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長男(小学校2年生)が、アスペルガー症候群と診断されています。
就学前は高機能自閉症でした。やはり小学校で、お友達とのトラブルが絶えません。

今日も、朝から喧嘩したり、友達の嫌がることをしたり(本人は自覚なし)、悩んでいます。
本人も苦しいらしく、特別支援学級や転校したいと言って、泣いたりします。
先生にも、いろんな支援具を作って届けたり、お話したりしていますが、どうしたらいいんでしょう。

今日は凹んで(自分自身も適応障害にかかってます)、泣けたりしました。
できれば、経験談、励ましのお言葉とかいただけるとありがたいです。
どうぞよろしくお願いします。

  • 質問者:tabiayu
  • 質問日時:2008-07-01 19:36:07
  • 1

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子供の同級生で発達障害の方がおられたり、自分自身が仕事でそういった子供さんと関わったことがあります。深く勉強しているわけではありませんが、思うことを書かせていただきます。

まず発達障害は誰のせいでもない、ということを知っていただきたいと思います。長老さんがお書きになっているとおり先天的なものなので、親さんやご本人が、何か失敗をしたというものではありません。ですからそのことでご自分を責めたりしてはいけません。

その上で、まず本人の将来のために何がしてあげられるかを考えればよいのだと思います。アスペルガーの方は相手の気持ちを酌むことが苦手です。とはいえ、障害を持っていない子供でも誰でも初めから相手の気持ちがわかるなんてことはありません。成長するにつれだんだん相手の気持ちがわかるようになってくるのです。発達障害というのは、その言葉の通り発達が遅れているということなので成長につれて改善されていくのが普通ですから、まずは焦らず、ありのままのお子様の姿を受け入れてあげるところから始まるのかなと思います。

きつく叱ったりすることは、かえって自分を受け入れてもらえないと本人が思い込み、自分を追い詰めて反社会的な行動に走ってしまうことになりかねません。もちろん他人に迷惑をかけたときは、謝罪するといったことも必要になるかもしれませんが、その場合も慌てず、ゆっくりと何がいけなかったのかを具体的に説明してわからせるといったことが必要だろうと思います。その上で、親としてあなたのことが本当に大好きで大切な子供なんだよ、と教えてあげることではないでしょうか。他の子供に比べればゆっくりとかも知れませんが、だんだん理解していけることと思います。

アスペルガーの子供さんは、物事へのこだわりを活かせば,将来素晴らしい可能性を開花させるかも知れません。まずは焦らないこと。焦って叱っても悪くなることはあっても良くなることはありません。成長に伴って,絶対によくなると信じてあげましょう。

また学校はどうしても限られた予算の中で運営されているわけですから、そのために特別な職員を配置するというのも限界があります。特別学級・学校(特殊支援とか設置者によって名称は異なりますが)は、ところによってはマンツーマンくらいの体制で指導してくれますので、こうした発達障害の子供さんにとっても、トレーニングによって状況を改善するには有利な選択肢だと思います。普通学級・学校へのこだわりは、学校からの十分なサポートも受けられず、周囲との人間関係を悪化させ、本人を追い詰めてしまう元になりがちです。発達障害の場合、障害が軽減すれば普通学級への復帰も十分期待できますので、早期にそういったところでトレーニングを始められた方がよいと思います。

  • 回答者:こかまきり (質問から1日後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

みなさん、長文のご回答、本当にありがとうございました。
一生にわたる障害ですので、療育センターでの集団セラピー、投薬、個別支援計画の作成、特別教育支援アシスタントの配置(ボランティア、ある程度の時給は出ます、が午前中だけだったり、マニュアルすらない、アシスタントも戸惑ってるって親の会で聞きました)など、いろいろ試してもらってますが、なかなか前に進まないのが現状です。親でもイラついて、ついパニックを起こさせてしまうこともしばしばです。

障害児学級(今は特別支援学級)は、いじめが始まったらお願いしてみようと思ってましたが、学期途中だし、うちの子の程度では入らせてもらえないような感じもします。通級指導教室は市内に5校ありますが、どこも一杯で、ことばの教室同様、親の送り迎えが必要となり、働いている身には負担です。ここから引っ越さない限り、普通学級で、できるだけの支援をしてもらうしかないのかな、と思ったりします。

せっかく迎えにきてくれていたお友達も、「嫌なことをされました」て、電話をかけてきてくれたので、もう、迎えは断りました。その子にも、負担がかかってただろうし、一人で行く方が落ち着くような気もします(学校、目の前です)。

本当は親が大らかに構えてないとフォローにならないですよね。なるべく先を考えすぎずに、そうしていきたいと思います。ありがとうございました。

大学で心理学専攻でした。

アスペルガー症候群や高機能自閉症は、共に発達障害の一種ですね。
お子さんの就学前後で病名が変わっているようですが、これは病気が変わったというわけではなくて、常に自閉症傾向とアスペルガー傾向が混ざり合っているような状態だと思いました。

発達障害は多分、注目されるようになってからまだ10年くらいしか経っていない病気だと思います。
障害への理解や周知徹底が不十分で、特別学級の対応は充実していても、普通学級では充分に対応しきれない現実もあるようです。
普通学級に「発達障害に対応できる教員を1人増員してほしい」と親が要望しても拒否されるケースもあると聞きました。

以前、いじめ被害から不登校になった経験を持つ20代から30代の大人を調査したところ、けっこう高い確率で発達障害を患っていたという結果が出たことがありました。
いじめられた本人も周囲も障害のことには一切気がついておらず、もし障害だと分かっていれば不幸な事態は防げたのではないかということでした。
お子さんの傷つき方がどれほどなのか分かりませんが、もしこのままだと一生ものの心の傷が残りそうならば、特別学級などを考えるのも有りだと思います。

それから、他の回答でA/Jさんが「家庭で習得すべき礼儀作法は矯正できる」と述べている点は、ぼくは少し違う意見を持っています。
「矯正できる」という言葉は「完全に治せる」というニュアンスに誤解されてしまう可能性があります。
しかし、発達障害は先天的なものなので、それに伴う問題行動も「不適切なしつけなどの生後環境によって作り出されたもの」ではありません。
なので、先天的な障害を生後のしつけによって改善しようという試みには限界があると思います。
言い聞かせることで問題行動の程度を少し抑えることはできるかもしれませんが、完全に問題行動を無くすことは無理だと考えます。
発達障害の親が最善の努力をすることはもちろんですが、教育現場の職員も発達障害児の限界を充分に分かった上でサポートしていこうという協力関係が必須なのだと思います。
A/Jさんも分かってくれると思うので書きますが、指導員の立場にある人の口から「耐え難い」という言葉が出てしまったのは、ぼくとしてはショックです。
A/Jさんがそう思ってしまったことなので、そのこと自体を否定することはできません。しかし、その表現はちょっと強すぎるというか、発達障害の本人や親たちの積極性を萎縮させてしまいかねない言葉だと思いました。
もしぼくならば、「耐え難い」ではなく「当惑する」くらいにソフトな表現を選んだと思います。

発達障害児の得意なものをみつけて、その才能を徹底的にのばしてしてみようというA/Jさんの主張にはぼくも賛成します。
自閉症傾向の人間は、こだわりがすごく強い一面があって、何か一つのことを気に入ると、ものすごい集中力でその世界に入り込んでいきますので。

  • 回答者:長老 (質問から24時間後)
  • 2
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参考になりました。回答ありがとうございました。

私の弟もアスペルガーです。今大学1年生です。
昔は学校でキレて大暴れして机を投げたり、パニックになって飛び降りようとしたりということもあったみたいです。

ある意味では、誰もその子のことを知らない新しい環境に身を置くのもある意味本人的にも楽みたいでひとつの方法なのかもしれません。
弟は一年間浪人して今年大学に無事入りました。まったく今までの彼を知らない環境に身を置いて、新しい自分で、新しい生活を今は楽しんでいるみたいでいまはとても楽しそうです。
しかしこの病気の子は自分の興味のあることに対しては思いもよらない力を発揮するという長所もあると思います。そこを目一杯ほめて伸ばしてあげるといいと思います。あとは周りの人が本人意思を尊重しむやみにくよくよしない。ほうっておくというのもこの病気と向き合っていく一つなのではないかと思います。

  • 回答者:チョコ (質問から3時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

おそらくはアスペルガーであろうと思われる後輩の挙動を見ていると
直接の指導員である私には耐え難いものがあるのですが・・・一定の距離
を保つことの出来る人たちとはわりかし仲良くやっているようです。

特に私は彼の言動のすべてを監視する立場にあり、彼の行動において
私の個人的な不愉快を覚える行動を列挙します。
・常に体を揺らす。
・極度の緊張のためかしかられている最中に股間をいじりだす
・発声が早く、明瞭でないため意思伝達が困難である、
・逆に聞き取りにおいても意図した内容を理解しない
・人間の顔を注視する
・手の洗い方が分からないようで、その動作に不衛生感を覚える
・食事のとき犬食いをする

どれもこれも家庭で習得すべき行儀作法なのでまだ幼いお子さんに
同様の症状があれば矯正することは可能かと思います。

逆に長所ですが
・空気を読めないため、延々と努力が出来る。
・マルチな視点が苦手な反面、集中力が高いのか物覚えが非常に良い
・理解力はともかくとして非常に素直である。

これらの要素が多分お子さんに当てはまるのであれば出来れば対人能力
を身につけさせたいとお考えでしょうが、同時に、逆に長所を活かして
「相手からお子さんへのアプローチが必要になるだけの能力を付与する」
ということも考えたほうがよいかもしれません。
また、おかぴーさんの指摘されるように「アーティスト」としての
素養を磨くというのもよいかもしれません。

あまり参考にならないかもしれませんが、お子さんが社会に出るまで
まだまだ時間があります。彼のよいところをめいいっぱい伸ばして
差し上げてください。

  • 回答者:A/J (質問から2時間後)
  • 2
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参考になりました。回答ありがとうございました。

姪がアスペルガー症候群です。今は中学3年ですが殆ど学校には行っておらず、特別な教室や市でやっている教室、専門の家庭教師に面倒を見てもらっています。
 一番辛いのは本人でしょうが、親も相当の心労で姪の母(私の妹)もうつ病になりました。アスペルガー症候群といっても個人差があると思います。私の姪は人の気持ちを雰囲気から察したり、他人の中に入っていくのが怖かったりすることが長い症状としてあります。アスペルガー症候群と診断されたのは小学校4年くらいだったと思います。
 他人の気持ちを察しることが出来ないことについては本人も自覚があり、心理的な距離の比較的近い人には告白して理解を得ているようです。他人の中には無理して入っていかないことで必要以上の苦しみを味あわせないようにしています。その間、周りの支援や医者に掛かることによって姪の母のうつ病は半年程度で直りましたが、心労がかかっていることにかわりはありません。本人曰くあまり遠い未来を考えず、今日明日にできることを考えるようにしているとのことです。
 アスペルガー症候群の特徴として、ある特別なことに異常なまでの興味や才能があったりすることがあります。姪の場合は漢字を一目見ただけで覚えてしまうとか、音楽に対して一度聞いた音楽(特に好きなのはオーケストラです)を隅々まで覚えているとかです。(他の事はかわいそうなぐらいダメです。)ダスティンホフマンのレインマンと共通する感じがあります。
 アスペルガー症候群でありながらも、その特異さを上手く活用して成功されている方もいます。あなたのお子さんにどのような特殊能力を持っているか、それがどれほど社会に求められているか、まだ、分かりません。でも、とりあえずは普通に生活できることに一生懸命になってください。そして、幸運にももあなたのお子さんの能力が開花するような状況になったら、思いっきりその幸せを味わってください。
 小学2年でアスペルガー症候群と診断されたのは本人にとっては不幸中の幸いです。中には高校生ぐらいまでずっと苦しみ続けて、ようやく自分が病気であることを知り、自分の位置を確認し、それからスタートをする方もいらっしゃいます。
 特別支援学級は良いかも知れません。単に転校することには良いことが見つけられません。正しい支援が必要です。ぜひ、そういったことに積極的な学校や施設、団体を利用できる範囲の地域で探して利用してください。
 心配しても変わらないものは変わりません。無理なく出来ることをひとつひとつやってください。余計な期待はせず、無事でいることに感謝してください。あなたが楽になることで、冷静に子供を見守ることが出来ると思います。

  • 回答者:むねひら (質問から2時間後)
  • 3
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参考になりました。回答ありがとうございました。

アスペルガーに関してはなかなか診断も難しいと聞いてます。本当にそういう診断がなされたのかどうかわかりませんが、事実でも親御さんがおおらかな目で見てあげてください。
ADHD(多動)の友人がいます。ブログ仲間なんですが、ウツの症状も抱え、それ以外にもいっぱいびっくりするぐらいに多くの心の病を抱えてます。仕事も出来ないまま毎日を過ごされてます。実際に逢いに行きましたがそれでも一生懸命に生きておられます。頭は良いし、お話しても楽しいし、障害ということを、いまある姿を、楽しんでおられます。苦しみを楽しみに変える、なかなか出来ることではありませんね。でも乙武君だってあの笑顔を見たらいつも感心します。きっと彼なんてもっともっと言うに言えない苦しいことがいっぱいあると思うんですよ。

アスペルガーなら、多くの現役のアーチストでもその症状を持ってる方がいらっしゃいますよね。
今の世の中、障害者には決していい世の中だとは思いません。でも悪いことばかりでもないでしょうし、良い事探しをすればきっと見つかるはずですよ。うん。
苦しい、今の節からきっと良い芽がでてきますよ。
泣きたい時は泣いて、でもその次には笑顔で接していけるようにほんの少しでも努力されればと、思います。

もう頑張っておられますよね。だから頑張ってなんて言葉はかけませんよ。

  • 回答者:おかぴー (質問から34分後)
  • 4
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参考になりました。回答ありがとうございました。

正直周りにそういう方がいないのでご苦労を察することができないのですが・・・。
光とともに、という漫画を最近読みました。自閉症の少年、光くんが成長していくお話です。私のような経験がないものでも知識として吸収することができました。ぜひ読んでみてください。

  • 回答者:とろみ (質問から4分後)
  • 0
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参考になりました。回答ありがとうございました。

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