側面もあるのでしょうね。とは言え、医師を余り不審の念で見たくは無い訳ですが。

10年前から医者にかかっていて、ジェネリックを知らなかったというあなたも如何なものかと。新聞やテレビで取り上げられていますからね。またすべての薬に昔からジェネリックがあるわけではありません。
ジェネリックは特許切れの古い薬の模倣品(言い方は悪いですが)ですが、すべての成分が同じではありません。ですから、新薬の開発とは関係ない気がするんですが。
また、医薬分業で、医師は処方箋代をもらうだけで、薬は薬局が出します。薬局と病院の経営はまったく別です。ですから、ジェネリックだと利幅が薄くなるのは医師ではなく、薬局ではないでしょうか。
なんだか、自分の無知を棚上げした、言いがかりのような気がします。

  • 回答者:医薬業界のものではありません (質問から8時間後)
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コメントを書く前に質問文に補足をして様子を見ていましたが、回答に補足がされなかったのでこのようなコメントになりました。

病人がどういうものか「無知」なようですね。或いは敢えて「無視」しているのでしょうか。病状が重篤になれば回復にエネルギーを注ぎ、情報収集にエネルギーを注げなくなるという単純な事実です。
例えば鬱病の場合には新聞を読まなくなるというのは有名な症状で、以前のように新聞を読むようになるという事は症状の軽快として診断にとって大きな位置を占めます。

また、入院すれば分かることですが、入院病棟は基本的に閉鎖的でありますし、自由にテレビなどを見ることは出来ません。程度は様々とは言え、社会から隔離されるのです。社会から隔離することによって治療効果も上がるというものです。

「自分の無知を棚上げした、言いがかり」とはどういう見識なのか疑います。好きな事を言い合える友人でもなく、利害が対立している当事者でもない、全く見ず知らずの人に初めて書く文の中で「無知」呼ばわりをし「いいがかり」などと言うのは余りに無礼ではありませんか。
私がどういう人間か全く知りもしないのに何故「無知」だと決め付けるのでしょうか。そこまで言うぐらいですから、まさか司法試験程度の知識はあるのでしょうね。或いは一流大学の大学院で博士号を取得しているぐらいのことはあるのでしょうね。
インターネットの匿名性に乗じた放言としか思えません

私は院内処方の個人病院にはあえて言いません。
在庫管理の面で大変そうなのが察しが付くからです。
しかもドクター=院長=経営者なら尚更です。

しかし、調剤薬局の場合は遠慮なく言います。
それは、病院側には何の損もないのが想像付くからです。
調剤薬局側には「ドクターからの許可済み」の処方箋を渡せばいいだけですから。
薬剤師も雇われているだけのようなので遠慮なく言えます。

  • 回答者:匿名 (質問から7日後)
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。

私も色々10種類ほどの薬を毎日飲んでます。

ジェネリック薬品もあることも知っていますが、医者の言われるとおりの薬をもらっています。

ジェネリックのことを知っていますから、ジェネリックにしてくださいと言えば良いんでしょうが、ジェネリックが100%同じ薬とは言えないときいたからです。

ジェネリックを使うかどうかの判断は、患者と医者との相談で決めた方が良いと思います。

先にも書きましたが、ジェネリックが100%良いというものではないからです。良い面もあれば悪い面もあるからこそ、両者で相談してどの薬にするかを決めるべきだと思います。

  • 回答者:うどんだいすき (質問から1日後)
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。
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有難うございます。
質問の内容は「何故医師が教えてくれなかったのか」という事なのですが。

相談しようにも、そもそも教えてくれなかったので、相談しようが無かったのですし、両者で相談してどの薬にするかを決めるべきだという事であれば、やはり先ず教えてくれなくっちゃ・・・と思うのです

直接医師に聞いても問題ないと思いますが

私は医療関係者ですが、私自身はジェネリックはいやです。
私の周りの医者はジェネリックに懐疑的です。
ジェネリックという言葉は最近(と言ってもかなり前ですね、CMなんか多かったですし)
一般の人にもなじみが出てくるようになったでしょうが
昔からジェネリックに相当する薬はあります。
私は地方の町医者勤務ですので
医者と製薬会社(というか問屋さん)との癒着ははっきりいってありますよ。
大きいところでもおんなじかと思います。

  • 回答者:匿名 (質問から9時間後)
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

何故医師が知らせてくれなかったのか、というのが質問の内容なのですが。
「癒着」はあるという事にそれを求めてよいのでしたら、新薬を開発した製薬会社に広い意味で「便宜」を図る傾向があると解してよいのでしょうか。
だとすると、ますます直接医師には聞くことが出来なくなりませんか?

有難うございました。

わたしは4年ほど前から、ジェネリックの大手沢井薬品が脚光を浴びたころから、
知っています。新聞にも載っていました。
その頃から、病院にてジェネリックの効果の是非をたずねたり、
ジェネリック薬の処方をお願いしたりしています。
ネットで製法の良し悪しについて調べたこともありますよ。
(工別の薬品を作っていたなど専用ラインでない可能性があるとの指摘も見ました、
根拠はありませんが)


黒柳徹子さんの「ジェネリック~!」としゃべるCMもたびたび観ています^^

当初はCAさんと病院との取引で、医師も従来の薬を使っていましたが、
最近では選択できるかと思いますよ。

個人差がありますが、知っている人はすでに知っていることですね。

  • 回答者:くろ (質問から43分後)
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。
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知っている・知らないが問題ではなくて、「何故医師は教えてくれないのか・教えてくれなかったのか」という質問の趣旨から外れてしまっているようですが。

医師に聞くべきでしょう
その手の薬品を信用しない患者もいますから
癒着というかリベートは普通のことです

  • 回答者:匿名 (質問から6時間後)
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回答ありがとうございました。
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「何故医師は教えてくれないのか・教えてくれなかったのか」という質問の趣旨から外れてしまっているようですが。

医師に聞くべきでしょう
その手の薬品を信用しない患者もいますから
癒着というかリベートは普通のことです

  • 回答者:匿名 (質問から6時間後)
  • 0
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回答ありがとうございました。
お礼コメント

何故医師が知らせないかというのが質問の中身だったのですが。
有難うございました。

医師に聞くべきでしょう
その手の薬品を信用しない患者もいますから
癒着というかリベートは普通のことです

  • 回答者:匿名 (質問から6時間後)
  • 0
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回答ありがとうございました。
お礼コメント

「何故医師は教えてくれないのか・教えてくれなかったのか」という質問の趣旨から外れてしまっているようですが。

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