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現在、日本は過疎化が進み、山間部で今後消滅すると予想される地区もたくさんあると言われています。
今後、政策としては、過疎地域にもっと人を寄せるようにすべきなのか、それとも都市部に人口を集中させるべきなのか、皆さんはどう思いますか。
国土保全、農業振興、リスク分散などの点からは過疎地の保護の必要性が出てきますが、インフラ整備・工業労働力の確保などの点からは人の住む地域を限定して重点的に発展させたほうが良いという考え方もあります。
学者も意見が分かれています。

  • 質問者:夕暮れ
  • 質問日時:2008-07-02 22:33:30
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国土面積も人口も日本と同じぐらいのドイツの場合、日本ほど顕著に都市に人口が集中し村落が過疎化するような現象は起きていません
村落に定住する人々は声を合わせて、村落には村落のよさがあるからね、と答えて言います
その分ドイツの都市の中で突出して肥大化し、東京や大阪で日常化しているような苛烈な通勤ラッシュや交通渋滞、急激なスプロール化に伴うインフラ整備の立ち遅れなどの都市病理は余り見られません
話しこと均衡の取れた国土利用という点に於いては明らかに日本はドイツより失敗であると言わざるを得ません
日本はドイツの例を手本に首都圏一極集中を是正し過密/過疎の二極化解消を図るべきです
具体的には第一次産業の梃入れ・ドラスティックな振興策及び優遇措置、
一方ではこれ以上の企業や人口の大都市と周辺流入を抑制すべく、一種の混雑税導入が必要と考えます
また、こうした国是の大前提の元で多少の私権制限は止むを得ないと思います


また、
>インフラ整備・工業労働力の確保などの点からは人の住む地域を限定して重点的に・・・
急速な都市への人口流入がインフラ整備の立ち遅れに繋がっているのです
日本では潜在的に生産人口は供給過剰でだぶ付いています。オーストラリアやフィンランドのような国ならいざ知らず、この人口稠密の日本で労働力確保の心配は全然不必要です

尚、与党はとかく、もし日本が隣国に攻略されたら、という仮定が大好きですが、それを本当の危機として前提に置くなら現状の一極集中型構造は非常にリスキーであり、尚のこと多極分散化を図らなければならないはずですが、実際一極集中化する構造を作り出しているのは他ならぬ与党です
また、北方領土や尖閣諸島の奪回には必死ですが、過疎地区や廃村に伴うアネクメーネを拡大させることそれ自体、国土のより広大な面積の主権を自ら放棄する行為に等しいのではないでしょうか
これら一連の政策を見ても近隣諸国からの攻略の可能性云々は方便に過ぎないことは一目瞭然であり、一つのことを声高に主張する以上、政策にもっと一貫性を持たせなければ有権者に対する欺瞞になります

  • 回答者:● (質問から46分後)
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私は過疎地にもある程度のインフラと社会保障があれば、かなりの人たちが定住していくと思います。
確かに過疎地へのそうした社会保障は効率が悪いでしょうが、改革を効率だけで推し進めた結果が今の社会では?
失われて行く文化、環境など考えればむしろ損失の方が大きいはず。
労働力減少は効率のみを追求して社会保障を怠った結果、人口減少を招いたためで、過疎地からの出稼ぎが減ったためではありません。
日本社会にも画一的な価値観の暴走に流されるのではなく、文化、価値観の多様性を内包できる強さを持つ時期が来ているのかもしれませんね。

  • 回答者:ヘミ脳 (質問から7日後)
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一極集中・一転豪華主義は失敗のリスクが大きいですから、
人口は適度に分散する事が望ましいと考えます。

人口密集地のインフラ効率は確かに高いですが、
インフラが止った時の損害の大きさが恐ろしいです。
インフラ自体にも寿命があり、
その補修・再建時に活動が制約され損失も出ますよ。

国が考えるべき第一義は「脅威に対する対策」であり、
「より大きな発展や効率」では無いと思います。

発展や効率は民間企業が日頃から考えてますよ。

  • 回答者:gaspar (質問から7日後)
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全員が便利な町に住んで、食料は全て外国に依存、それで良いのでは??
今のように、その田舎を守ろうとしても、全てが自助努力では無理でしょう!
山は無くなって、水も無く、食料も無く、そんな政治を続けてますから。。
今日もTVでは、減反政策が守られていないと言ってました、先日は、ある閣僚が自給率を上げる為に、減反政策は考える時期と、、、
なにも考えてない政府ですから。。

最近は、川の水代まで取られますから。。

  • 回答者:百姓 (質問から23時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

国の政策では、誰も過疎地なんかに住もうと思わないでしょう。戦前国の政策で、うまい話を信じてブラジルや満州に移民した人がその後どうなったか「棄民」と呼ばれている人たちのことを思い浮かべてみてください。今の政権がどんなことを言おうと、約束しようと、何年か経ったらそれは反故にされてしまって、多くの人々が、木に登ったままはしごを外されてしまうような目にあうことでしょう。
過疎地の振興を主張する政治家や学者が居るのなら、自分たちが先に引越しして実践すればよいことで、机上の空論では田舎暮らしてのはそこそこ都会での生活に慣れたものには耐えられないということすら想像もできないように思います。

過疎地のインフラ整備は、交通もそうですし、ライフラインや通信などもそうですが、そういうものが殆ど整備されてなくても生活ができていた多くの村を潰してきてしまった以上、これからそういう整備をしようとしてもどれだけの金が掛かるか分からない。もし山の上に家を構えても、そこまで道路を作れるか、そこまで光ファイバーを通せるか、今の日本の企業にはそういう余裕はないし、そういうことを利益を追求会社がすることはできないでしょう。

植林が必要だと木は植えたまま、ダムが必要だと作りかけたまま、道路が必要だと作りかけては途中で放置したまま、あちこちで赤字の垂れ流しをやっているわけです。その一方で、歩道は未整備であちこちに段差だらけ、雨が降ったら川状態、ちょっと大雨が降ったらあちこちが水に漬かる状態です。
税金を払うほうとしたら、大きなビジョンより、目の前の改善をお願いしたい気持ちでいっぱいってのが本心なのですね。

  • 回答者:木曽ヒノキ (質問から15分後)
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