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質問

終了

労働組合をお持ちの会社にいる方で、法律的なことにも詳しい方、教えてください。

### 質問 ###

労使で締結する「労働協約」項目に入れる、入れないの基準は、どうやってきまっているのでしょうか?
一般的には、賃金制度、労働時間、労働環境等は労働協約にありますが、宿泊日当はどうして入っていないのでしょうか?

### 補足 ###

我が社では、宿泊日当の金額 等が勝手に調整されます。

労働組合の幹部は、
「労働協約事項に、出張に関する宿泊日当は、入ってない為、会社に影響力はない。なので、勝手に日当を半額にされても文句は言えないし、半額でも出るのだから、ありがたいと思うものである。」
といいます。

組合は嫌いで、役に立たない組織だと思っていますが、36協定で残業時間の締め付け時間(上限値 残業時間は、1ヶ月90h以内にする)ことだけはしっかりやっているようです。
労働条件として、労働時間の制約だけは結構口うるさくいっています。

これが、現実に即していないで、ただ「守れ!」と上司にいって、上司を苦しめるだけの組織です。私もリーダーとして、部下のメンバーをたばねていますが、一緒に働く仲間もこの規制時間を緩和することを組合に求めていますが、「人を増やせば良い。」とか、「製品の開発を遅らせれば良い」と平気で考えています。。

むしろ、この残業時間削減よりも、宿泊日当等の取り組みを期待しているのですが、どうにかならないか、知識とご意見をいただきたいです。

よろしくお願いします。

  • 質問者:とくちゃん
  • 質問日時:2009-05-31 19:06:24
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

皆さん

ごかいとうありがとうございました。
非常に勉強になりました。

また、他社の情報があまり出てこない部分なので、公務員の指標を一つの基準として考えて、検討してみようと思います。

宿泊日当については、企業によってどこに規定するかは異なっているかもしれませんが、「とくちゃんさん」が言われている宿泊日当は、一般的に出張旅費の中に規定するのが妥当かと思います。
出張旅費の内訳の中に、交通実費・日当。宿泊費・雑費の4項目を規定し、その中の宿泊費に該当するものと思います。
交通実費は、出張に要する経済的に妥当だと思われる交通旅費である、通常使用する運賃・特急料金・指定席・航空運賃等であると思います。
日当は、通常勤務以外に要する経費であって、会社等へ連絡等に要する経費。
宿泊費は、宿泊を伴う出張であって、その企業が指定する宿泊施設以外を使用する場合に要する経費の上限を超えない範囲で支給する経費。
雑費は、上記の範囲を超えた部分で特に必要と認められる諸経費。
を給与規定や旅費規定等で定められるのが望ましいと思います。
労基協定で定められていない部分についても、企業へ改善の要望を提案し、改善することが望ましいと思います。
私自身は退職者ですが、労使が協力し働きやすい環境を締結してゆくのが労使協の役割だと思っています。
いま問われている、出張に関する手当に関しても日程や距離等を詳細に検討し労使協で協議をされるのが望ましいと思います。公務員の旅費規程等を参考にされるのが良いかと思います。
大変かと思いますが、頑張ってください。

===補足===
近年の公務員の旅費規定は大変厳しくなっています。
旅費の日当も過去は、1000円以上でしたが、同一市内であれば時間にもよりますが、日当は支給されないことが多いです。
宿泊費も、出張先により甲地(政令指定都市)・乙地(政令指定都市以外)と分かれており、宿泊費も異なっています。
特に、民間企業であれば宿泊費はビジネスホテルに宿泊できる経費が妥当かと思います。
出張を命じられたことにより、その手当によって職務を円滑に遂行できる最低の保証は必要かと思います。
私自身は、勤めた2~3年間組合員でしたが、組合との意見が合わないため、以降は入っていません。
管理職になってから、労使協や組合交渉での資料等作成していましたが、各種規定等の改定のため事前に組合の役員の方と意見交換などをしながら、組合員の不利益にならないよう配慮をしたこともあります。
一度、担当部署の方と事前に話をされるのが望ましいと思います。
大変かと思いますが、頑張ってください。

  • 回答者:ヤマ (質問から3時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ご回答ありがとうございます。

出張旅費規定というのは、確かにありました。これの中に、日当もありました。
きっと会社への連絡通信費とかも含まれるのですね。
少しもやもやが解消されました。

ヤマさんのアドバイスにある、公務員の旅費規程を調べて、話したことはあります。若干、安い程度でした。

もう一度、知恵をつけて、話をしてみようと思います。金額をゼロ、もしくは半額にしているので、感情的になっている面もあるので、会社をよくするために何がいいのか?また、私たち自身はどうしたらよいか?を考え直したいと思います。

退職されたOBの方の意見を聞けて良かったです。接点はあまりないですが、開発した製品、または、企業年金では私たちがしっかりと会社の利益を出しながら維持していかないといけないですからね。

補足コメントありがとうございます。

公務員の日当も、偉ければえらいほど、金額が多かったと思います。資料を捨ててしまったので、今はもうほとんど忘れてしまいましたが。。

また、私の会社の宿泊費も、管理職かそうでないか、また地域によっても上限に違いがありました。その上限に入る、実費請求ができます。

組織が大きいため、ダイレクトに担当部門の人と話せる機会がないのですが、一度、組合の幹部を巻き込んで話をしてみたいと思います。
きっと、自分たちがひっぱっていくくらいでないと、何も変わらないと思うので。

ありがとうございました。

並び替え:

大体、全ての項目が、労働協約には入っています。
質問の宿泊日当も含め、出張の日当、早朝手当て/深夜手当て(出張時)/海外。。と、ありとあらゆるものが、労使間で決められています。
貴方の場合、まずは、自分が組合に対して、言いたいことを言う、周囲の人にも言ってもらう、
最悪、場合によっては、自分が組合の執行委員等にもなる、それくらいの覚悟が必要です。
色々と陰で何を言ってても無駄です。
労働組合の幹部のやり方が嫌いなら、幹部を決める投票には否定票を、他の交渉の際にも意見を言わないと駄目です。
言わない=賛成
です。

ちなみに、私はちゃんと経験はしてきましたし、意見の具申も、反対意見も言って来てます。


<では、私の説明している執行委員がまちがっているのでしょうか?
はっきりと名言していました。労使協約には入っていないと。

一般的に、労働協約に入っているのは、正しいですか?


補足・・・・
労働協約に入れる/入れないは、此処の企業/組合の交渉の結果で決まるものです。
但し、今、入ってないから、皆朱の提案が全て正しい/OKだとは言えない、言わないのが普通です。
労使の間で、疑義が生じた場合は、労使の協議に寄るとの文言を普通入れます。
仮に入ってなくても、労働組合として、いろんな場で要求していく、それが組合員を代表する組合の役員の仕事です。
それをしないのであれば、役員の資格はありません。
組合には加入しないで、脱退してもOKかと、、
ユニオンシップを採用してれば、採用してなかったら、労働組合に入る/入らないは自由です。
第二組合の結成も自由です。

===補足===
労働協約は、自分達で決めていくものです。
ですから、労使共に、それぞれが提案をしてきます。
労働組合側は、自分達か有利になるように、、当然です。
会社側は、できるだけ支払いとか、色々な意味での負担が少なくなるように、、
それで、会社と組合(労働者)の法律を作ります。
基本的に部分は労働法/労働組合法/安全衛生法等で最低限が決まりますので、それ以上の部分を決めるって事になります。
出張等にしても、例えば、ホテルの料金が平均として上がった、都心へ行ったら赤字になる、、の場合には、出張者への負担がなくなるように手当て等の増額を要求します。
疑義が生じた、新しい要求がしたい、そんな場合には、組合から会社に対して、新しい要求をする、これは当然の権利です。
再度の要求、当然可能です。
で、組合に関心を向けさすのが執行委員の役目だと言われますが、それと共に、その下の職場委員長/職場委員にもその役割はあります。
組合員には組合費を支払っているって言う事を自覚させるだけでも、かなりの改善にはなると、、
意見は言う方だとの事、安心しました、ただ、意見を言うだけではなく、その結果をどう伝えてもらったか、どう要求に繋げてもらったかの、組合内部の意思疎通についても、関心を持って下さい。
言ったからではなく、言った事がどう理解され、どう要求に繋がっていったかが大事です。

貴方の会社はユニオンシップを採用って事なので、第二組合の事は考える必要はとりあえずは無しですね!

色々と細かく書きすぎたかなって思いますが、対会社だけではなく、対政府にも組合の力ってありますから、議員等との繋がりも普段から大事にして、自分達の意見を更なる上にも結集させる、、これも必要です。
まあ、当然、知って見える事ばかり記載してしまいました。

  • 回答者:鈴鹿の風 (質問から2時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

補足コメントありがとうございます。

労働協約に 入れる/入れない は、発足のときでしょうか?
組合が労働協約にメスを入れるとは、いったことがなかったので。。(定期的に見直しているわけではなく、決まっていることをベースに話をしてきます。会社によるのかもしれませんが。。)

>但し、今、入ってないから、皆朱の提案が全て正しい/OKだとは言えない、言わない>のが普通です。
>労使の間で、疑義が生じた場合は、労使の協議に寄るとの文言を普通入れます。

ここが良く分かりません。協定に入れるべきだと、組合が判断すれば、再度要求することが可能だといっているのでしょうか?

ちなみに、ユニオンショップ制です。抜ける為には、管理職になるしかないです。
御用労組でも、第2組合よりは会社の考えを伝えてくれるのでいいと思っています。第2組合は、会社が悪いとだけ主張していると思っています。
でも、今の組合は、御用労組(第二人事)であるのも事実だと思います。(昔、「成果主義の崩壊?」とうい本がでましたが、私は本でなんかでなく、直接組合にも言うし、上司にだってかけあっています。)

鈴鹿の風さんは、陰でしか物を言わないのは悪だといっていますが、実際私は、意見をよく言っていると思っています。
それは、会社のこと=自分のこと だと思っているからです。

一点だけ気になっているのは、言わない=賛成 ではなくて、言わない=無関心 であることに危機感を覚えるべきだと思うことです。逆に自分の職場に意見を言わない人を作らない環境を作っていますが、無関心 であるような人達に関心を向けるのは、執行委員の役目だと思いますよ。当然、無関心である人にも、自分に責任があって気がついて努力する必要はありますが。

#############

補足コメント ありがとうございます。

確かに、鈴鹿の風さんのおっしゃるように、職場委員長/職場委員が主体的な活動ができるといいですね。
現状は、若手、もしくは、嫌がらせ的に選挙で当選してしまう仕組みがあります。
(私の会社は、立候補制ではなく選挙でブロックごとに決定します。)
本当は、職場のキーマンがなるといいとは思っています。
私から見れば、「職場委員長/職場委員 = ビラ配布係」 「執行委員=意見を言う人」 「その上の役人 = 現場を知らない頭の固い人」 です。
ただ、執行委員の人とは、飲みに行ったり事前に相談に執行委員から来ています。
なので、内部事情はそこそこ詳しい?と思っていますし、議論の過程も聞いています。

また、組合の幹部でも、ピラミッド型構図があるようで、上からやらないといわれて、それを回答してくるだけです。要は、組織上のしがらみで、結果、何もやらないということになります。。

一度、調査して執行委員を巻き込んで活動してみようと思います。自分がひっぱっていくくらいでないと、ダメだと思っています。

正直、私からみて、執行委員の活動は物足りなく感じてしまうときが多いです。。

ただ、今回私自身、鈴鹿の風さんのような他社の執行役員と話をしながら、視野をより広げられるのでは?と思います。

反省とともに、色々ご意見くださりありがとうございました。

また、納得できないことやら相談でSOODAを利用すると思いますので、その時はまたよろしくお願いします。

人間らしく働くために、労働基準法においては労働期間の規制をしています。

私には、質問されている「宿泊手当」というのが、どういうものなのかが今一よくわかりません。

確かに、そういう手当がある企業は少ないのかもしれませんね。

しかし、組合の言われる論理も当然だという気もします。
生活があっての労働であって、労働があっての生活ではないと思います。
つまり、労働は、生活とのバランスが必要ということではないのでしょうか。

確かに、一方では世界的な競争での生き残りが言われていますが、他方では、長時間労働や労働の緊密化でメンタルを患う人が多く出ているのも現実です。

やはり、人間は生身の生き物ですから、機械みたいに働けるものではないと思います。適度の休養も必要かと思います。

そういう意味では、宿泊手当の創設は、どうかなとも思います。

もちろん、組合が折れられて、労使でどういう手当を作ろうということになれば、創設は可能かとは思いますが、超過勤務手当とは別個にそういう手当が欲しいということなのか、それとも、超過勤務手当に代わるものなのかが私にはちょっと理解できません。

私には、36協定の時間も結構多いように思うのですが。36協定以上の超過勤務がもっと必要ということでしょうか。

  • 回答者:男はつらいよ。 (質問から52分後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

コメントありがとうございます。

宿泊日当とは、出張時に宿泊が必要になった時に、1日単位で支払いがされるものです。
拘束する時間、とまることで夕飯代くらいになるように、と支払いをしているお金です。

なんとなく説明の中で、「宿泊日当」をわざわざ労使協定に入れる必要はなさそうだというのは、理解ができました。
ありがとうございました。

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