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 投資は、リスク分散のため、分散投資が基本中の基本だそうですが、リーマンブラザーズのようなプロ中のプロの機関投資家が、どうしてサブプライム問題のような一つの問題が起きただけで、倒産してしまうような集中投資をしてしまっていたのでしょうか?

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2008-09-20 07:37:40
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集中投資していないでしょう。

サブプライム問題でも、当初は儲けていました。

さらに、機関投資家=【期間】投資家なのです。

負の連鎖の為金融市場ほとんどが・・・ドミノ倒しで。

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参考になりました。回答ありがとうございました。

日本のバブルではオフバランス(簿外)の「保証」が浮き彫りになりましたが、サブプライムでは「公共性」ではないかと思います。
くだんの住宅金融会社は「公的」機関とされていましたが、日本の場合と違い政府の「保証」までは付いていませんでした。
日本の年金や銀行も同様ですが、大量の資金を安心して運用できる先として選択した根拠に「公的」というレッテルを利用したのでしょう。それだけお金が余っていた(優良な投資先が乏しかった)ともいえます。
結果だけで原則をないがしろにしてリスク分散(回避)をしなかったとはいえないと思います。
しかし、これからオフバランスのデリバティブ取引の膨大な負債が表面化しそうで、バブルのころの日本を思い出します。

  • 回答者:あわおどり (質問から3日後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

山一證券が破たんした時の事です。①社員の多くは、破綻するとは思わず、自分の会社の株を株価支えるため、株を購入していました。②他方、危ないと感じていた者の上層部に一部の人間は自社株売りまくっていました。③記者会見で涙ながらに社員をかばった社長は、裏の負債が有る事を社長になって知りました。リーマン破産の直前、リーマンより上位に会社の3年物で年利3%超えのサムライ債購入の検討依頼が有りましたが、止めました。都市銀行なんて、銀行じゃないと云っていた日本興業銀行は、バブルの終焉時に手を出し、収穫少なく、不良債権を抱え過ぎ、みずほの一員となりました。リスク分散と云っても難しいと思います。

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参考になりました。回答ありがとうございました。

歴史は古いが業績は今一歩。
業界1位を目指し焦ったのでしょう。

  • 回答者:お助けマン (質問から15時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

あくまで私見ですが、2つ問題があると思います。

1. そもそも分散投資によるリスクの軽減というのはあくまでも概念上の話ですので、本当のリスクやリターンを正確に計測できるわけではないと思います。 結局のところ、リターンを得ようとすれば予測に基づくリスクをとらざるを得ません。 例えば不動産担保の証券でも不動産価格が予想以上に下がれば担保の意味がありません。

2. 2つめは、どなたかのご指摘通り、運用者も経営者も単年度の業績で評価されるますし、自分のお金を運用しているわけではないので、その場儲かればよい(又は、儲からないとだめ)という姿勢で働いていますので、倒産のことなど頭にないと思います(転職もしやすいですし)。 もう1つ、銀行と違って、証券会社や投資銀行の、会社全体としてのリスクに対する姿勢や意識というのがとても低い、というのは事実だと思います。 ある意味、リスク管理などは仕事の邪魔以外のなにものでもない。


ご質問、仰る通りだと思います。 この質問をそのままリーマンの経営陣に投げかけてみたいです。 まあ、アメリカの話ですし、税金も使われなかったので、私的には、たんなる経営の失敗による倒産ということで納得しております。

  • 回答者:かのこ (質問から6時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

集中投資をしていたから破綻したのでもなく、分散投資が安全というものでもないと思います。今回の件でも分かるとおり、分散投資をしてもなにもかもが暴落するということも稀にはありますし、リスクヘッジの為の手段も講じているのに、それそのものが逆に自らの首を絞める結果となってしまったのは今の金融システムの問題でもあります。

プロの投資家である以上は常にベンチマーク以上の成績が求められている訳であり、それ以上のリターンを得ようとすればリスクの高い商品にも投資しなければなりません。その一つが証券化商品ですが、某国の事故米の流通のように元の債権が何の債権なのか訳が分からなくすることで世界中に中身不明の商品を散蒔いてしまった事に原因の一つがあります。マネーは少しでも有利な投資先を求めているのです。

更に結果としては、アメリカの資本市場が負のスパイラルを生みやすい構造になっていることも負の連鎖を加速度的に進めたように思います。

金融市場は金儲けが上手い者だけが生き残れるのです。
一言で言うとマネーの過剰流動性が生んだ結末ということでしょう。

  • 回答者:Sooda! くん (質問から2時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

>サブプライム問題のような一つの問題が起きただけで、倒産してしまうような集中投資

実際、どの程度集中投資していたか詳しい事情は分からないのですが、リーマンの損失はサブプライム問題そのものの損失が致命傷になったようではないようです。そればかりか、つい最近まで、リーマンはこの厳しい状況の中、利益を確保していたのも事実です。

サブプライムで出た損失の回避のためにデリバティヴでその損失をヘッジしようとしたのにも関わらず、そのヘッジそのものに保険がなかったことが大きな損失を被ったことになったのだと思います。要するにヘッジを保険としてではなく、ヘッジで大きな儲けにつなげようと思ったのではないか?そんな気もします。

で、投資の基本ですが、積極運用する場合は、分散投資などしていては大きな利益は得られない可能性もあります。投資で大きく損をしない基本は、分散投資ですが、投資で大きく儲ける基本は、選択と集中です。機関投資家とはいえ、儲けることが迫られるリーマンにとっては、そうした誘惑に逆らえなかったということではないでしょうか?リーマンはそれをデリバティヴでやろうとして、想定変動を超えた動きを相場がしてしまい、どうにもならなくなったということではないでしょうか?

ちなみに、救済されたAIGもリーマンとよく似た事例だったようです。

最後に、投資の基本は分散投資というより資金管理だと思います。リーマンは最悪を考えて資金管理をしっかりせず、勝ち続けていたのも禍して最も危険なデリバティヴの一発勝負に出てしまったということではないでしょうか?

  • 回答者:知識人 (質問から59分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

やはり サブプライム問題で 体力が落ちていたところに
このところの金融不安で 色々な投資対象商品が目減りしてきて
更に投資資金を借り入れたり 集めたりができなくなったりで
厳しくなっていって 倒産という事になったのだと思いますが・・・。

このところの金融不安で投資家心理が不安になり
資金を引き上げたりもあって
やはり 厳しいものがあったのだと思います。

参考になればと思います。

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参考になりました。回答ありがとうございました。

リーマンは証券4位でしたから、もっと上位をめざすために高いリスクを取ったのでしょうね。
もっとも、当座の利益さえ出れば重役には多額の(一生遊んで暮らせるくらいの)ボーナスが
でますので、先のことは全く考えていなかったのかもしれません。

  • 回答者:respondent (質問から30分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

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