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衆院選のニュースで、よく比例代表とか比例単独って聞きますが、よく分かりません。どういう意味なんでしょうか。選挙の仕組み自体よく分かっていないので、分かりやすくお願いします。

  • 質問者:senkyo
  • 質問日時:2009-08-25 13:09:41
  • 2

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まず、今回の衆議院選挙は「小選挙区」と「比例代表」の投票を行います。
小選挙区というのは、○○県第○区といったように、都道府県をいくつかのブロックに分け、その中から一番票を集めた一名が当選します。この場合、投票券に記入するのは「小選挙区の候補者の名前」です。
次に、比例代表というのは、日本全国をいくつかのブロックに分け、(北海道ブロック、東北ブロック、北関東ブロックなど。)投票します。この場合、投票券に記入するのは「政党名」または「比例代表の候補者名」です。
得票数は、「政党名の投票」+「その政党の比例代表の候補者名の投票」の合計を出します。
ここで、比例代表の当選者の決め方ですが、例えば、あるブロックで当選者が5名選ばれるとします。
そして、A党が100万票、B党が70万票、C党が40万票、D党が10万票集めたとします。
まずはA党が100万票集めたので一人当選。
次にA党の票を2で割ります。すると50万票になります。
で、B党の票が70万票なので次にB党が一人当選。
次にB党の票を2で割って、35万票。
このように得票数の順番に当選者を振り分けていくのが比例代表選挙です。

     ÷1  ÷2   ÷3
A党 (1)100 (3)50  33.3
B党 (2) 70 (5)35  
C党 (4) 40   20
D党    10

この場合、残念ながらD党の当選者は0人になります。

比例単独というのは、小選挙区には立候補せずに比例代表だけに立候補した候補者を言います。
小選挙区にも立候補している候補者は「比例重複」となります。

比例代表制の特徴は、重複立候補者は、小選挙区で相当数の得票を集めても惜しくも落選してしまった候補者が復活できるという点で有権者の意志を反映しやすいというメリットもあります。

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今の衆議院議員選挙は「小選挙区比例代表並立制」という制度です。
定数480を小選挙区で300比例代表で180を決めます。

比例代表は全国を、北海道、東北、北関東、南関東、東京、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州・沖縄の11選挙区に分けて各政党が届け出ている名簿の順位に基づき当選が決まります。

今の衆院選挙は小選挙区と比例代表の両方に立候補可能です。(小選挙区で立候補して比例代表名簿にも名前を連ねる事も可能です)

小選挙区と比例代表の両方で立候補してる場合は、「重複立候補」と言います。逆に小選挙区では立候補せずに比例代表のみの立候補を「比例単独」と言って重複立候補と分けてカウントしてるそうです。
重複立候補者は仮に小選挙区で負けても惜敗率の高い候補者から比例名簿の上位の人から復活当選します。

  • 回答者:匿名希望 (質問から14分後)
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