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「棲みつく」の正しい意味について

初めまして。
現在高三の女子です。
今日は日本語について質問させてもらいます。
前回も違う言葉で質問させてもらっています。なので文体がほぼ同じですが、そこは温かい目で見てやってください(汗

私は今入試のエッセイなどで先生方にご指導を頂いて書類を作成しています。
そして今日、国語課の先生が担当してくださっている学部の指導がありました。
そこで私が以前渡しておいた自分が書いたエッセイを直して(全文ではなく、一部一部です)もらって、今またそれを踏まえて書き直しているんですが、一つ疑問があります。

私が一文で
「私は~という台詞が今も心に住みついて離れない」
と書いていたのに対し、先生は
「私は~という台詞が今も心に棲みついて離れない」
と直していました。

調べたところ、棲みつくという字は「動物などがすむ(?)」という形で使われていて、常用字ではないようです。
なのでいまいち先生のかえた意図が分かりません::
何度も言葉を深みがあり、納得させてくれるものに変えてくれた先生ですので何か意味はあると思うのですが…


なので日本語に詳しい方は、どうか回答お願いします!!(><)

  • 質問者:skymomon
  • 質問日時:2009-09-13 09:42:48
  • 12

回答してくれたみんなへのお礼

回答ありがとうございました!

確かに「棲む」という単語一つを調べると、”動物が巣を作って生活する”という意味ので、
質問者さんが抱く疑問がわくと思います。
ただ、「住」と「棲」の漢字一つ一つを調べてみるとします。
まず先に「住」ですが、これはよく知られているように”住む、住まい、とどまる”と言った意味を持ちます。
そして「棲」の方は、”ねぐらに宿る””すみか”等の意味があり、
「宿る」の意、”その場所にとどまっている”のニュアンスが「住」に比べて強いようです。

”今も心にとどまって離れない”という感じで、先生は書き直されたのではないでしょうか?

  • 回答者:schro (質問から19分後)
  • 20
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参考になりました。回答ありがとうございました。

並び替え:

「人」が家や城にすむ場合に使うのは「住む」、「心」に鬼がすむなどに使う場合は
「棲む」みたいです。
「人」なのか「心」なのかで使い分けるのではないでしょうか。

  • 回答者:匿名 (質問から4時間後)
  • 9
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参考になりました。回答ありがとうございました。

この場合は「すみつく」はどちらも不適当です。台詞は無生物ですから染み付く、貼りつく、憑りつくなどが良いでしょう。棲みついたものは成長したり変化するものですから台詞には不適当な動詞なのです。付け加えると、棲みつく、には若干ですがネガティヴなムードがあるので、離れない台詞を嫌がっている気持ちが入っています。嫌いな台詞なら、憑りつく、がぴったりです。

===補足===
これだけ苦労して回答しているみなさんに対する評価は無礼!といえるものである。この次に質問するときにはKYな評価をしてはいけません。

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参考になりました。回答ありがとうございました。

住む=生活の場としている。
棲む=巣食う。(蝕む。侵す)
と先生は言われていると思います。
台詞は住みません。

たくさん日本語で書かれた本を読んで、
日本語の意味やニュアンスを覚えられると良いですよ。

  • 回答者:佐倉 (質問から52分後)
  • 4
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参考になりました。回答ありがとうございました。

日本人ですが日本語に詳しいわけでもないですが、
エッセイを読む側としてなら:住む・住みつく=生活を行っているように窺えます。
棲みつくなら動物もそうですが、生息=棲息 で 心の中に生存しているように
、表現できると思います。 何が棲みつく(住みつく)のか?台詞がまるで、
生きているように表現されたのではないでしょうか。
台詞が住みつく=生活しているような表現だと国語というか言葉の問題なのでしょうが、
受験を控えての国語だと余計に理解しにくいでしょうね。
お役なればと思います。

  • 回答者:言ノ葉 (質問から38分後)
  • 1
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参考になりました。回答ありがとうございました。

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