私も子供が中学生になったとき、とても悩みました。
携帯なんて生意気な贅沢だという考えと、悪いサイトと接触するのでは?という不安からでした。
それで、長男が中学へ行く時買わず、持たせなかったのですが、クラスの半分が持っていました。
まだこのときは良かったんです。
しかし次男の時も上と差別はいけないと思い持たせなかったんですが
なんと、クラスで持っていない子はうちの子だけでした。
困ったのが、サッカー部にいたのですが、試合の場所などを伝えるための連絡網を無視して便利な携帯メールでするようになりだしたのです。
うちの子は、小柄で友だちには「かわいいやつ」という存在でしたので、「小さい子扱い」で結構なんでもOKだったので、みんなが次男に電話で言ってくれていたので問題がなかったので無事でしたが気は使いました。(本人はのんきでした)
もっと怖いのが、実はうちの兄も、子供が高校生になったときに携帯をはじめて持たせたんですが
悲しい事件が起きました。
携帯も持ってないんだ、マジメ・・・・ダサ。。。。
こういう非難でイジメにあっていたのを知りはじめて持たせたということでしたが
携帯を持ち始めてうれしくて勉強をしなくなったのです。
欲求をそこまで我慢させることに意味があったのか・・と兄は未だに後悔しています。
その事件とは、携帯をとても大事にしていて持つことを喜んでいたウブ過ぎる進学校の高校生の甥にとっては、よほど大事だったのでしょう・・・
ある日、成績が悪くなりだしたことに怒った兄が携帯を学校へ持っていくなと叱り、そのまま素直に置いて登校したその日甥は帰ってきませんでした。
マジメでクラッシックピアノと勉強が大好きな甥は、音楽室で自殺していました。
「みんな持ってるのに」これだけの走り書きが残されていました。
なんでも周りと同じも良くないです。
お金の無駄遣いも、悪い影響もあるといえばあるけれど、あまりにも周りからかけ離れた正しさなどを強いれば何かの歪みがでてくるのだと思います。
遅すぎるまで我慢したことで、みんなは慣れていることに異常な興味を持ったための事故だったと思います。
それまでの教育がどうだとかは別にして、やはり、ある程度周りの雰囲気とあわせた環境でいさせてやるべきだと思いました。
周りの雰囲気はどうか見てみて、ほとんどの子が持ってるなら持たせてやっても良いのではないかと思います。
お金の無駄遣いは調整できます。悪いサイトも制限できます。
携帯の会社で制限もできるのでプランを考えると問題は起きてきにくいと思います。
欲求不満のあとで持たせることのほうが怖いかなと。
勉強もお金も全ては命あっての問題ですよね。
ここまでの惨事も珍しいですが、二度無いともいえないし、私はこの悲しい事件でかなり子供へ接し方が変りました。