フランス語を学ばれている方、またフランス語圏に留学経験のある方にお伺いします。10年前、大学でフランス語を専攻していまし...(回答が古い順)|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

数年前、パリに留学していた者です。

私の場合、フランス語専攻ではなかったので、フランス語の勉強はラジオ講座か日仏学館への通学が中心でした。ラジオ講座は安上がりな割に語学力がついたな、という印象でしたが、フランス語を専攻されていたのなら、初級編は易し過ぎますよね・・・。テレビ講座ですと、ラジオより難易度が少し上がります。私も時々見ますが、フランス語が分かっているつもりでも、新たな発見があって勉強になることが多いですよ。最初は遠のいていたフランス語を思い出す感じで始められたらいかがでしょうか？

現地の語学学校ですが、フランス人はやたらアリアンスフランセーズを勧めていました。私の場合は研究留学だったのですが、同じ研究所にフランス国外から来ていた研究者も、アリアンスに通っていた人が多かったです(フランスだと、研究者だから英語でOKとはなかなかいかないようです)。あと、現地ではよくラジオを聴いていました。ラジオでフランス語に慣れるという学習法は、周りの留学生も、結構やっていました。日本でも、もし有線があるのでしたら、RFI(Radio France Internationale)の放送が聴けますよ。

どこの国に留学しても同じ状況なのかもしれませんが、やはり日本ほど安全な国はありません。私の場合、向こうでの生活で最も大変だったのが、安心して道を歩けないこと。ヨーロッパは命までは狙われないと言いますが、スリは日常茶飯事です。失った金額が大したことはなくても、精神的なダメージは大きいです。この辺りはしっかりと対策を練った方が良さそうです。

フランス語に関する苦労は・・・フランス人の書いたフランス語が読めないことでしょうか。私のオフィスの机には、しばしばフランス人の残したメモが置かれていたのですが、1行に1つは解読できない単語がありました(笑)。

どんな道を選ぶとしても、何かしらの障害はあるものです。留学して大変なことも多いですが、美しい街並みに思わず足が止まったり、傑作と言われる芸術作品にため息がでたり、カフェのテラスでコーヒーを飲みながら物思いに耽ったり、日本ではできない経験をしながら、その一瞬一瞬を楽しめたら幸せですよね。

Ayez un grand reve, beaucoup d'espoir et un peu de courage!

追伸
ボキャブラリーを増やす方法については、当初は新聞を読めとよく言われました。Le MondeとかLeberationとか。全部読んでいたら疲れてしまうので、興味のある話題のところだけでしたが。今ではネットでも見られますので、Yahoo! Franceなどと併せて利用されてみたらいかがでしょうか？
それと、意外に単語をよく憶えられたなと思ったのが作文です。まず和仏を引き、出てきた単語をまた仏和で調べ、ということを繰り返すので時間がかかるのですが、似た意味の単語との使い分けもわかるようになるので、良かったのでは？と思っています。また、読解は文法が曖昧でもある程度できてしまいますが、作文はそうはいきません。結構鍛えられますよ、動詞の活用なども。作文の内容はお好きなものを。苦痛にならなければ、日記をフランス語で書いてみるのもアリだと思います。

回答者：ちこ (質問から11時間後)
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この回答の満足度

とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

お忙しい中、追加の質問にも快く回答してくださって、本当にどうもありがとうございました★

Yahoo! France、早速チェックしてみます。
作文は、大学での授業以来まったく手をつけていない分野なので、ちこさんの回答は非常に参考になりました！確かに、時間はかかりますが、繰り返すことで力がつきそうですね。
昔、授業の時は、政治経済など興味のない話題の作文だったのでまるでやる気がありませんでしたが、自分の好きなテーマだったら頑張れそうです！

実体験を基にした貴重なご意見と的確な回答、本当にどうもありがとうございました★

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