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Windows7について。
XPモード?というのがあって、OSをXPにする??というようなのがあるそうなのですが、詳しく分かりやすい説明で教えて下さい。
XPまでの対応ソフトなどを利用したいのですが使えるのでしょうか。

すみませんが、回答は専門的に分かる方のみお願いします。

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2010-07-19 16:26:01
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

思っていたよりも、ものすごく難しいことなんですね(汗)
ちょっと頭がぐるぐるしてますが、
まず、7でもXPが使えるようにしたい場合は、まずそれに対応したPCを買わないと、7のどれでもがXPにできるというわけじゃないということですよね。
お気に入りに入れてじっくり何度も読み返すことにします。
回答ありがとうございました。

XPモードが利用出来るのは
Windows7のProfessional、Ultimate、Enterpriseの3バージョンになります。
そしてXPモードと言うのはホストとなるWindows7上に仮想的にコンピュータを作り
そのゲストとなるOSがXpProfessionalと言う事になります。
仮想化機能なのでOSをXPにすると言うよりは
Windows7と同時にXpも使用出来る事になります。
このXPモードは上記Windows7ユーザーなら
XPのライセンスとインストールディスクが無くても
無料で仮想化機能が利用出来る事になります。

ただしこれは仮想化機能を利用するので
WindowsVistaBusiness以上やWindows7HomePremiumでも
仮想化ソフトをインストールし有効なXPのライセンスとインストールディスクが有れば
似た様な機能を持たす事が可能です。
又仮想化機能を利用する訳ですからゲストに使用するOSは
XPに限らずVistaでも有効なライセンスとインストールディスクが有れば可能になります。

仮想化機能を利用する時に重要なのは
CPUが仮想化機能に対応している必要があります。
しかしXPモードに於いてはこの制限が無くなりました。
その代わりCPUに仮想化機能があるPCよりもパフォーマンスが落ちる事になります。
CPUが仮想化機能に対応しているのであればBIOSにて有効にする事になります。

仮想とは言え基本的にはOSがXPになるので
XPに対応するソフトがほぼ全て使える事になりますが
3Dアクセラレーションに対応していないので
3Dゲームの様な3Dグラフィックを使用するソフトは動作しない事になります。
又、動画再生にもかなりCPUに負荷が掛かる事になり使用には適しません。
パフォーマンス的にもWindows7で使用するより落ちる事になり
マイクロソフトは互換モードで使用出来るソフトに関しては互換モードの使用を勧めており
あくまで補助的な機能で
XP対応ソフト利用の最後の手段にする機能としてXPモードを考えています。

XPモードは既にWindows7に組み込まれている訳ではなく利用者が必要に応じて
OSとなるWindows XP Modeと仮想化ソフトのWindowsVirtualPCをダウンロードし
インストールする必要があります。

HomePremiumに対応していない様に
一般のPCユーザーの使用はあまり考えていません。
例えば業務用ソフトでXP用に開発し
OSが新しく変わっても直ぐにソフトが変更出来ない様な状況でも
新しいOSを導入して貰う事を考えて設けられた機能として考えて欲しいと思います。

Windows7の代わりにXPを使用する方法では
ダウングレード権の利用と言う方法があります。
やはりWindows7Professional以上になりますが
これはXpProfessionalの利用者のインストールディスク所有者限定で
Windows7ではなくXPにダウングレードして使用する方法です。
この場合同時にWindows7は使用出来ません。
XPの販売が終了していますから現時点で販売されているXP搭載のPCは
このダウングレード権を利用しており
XpProfessionalのインストールディスクも付属する事になります。
本来はOS発売後半年間しか行使する権利が無かったのですが
マイクロソフトの方が延長措置を取り
Windows7のライフサイクルまで継続される事になりました。

===補足===
少し画面的な説明の補足を書いておきます。
まずWindows7を起動させます。
モニタにWindows7のデスクトップ画面が表示されます。
そこからXPモードを起動させると
Windows7のデスクトップ画面内にXPのデスクトップ画面が表示されます。
(XPのデスクトップ画面を全画面表示にする事は可能です。)
そのXPのデスクトップ画面内でXPとしてPCの操作が可能になります。
アップリケーションソフトのインストールもそのXP画面内で行われる事になります。
インストールしたプログラムはWindows7の「すべてのプラグラム」の中にある
XPモード専用のプログラム欄にも表示されますが
そこから起動させてもWindows7が直接動作させるのではなく一旦XPモードを起動し
その状態の中でXPモードにインストールしたプログラムが動作する事になります。

XPモードで表示されるドライブ自体が仮想的な物になり
XPモードで扱った保存したいファイルはWindows7に表示されている物理HDD内の
フォルダに転送しておく必要があります。
データのやり取りを行う場合どちらかと言うと
ネットワーク接続したXPの共有パソコンに近くなります。

この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

詳しい補足ありがとうございました。

並び替え:

いわゆる仮想環境というのでWindows7の上でWindowsXPを動かします。
仮想環境ソフトのVirtualPCをWindows7に埋め込んだようなもの。
通常仮想環境を使う場合は、別途使うOSを自分で用意(購入)する必要があります(ライセンスの問題)が、XPモードの場合はライセンスも用意されるので購入しなくて済みます。
Windows7のXPモードの場合は、パソコンのCPUが仮想化支援機能搭載のものでなければ使えません。Intel製CPUだとCore2DuoとかCore-iシリーズとかが対応してます。
あと、Windows7が出た当初はProかUltimateでなけてば使えないということでしたが、どのエディションでも使えるようにするとかアナウンスがあったような気がしますがどうなったんだろうか?

  • 回答者:匿名希望 (質問から3時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

詳しく説明すると、長文になってしまうので、
http://ascii.jp/elem/000/000/418/418352/
http://it.nikkei.co.jp/pc/news/index.aspx?n=MMITib000009112009
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/30/news083.html
http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/dd920318.aspx
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20100319/1023745/
の辺りを参考にしてみて下さい。

要点は、
仮想化技術を使って、ホストOS(Windows7)上に、仮想マシンとしてのゲストOS(WindowsXP)を構築しているもので、
XP モードの場合、WindowsXP のライセンスが無くても、Windows7 のライセンスだけで使用可能である。
但し、Windows7 の対応エディションは、Professional 以上である。

また、当初のXPモードは、CPUが仮想化技術(「Intel VT」「AMD-V」)に対応している事や
BIOSも対応している必要があったが、最近では、その制約が緩和され、Win7 Professional 以上の
ほとんどのパソコンで、XPモードが利用できる。
但し、CPUが仮想化技術に対応していなければ、ソフトエミュレートされるので、
パフォーマンスの低下は否めない。

WinXP対応のアプリケーションについては、必ずしも、XPモード上で動作するとは限らず、
特に、周辺機器の多くは動かない事が多く、Direct 3D を使用しているゲームなども
動かないと思ったほうが良い。(実際に、試さないとわからない)
基本的には、企業ユーザー向けのアプリケーションを WinXP ⇒ Win7 へ移行してもらう為に
用意された救済措置と考えておけば悪くない。

という感じです。

  • 回答者:匿名 (質問から3時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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