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質問

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私の家は日蓮宗です、本家は名古屋ですが両親と兄は既に他界し、名古屋のお寺のお墓に入っています。
兄は40代(27年前)で他界し母は3年前に亡くなりました。母は私たち家族と生活を共にしてきました、母が亡くなる前までは母が名古屋のお寺さんの方へ維持費を払っていました。現在は私が名古屋のお寺さんへ維持費を払い込んでいます。
私は現在北陸に住んでおり北陸のお寺の檀家となっています。北陸のお寺さんにも維持費を払い込んでいますが、これからもいつまで両方のお寺さんへ維持費を払い込むのでしょうか?
(兄の嫁さんや子供たちは名古屋の方に住んで居ます)

  • 質問者:yuuseijinn
  • 質問日時:2009-04-24 14:14:10
  • 0

慣習と法律が混在する話なので、一般論で申し上げます。

まず、名古屋のお墓(お寺の墓地)の名義人は誰なのでしょうか。お墓を建立した方、あるいは墓守を指名されている方です。わからなければ、お寺に確認することもできます。
お墓の権利は永代使用権として権利の承継が認められていますが、権利者が死亡した場合はその権利者が生前に指名した人が承継人になります。この権利(資産)は法律的には相続財産ではなく『祭祀財産』と言って、自由に誰にするか決めることができます。
質問者さんの相談では、父上が納骨されているところからすると父上以前から存在する御墓と想定されますが、とすると、通常ですと父上の長男(質問者さんのお兄さん)の息子さん達が承継されるべきが妥当なはずです。
ただし、長男が母上より先に他界されたため母上が遠方からお寺にお支払いをされていたのだと思います。

ここは、長男の息子さん達(長男・・質問者さんの兄上で当該墓地に納骨されている)と話し合いを持たれ、この墓守は、息子さん達にあることを説明されたらいかがでしょうか。
息子さん達は自分の父親が納骨されているので承継人として直系の立場にあるからです。
質問者さんは分家の立場であり、自らの菩提寺もあるのですから、亡くなった兄上の子供たちにお話しされるべきです。
ただし、兄上の死後、お連れ奥様が再婚しているなどの状況があって、家系を複雑にしている場合などはさらに慎重に考えられるべきです。

お寺は永代使用料を払ってくれれば、ある意味誰でもいいので、今まで何も言ってこないのだと思いますが、きちんと承継人を決めて届け出ておくことが肝要です。

承継人とはご先祖の墓守を行い、自らも黄泉の国に渡りし時にそのお墓に眠る人のことであり、兄上の残された家族(奥さまや子供たち)たちの状況や立場を斟酌され解決されることを願っています。

  • 回答者:お坊 (質問から3時間後)
  • 2
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

早速の御回答有難うございます。
大変詳しく説明していただき誠に有難うございます。
説明の内容を私共の親族等の状況などと照らし合わせ、長兄の家族とも相談しながら対処したいと思っています、有難うございました。

並び替え:

自分のお寺さんにまず相談して下さい。
そうすれば、ちゃんと繋がっているので、名古屋のお寺の方とも話は付きます。
自分の住んでいる北陸に纏める事も可能w@r>
親戚の都合で名古屋の方も残すって言うのなら、この質問は無いと思いますので、北陸の今、自分が檀家となっている、お寺さんの方に纏められたらと。。。

  • 回答者:とむ (質問から6時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ご親切なご回答有難うございます。
回答内容を参考に一度お寺さんとも相談してみたいと思います。

私はとあるお寺の住職をしています。
北陸のお寺さんと今お付き合いがあるのなら、まず悩みは、そこのご住職に何気なく気軽に相談されることをお勧めします。
それでもダメなようなら専門家にお願いするようにしたらいかがでしょうか。
こんなことお寺さんにお話しするのは失礼かと思い、お話しにならないで後でもめるケースが多いと思います。
お寺は何でも悩み相談室です。

  • 回答者:のぶやま (質問から5時間後)
  • 0
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参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ご回答頂き誠に有難うございます、一番の悩みはお寺さんとの付き合いは長く続きますので、お寺さんへの身上を害さないようにと考えての事です。
ご意見を参考に最良の方法を考えたいと思います。

兄の子供に引き継ぐのが筋ですが、嫌だといったら寺に永代供養料を納めて終わりにする方法があります。

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やや参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

早速のご回答有難うございます。
回答内容を参考に親族で話し合い最良の方法を選択したいと思います。

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