すべてのカテゴリ » 知識・教養・学問 » 知識・学問 » 経済・産業

質問

終了

「電磁鋼板」とはどういうものですか?解りやすく教えてください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2010-05-15 00:04:15
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ご回答有難うございました。
質問から30分経過し、十分納得のいく回答も頂きましたし、後続の回答も途切れたようなので終了とさせて頂きました。
有難うございました。
またのご回答お待ちしています。
お休みなさい。

鉄やコバルト、ニッケルなど磁力線を通しやすい物質、いわゆる強磁性体のなかで、
コスト面で有利な鉄にケイ素(シリコーン)を加える、結晶方位のそろい方や磁区の幅をコントロールするなど手を加えることで、磁気的な性質を改良した鉄板電磁鋼板です。
ケイ素が含まれているところから従来は、珪素鋼板と称されていましたが現在、ケイ素を含まないものも登場しているため、電磁鋼板と呼ばれています。
http://kuretake-denko.co.jp/pages/1_Benkyo.html

===補足===
鉄損値、磁束密度、透磁率などの磁気特有の優れたけい素鋼板、低炭素鋼板及び純鉄の鋼帯又は鋼板の総称です。
電磁鋼板と電磁鋼について詳しくはこちらに
http://www.weblio.jp/content/%E9%9B%BB%E7%A3%81%E9%8B%BC%E6%9D%BF

  • 回答者:匿名 (質問から3分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

並び替え:

主に、発電所の発電機、変電所の変圧器、モーターの鉄芯に使われています。
近年ではモーターの鉄芯用が、ハイブリッドカーに搭載されるようになっています。
そして、ハイブリッドカーの性能を左右する重要な部品の一つとなっています。

電磁鋼は鉄にケイ素を添加することによって製造できますが、ケイ素添加量が増すごとに、鉄損(磁化したときに鉄が消費するエネルギー)が低下します。
しかし、ケイ素を添加しすぎると、鋼が割れやすくなります。
実用的な電磁鋼のケイ素添加量は約4%ぐらいまでです。
しかしこのケイ素添加量や添加工程、またケイ素を使わない電磁鋼もある為にこれらの製造ノウハウは各鉄鋼メーカーが独自に持っており内容は社外秘扱いとなっています。
製鉄所によっては機密保持の為従業員であっても電磁鋼生産ラインに立ち入る際、製鉄所の入構許可証と別に生産ラインの入構許可証がないと入れないところもあります。
よって具体的な添加量や製造法は各メーカーにより異なり公表もされていません。
上記の添加量は参考までにとどめておく必要があります。

構造鉄鋼に求められる一般的な性質は、『強度』・『耐食性』・『加工性』などです。
しかし、電磁鋼に求められる性質は、『低い鉄損』である。この意味で、電磁鋼は特殊な鋼と言えます。

  • 回答者:匿名希望 (質問から8分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ

一覧を見る