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Windows7のXPモードは仮想環境なのですが、XPモード用にソフトをインストールするとソフトや関連ファイルはバーチャルPCのように専用のハードディスクにまとめてインストールされるのですか。
また、XP上で作動するのですが、このXPモードのOSってPCを起動したときに同時に起動されるのですか。或いはPCを起動後最初にXPモードを利用する際に起動されるのですか。

  • 質問者:み~
  • 質問日時:2009-09-26 23:23:14
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ご回答ありがとうございました。
XPモードのことがよく分かりました。

Windows7のXpモードは
バーチャルPCを利用してXpを動作させていると考えて良いと思います。
実際にWindows7RC版でXpモードを利用するには
バーチャルPCのRC版をインストールした後
XpモードのRC版をインストールする事になります。

起動に関してはアプリケーションソフトの感覚と同じです。
インストールが完了すればプログラム欄にVirtual PCが有りますから
その中にあるXpモードをクリックすれば起動します。
するとWindows7のデスクトップ画面上にXpの画面が出て来ます。
後はその画面内で操作を行えばXpとして作業を行う事が可能です。
その時点でもWindows7は起動していますから
Windows7のプログラムを起動させる事も可能です。
Xpモードの画面を閉じれば休止状態と同様になり
Xpの画面が消えWindows7のデスクトップ画面が残りますが
Xpモードを再度起動させれば直ぐにXpの画面が表示されます。
Xpモードに使用しているのはXpのSP3になりますが
WindowsUpdateも行えますから更新プログラムをインストールする事も可能です。

「バーチャルPCの様に専用のハードディスクにまとめてインストールされる」
と言う意味が少し判らないのですが
デュアルブートと勘違いされているのではないのでしょうか?
デュアルブートを行うにはドライブを分けてインストールする必要がありますよね。
Xpモードをそのままの設定でインストール作業を行えば
Windows7のProgramFiles内にWindowsXpModeが作成されます。
その中にはマイドキュメント等のデータ保存用フォルダがありません。
Xpモードで扱ったファイルやデータをホスト側でも使用する場合
ホスト側のドライブにアクセスしホスト側に保存しておいた方が良いと思います。
Xpモードのマイコンピュータを開けばホスト側と共有設定を行った感じに表示され
ホスト側のドライブにアクセスする事が出来ます。

Xpモード使用時の注意点は
CPUが仮想環境に対応していなければいけません。
後はBIOSのCPUに関する設定で仮想環境を有効にする必要があります。
大抵はCPUが仮想環境に対応していれば
そのままBIOS設定も有効になっていると思うのですが
一応確認しておく必要が有ると思います。

===補足===
私も詳しくXpモードについて調べていませんが判る範囲でお答えしたいと思います。

お礼コメントにある内容でほぼ間違いは無いと思います。
参考までにですが私のテスト機での計測で(CPU:Intel E6600 2.4GHz)
Windows7起動後最初のXpモード起動時間は10~15秒程度になります。
一旦画面を閉じ再起動させた場合は5秒程度でXpモードの画面が表示されております。
因みに当機に於いて普通にXpを起動させると30秒程度掛かりますが
実際にはBIOS読み込み時間が15秒程度必要になり
Xpの起動に必要な時間はほぼ同じになります。
しかし一旦起動させた後は休止状態で直ぐに画面が表示されるようです。
この辺りの設定は仮想マシンの管理よりシャットダウンにする事が可能なのですが
シャットダウンに設定してしまうと再起動に1分近く掛かっております。
Xpモードのアプリケーションを使用する時にはXpを起動させた後
アプリケーションソフトを起動させる事になりますが
初期設定である休止状態にしておけばXpも直ぐに起動しますから
かなり便利に使えると思います。

Xpモードに於いて仮想的にCドライブが作成されておりますが
プログラムをインストールすれば通常通りのプログラムファイルが
このCドライブに作成されております。
残念ながらXpモードでインストールすれば
Windows7内にプログラムがインストールされる事は無いようです。

私の場合Windows7をインストールしている物理的に存在するCドライブは
146GB容量が有り、空きが83GB存在しており
Dドライブとして151GB有ります。
XpモードのCドライブの容量は126GBで空きが121GBです。
やはりXpモードのドライブは仮想的に作られたドライブになりますね。
ただXpモードで使われた分の容量は
物理的にあるドライブも使用された事になっています。
しかしProgramFiles内のWindowsXpModeの容量に変化はありませんから
これはXpモードのプログラムに該当すると考えた方が良いと思います。

マイクロソフトもこのXpモードに関しては
Windows7でXp用ソフト使用の最終手段の位置付けに有るようです。
まずWindows7の互換モードを試し
Windows7で使用する事を優先させた方が良いと思われます。

この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ご回答ありがとうございました。

と言う事は、Windows7起動後最初にXPモードを利用する際にXPを起動させることになるという解釈でいいのでしょうか。そうすると、XPモードでのアプリケーション起動時間は普通にアプリケーションが起動する時間に加えXPが起動する時間も余計にかかってしまうのでしょうね。


「バーチャルPCの様に専用のハードディスクにまとめてインストールされる」 について
現在のバーチャルPCはホストOSのハードディスク内に専用の領域(バーチャルPC用ハードディスク .vhd拡張子のもの)が作成され、その中にOSやらアプリケーションやらが全てインストールされますよね。Windows7のXPモードの場合もこういった専用の領域にまとめてインストールされるのか、或いは仕様が進化していて(OS(=WindowsXP)は別としてもその他のアプリケーションは)Windows7のソフトがインストールされる場所にインストールされるものの起動はXPを経由して行われるのか、と言う意味です。

「Windows7のProgramFiles内にWindowsXpModeが作成されます。 」「その中にはマイドキュメント等のデータ保存用フォルダがありません。 」との事からすると、現在のバーチャルPCと同様の仕様なのでしょう。Windows7のProgramFiles内に作成されたWindowsXpModeと言うのが現在のバーチャルPC用のハードディスクに該当するのでしょうか。


補足説明ありがとうございます。
こうして見ていくと、Windows7のXPモードはバーチャルPCの進化系と言うよりは(Windows7で指定したソフトのみがXPモードで起動するようになったとは言え)バーチャルPCとほぼ同様の物と思ってもいいのですね。

Windows7のXPモードは仮想環境と言うよりはXP用のソフト使用の最終手段なのですか。複数の環境を同時に利用するには今現在のバーチャルPC2007を利用する方がいいかも知れないですね。

元家電サービスマンさんには数回回答して頂いていますが、毎回丁寧で詳細に回答して下さるので感謝いたしております!

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