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30歳を過ぎてから、ナレーターを目指して現在お仕事を
されているかたはいらっしゃいますか?
もしいらっしゃいましたら、どんな学校をいってこんなふうに
がんばってきたというお話を教えていただけたら
うれしいです。
ネットで学校を調べたり見学したり、実現するまで
そう簡単ではないということは感じるのですが、現実的に考えながらも、ずっと気になっている職種です。

  • 質問者:さといも
  • 質問日時:2009-11-29 11:10:38
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こんばんは。私は現在31歳で、ナレーション事務所に所属しています。
今から6年程前にヒューマンアカデミーの声優・ナレーション講座を2年半受け、その後、その講師が運営する事務所にそのまま所属しました。所属して4年程になります。昨年夏までは正社員として働きながら、仕事が来たら受けるという形でした。

私はあまり業界自体を知らずに始めたのですが、事務所に入ること自体は、正直お金さえ払えば誰でも可能のようです。

さといもさんは、ナレーションをどのように仕事にしたいと考えてみえますか?事務所に専属契約しメインとするか、それとも、他の職業につきながら、仕事が来たら受ける、という、所謂派遣登録のような働き方でしょうか?
前者の場合、仕事がコンスタントに来るようになればいいです。テレビやラジオ番組・CMの他、企業VP、店内放送等活躍の幅は広いです。しかし正直、何十年もやっているベテランさんでさえ、今は生活が厳しいのが現状です。ナレーションだけでは食べていけず、婚礼やイベント司会、場合によっては深夜アルバイト等を兼ねて収入を確保しています。後者なら、生活の安定を考えられるので気分的には楽だと思います。ただし、もらえる仕事はかなり限られ、趣味と変わりなくなると思います。

入ってから実際に仕事をこなすのには、実力の他、営業力、沢山のライバルと競り合っていく強い精神力、業界関係者とのコミュニケーション能力、あとは運が必要だと感じます。

また、この業界自体が厳しい状況であることも事実としてよく耳にします。
不況のあおりで仕事数が減っているだけでなく、世の中の動きとしても、ナレーターにかける人件費より安く済ませたいという企業が増え、コンピュータで声を作るという技術開発も進んでいるようです。

年齢的な事も気にされてみえるようですが、確かに若い世代・若い声はそれだけで重宝されてます。
ただ、社会人経験がないままこの業界に入る事を、私は個人的にあまりよく思いません。自分を客観視する力も必要だと思うからです。

と、ここまであまり明るい話題を書けませんでしたが、本当に職業としてナレーションに携わりたいのかをよく考えた方がいい、というのが私の一番言いたいことです。企業や組織とは違い、力のある人だけが生き残る世界です。

喋る事に携わる方法は他にもいくらでもあります。ボランティアでも本格的に活動しているし。そういうこともたくさんたくさん調べて、実際に動いてみて、そして最終的に決めたらいいと思います。

応援しています★

  • 回答者:マッコ (質問から8時間後)
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