カウンセラーに通ったことがある人に質問です。どのようなことをしたのか教えてください。症状は改善しましたか？出来れば料金な...(満足度の高い順)|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

私は通ったものではなくて大学で心理学専攻だった者なんですが、いいですか？

カウンセラーは基本的に「話の聞き役」みたいなものです。
もしあなたが、カウンセラーから問題解決の秘訣とかアドバイスをもらいたいと思っているなら、カウンセリングは多分期待はずれに終わるでしょう。
カウンセラーは医師とは違うので、「こうすれば治りますよ」といったはっきりした指示はくれません。
むしろ、指示はなるべく出さないようにというのが全てのカウンセラーに共通の姿勢です。
相談者は、カウンセリングに行く前からすでに「悩み」という悪い気持ちを体内に抱えています。カウンセリングとは、その悪い気持ちをひたすらカウンセラーに向かって吐き出して気軽になるための場だと心得てください。
「カウンセラーが相談者に向けて、いい気持ちを与える場」ではなくて「相談者がカウンセラーに向けて、悪い気持ちを吐き出す場」ということです。
カウンセリングは決して魔法や手品ではないので、やはり粘り強く長い期間続ける必要があるケースもあります。最初からそういう心構えを作った上でカウンセリングを始める相談者は、うまくいく確率も高まると思います。

カウンセリングの値段ですが、基本的に保険が効きません。
精神科医は国家資格なので国の保険制度が適用されます。精神科医が行なう行為は「カウンセリング」ではなくて「治療」に分類されます。
一方、臨床心理士は民間の資格なので国の保険制度が適用されません。臨床心理士が行なう行為が「心理カウンセリング」なのであって、医師の治療とは呼び方が区別されます。
残念ながら、心理カウンセリングは１時間で数千円の料金がかかってしまうと思います。
料金の高さが相談者をすぐに離れさせてしまう要因になっているので、私もこれは改善しなければいけない課題だと思っています。

===補足===
下の方々が「保険が効いた」と書いているのは、たぶん臨床心理士が相手をしてくれたケースではなくて、精神科医が相手をしてくれたケースだと思います。
まあ、確かに一般の人にとって「医師」と「臨床心理士」の違いは紛らわしいものです。ほとんど両者を同じだと勘違いしている人もいます。これは臨床心理士の認知度がまだ低いためで、混同してしまうのも無理が無いことだと思います。
先ほども述べたとおり、臨床心理士に話を聞いてもらった場合には法律で保険適用できないことがはっきり決まっていますから、「保険が効いた」ということはありえません。
私が上記で書いたのは、あくまで「医師」ではなく「臨床心理士」のケースです。
しかし、もちろん私は精神科医にじっくり話を聞いてもらうことも否定はしません。精神科医は基本的に患者の悩みまでは深く聞かないものですが、中には良心的な医師もいて、「聞き役」の手法を診察に積極的に取り入れている人もいます。

回答者：匿名 (質問から16時間後)
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