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発達障害(ADHD)の診断がある場合、障害者手帳の交付を受けることは可能でしょうか?

  • 質問者:alice
  • 質問日時:2008-07-09 07:11:28
  • 1

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自治体(都道府県)によって差異があります。
基本的には、日本の障害者福祉行政は、手帳での対応が中心で、手帳がなくても使えるサービスというのはごく少数なのですが、発達障害はその狭間でもれてしまっているものだといえます。

基本的に、手帳で対応する場合、身体障害が重複していない限りは、療育手帳(知的障害者の手帳:東京都では愛の手帳という)もしくは精神障害者保健福祉手帳のいずれかが該当するのですが、自治体によって、発達障害のある人にそのどちらを交付するのかということは差があります。

元々、療育手帳については、IQ75以下の、知的障害のある人のためのものであり、発達障害がある場合については、例えば、広汎性発達障害がある、などの場合、IQが80程度などであっても、『生活上の困難が大きい』などのことから、割引して交付されています。(元々、療育手帳の交付の基準は、①低い知的機能:IQ75以下、と、②生活上の困難、の、両方が満たされている場合ということに、一応なっているので)

それについて、もっと拡大解釈しているのが、発達障害について療育手帳で対応している都道府県で、たとえば、兵庫県などでは、IQが100を少し超えるくらいであっても、アスペルガー障害の人に療育手帳が交付された、などときいています。一方で、大阪府などの多くの自治体では、療育手帳ではなく、精神障害者保健福祉手帳で対応しているようです。

これらについて、それじゃどうなるんだ?といえるのは、IQがとても高い、例えばIQ120を超える、あるいは130や140というような発達障害者の場合、それでも療育手帳で対応してもらえるのか?(療育手帳で対応している自治体の場合)ということです。実際にどうなっているのか、私も知りたいのですが、まだ知りません。

そういったような状況で、お尋ねのことについてですが、まず、診断そのものだけでは、手帳の取得は難しいといえるかもしれません。ご本人なのか、ご家族なのか、そのあたりはわかりませんが、まず①知的機能の状態、それから②生活上の困難度、③お住まいの自治体、というところで、状況が違ってきます。
まず、知的機能が、IQ75以下であったり、あるいはボーダー域といわれるIQ75~85くらいである場合は、自治体がどこであっても、療育手帳の取得が可能かもしれません。
それから、生活上の困難度が小さい場合は、診断が何であっても、基本的には手帳の取得は難しいと思います。
そして、お住まいの自治体がどこであるかによって、『知的機能は普通域だけれども生活上の困難が大きい』という場合について、何手帳で対応してくれるかというところが変わってくると思います。どの程度で手帳を出してくれるか、ということも、自治体間で差が大きいのが現状です。

  • 回答者:ケースワーカー (質問から4日後)
  • 2
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

なかなか難しそうです。
ADHDがあるから、という理由だけでは取得はできないようです。


障害者手帳の取得法については、ここに解説があります。
http://ww6.enjoy.ne.jp/~washu-maru/info_faq/techou.html

  • 回答者:ライチ (質問から8時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

ADHDのレベルで違うと思います。
IQが70以下とか色々な基準があると思います。
障害者と言うのは、精神ですか?知的障害でしょうか?
それにより違います。
現実なかなか認められるのは難しいと思います。
役所の福祉関係か子供なら児童相談所か保健センターに相談するか発達障害を判断できる小児精神科か小児科医に相談して下さい。
ただの、ADHDでは手帳は難しいと思います。

  • 回答者:ACまま (質問から23分後)
  • 1
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

発達障がいがあるというだけでは、今現在、愛の手帳(療育手帳)・精神障がい者保健福祉手帳のいずれも発行されるのは難しい状態です。

たとえば、ADHDに起因する、あるいは併発する病気を持っていて、看護の必要がある場合は、手帳が発行される機会が増えます。

わが子の例で申し上げれば、長女はLD(学習障がい)のうち、特に計算障がいがひどく、1000円持って、買い物に行って、ちゃんとおつりを受け取ることが難しい状態なのですが、これだけでは、手帳の発行は難しいと言われました。
しかしながら、彼女の場合、昼間遺尿(昼間のおもらし)があること(最近は随分良くはなってきているのですが)、計算障がい(LD)があることで、ADHDの症状とかぶっているところがあること、空間把握が苦手で、電車やバスの乗り換えを一人でできないことが、成長するごとに分かってきて、今現在愛の手帳を申請できるようになりました。
まだ審査中なので、はっきりと発行されるかどうかはわかりませんが。

私の知り合いの方も、お子様がADHDで、かつ場所を選ばず、突然叫びだすという症状があることで、医師から2つの診断書が取れて、愛の手帳の申請が可能になりました。

aliceさんのご家族の方の、今現在の症状によって、手帳発行の対象になるかどうか、見極められる必要があるかと思います。

それぞれの手帳について、詳細が分かるサイトを紹介いたしますので、ご参照ください。

愛の手帳(療育手帳)
http://www.eft.gr.jp/resourcebk2003/services/techou.htm

下記は東京都保健福祉局のものですが、内容が分かりやすいので、参考まで
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shinsho/faq/techo_qa/qa/index.html

精神障がい者保健福祉手帳
http://www.city.osaka.jp/kenkoufukushi/kokoro/techo/techo01.html

  • 回答者:paccho (質問から6日後)
  • 3
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参考になりました。回答ありがとうございました。

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