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質問

終了

物語を作ってもらえますか?

必ず以下のものを物語に登場させてください。 

わたし
うさぎ



です。

物語の他は解説やひとことは要りません。

*回答者の方のお名前はみなさん とくめい としてもらいたいです。


*評価は終了してから付けますが、4つが入った物語ならきちんと評価いたしますので
 注文が多くてすいませんが、よろしくお願いします。

  • 質問者:とくめい
  • 質問日時:2010-04-18 03:32:43
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

回答をありがとうございました。

みなさん それぞれに 思い入れがあったり 工夫されているので
読んでいて楽しかったです。

実は作品とは別な意図があり質問したのですが、
みなさんの傑作 大作では 迷宮入りしそうなので 終了いたしました。

作品の評価は☆5では足りないくらいなのですが…ご了承くださいね。

ベストはもう少し考えてから決めたいと思います。m(_ _)m

『夢幻橋』

空にかかった大きな虹。わたしは虹の橋の上から、下をみる。下にはきれいな海。
こんなメルヘンな自殺ならこわくないかとおもったけれど
虹の橋だから、ふつうの橋よりずっと高い。こわ。やっぱむりむり・・・・
もう帰ろうかしらとおもったところ、どこからか「こらこらなにしてる」とおせっかいな声が。
いまやめようとおもってるのに、先にいわないでほしいよ・・・・
もう飛び降りてやろうかしらとおもったところ、上からぴょんとうさぎが降りてきた。
空の虹よりもっと上から? どうもお月さまから降りてきたみたい?
「わたしはこれから死ぬのでじゃましないでちょうだい。
うさぎのあんたにはわからないだろうけれど、悲しくて生きてる心地がしないのよ」
あやしいうさぎにじゃまされる前に、先にいってやった。
ところがうさぎは「そんなことより、」と興味なさげ。あれれ、とめにきたんじゃないの・・・
「虹の橋は夜になると消えてしまうよ」
足元をみると、今にも消えそうな橋。えー! 落ちるにはまだ心の準備が!
落ちる寸前、うさぎはわたしに鍵を手渡した。
「これはタイムマシーンの鍵。虹が消える前の時間に戻れば落ちなくてすむよ。
ただし戻った時間には、その時間のあんたがいるよ。
おなじ人間が同時にふたりいるのは都合がわるいからそのままでは戻r」
しゅわわわーーー。ぴろぽろりん。

あー説明を最後まで聞きそこなった。
海にぶつかる寸前、わたしは鍵を使ってタイムマシーンで時間をさかのぼる。
いっしょに落ちたうさぎはどうなった? それよりうさぎの言葉の続きがきになる。
おなじ人間が同時にふたりいるのは都合がわるいのはわかる。
メルヘンのつもりがSFな問題に直面。わたしそういうの苦手。どう解決する?
おなじ人間として戻らなければいいのでは? おなじ人間でなければ。人間でなければ。うさ・・
目の前が急にぱっと明るくなった。月の光のなかに、さっきのわたしがいる。
消えそうな橋にまだ気づかないで、帰ろうかしらと悩んでる。早く帰れ。死にたくないくせに。
「こらこらなにしてる」とうさぎのわたしが話しかける・・・・

これってなにかおかしい。なんとなくそれはわかる。
最初のうさぎもわたしだったのかしら? それならこの鍵、どこからきたのかしら?
SFな問題はもうたくさん。わたしそういうの苦手。ややこしいこと考えてる時間はないのに。
うさぎのわたしが人間のわたしに鍵を渡す。橋が消える。落ちる。

”わたし”は死んだのかしら?
それとも、もう永遠に死ねないのかしら?

  • 回答者:とくめい (質問から3時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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「十二…の…るんじゃ…」
「おじいちゃん!!」

床に広がった血のせいで、大好きな
紅い色が大嫌いになった七歳の夜。
おじいちゃんにもらった紅いブローチを
見る度に、涙が止まらなくなった。

両親のいない私を、とても温かい心で
育ててくれたジェミおじいちゃんが
いなくなって独りぼっちになった、夜。

何者かに襲われたおじいちゃんが残した
最後の言葉の意味も分からないまま五年が
過ぎた。事情を知ったおじいちゃんの
双子のカノさんに引き取られ不自由なく
暮らしているけど、わたしは毎晩のように
あの日の夢を見る。

おじいちゃん…助けてあげられなくてごめんね…。

この国は、王の子どもが死んでから少しずつ
狂っていった。人や動物とは思えないような
魔物が出るという噂や、突然人が消えたり、
いきなり家族に襲われたり小さな争いや
混乱が絶えなくなって、わたしの両親もそんな
争いに巻き込まれて死んだ、らしい。

危険だから、と言っておじいちゃんもカノさんも
決められた場所から遠ざからないように言われていた。
だから街にも行かず、ずっと家の周りで暮らしていた。

時折、おじいちゃんの夢を見るときに聞こえる
女性の声は…幼い頃に聞いたお母さんの声なのかな…。

なんだかいつもより夢が鮮明だったせいか、気晴らしに
上流の水を汲みにでかけた。このまま、何の気力も
湧かないまま人生が平和に過ぎていってくれれば
それでよかった。もう、何を望んでも手に入らないから。
けれどあの日壊れた歯車は、動き出した歯車だった。

「はぁ…やっと【鍵】を見つけましたよ」
「ん~、僕もうサーチで疲れちゃったぁ。あとよろしくね♪」
「姫、一緒に来ていただけますね?」

突然現れた男たちが話しかけてきた。一人は
蛇を身体に巻きつけた子どもと、もう一人は虎を
連れた長身の男。姫?誰の事を言ってるの?

「あの…あなたたちは…?」
「おや?この状況を見ても何も分からないですか?」
「どういうことですか?」
「あらら~。お姫様ったら、何の事情も聞かされてないんだねー♪」
「まぁ、それならそれで…連れ去ればいいだけですね」

連れ去る…?この人たち…何を言ってるの?

「さ、ではいきましょうか」
「離して下さい!!」

掴んだ腕を振り払い、男の腕をひっかいた。

「おや…抵抗しましたね…しかも私を…傷付けましたね…」
「あーあ…僕しーーらないっと♪」
「獣心一体!!」

男が怒り叫んだ次の瞬間、目の前には虎が立っていた。
ううん、違う。人の形をした虎が、立っていた。怖くて身動きが
とれない…私…ここで死んじゃうんだ…。おじいちゃん…カノさん…。

『…!聞こえる!?私の名前を呼んで!!!』

突然、あの夢の中で聞こえる女性の声が聞こえた。
なま…え?私…あなたの名前なんて…

「ラピド…」

知っていた。なぜか当たり前のように、名前を
口走っていた。するとおじいちゃんの紅いブローチが
輝いたかと思うと、目の前にうさぎが一匹座っていた。

「やっと私の声が届いたのね。」
「なんだ…ちゃんと【兎】を持ってるじゃないですか」
「お姫様のうそつきー♪」
「あのね、落ち着いて聞いてね。まず、あなたはこの国のお姫様なの」

何がなんだかさっぱり分からなかった。私が…お姫様…?
この国の?うさぎが何でそんな事を言うの…?

「そしてあなたは【アチラノセカイ】への扉を開く【鍵】となる存在なの」
「アチラセカイ?鍵?」
「そう。そして【鍵】で扉を開かない限り、アチラへ渡る為の橋が現れないの」

分かった。これもきっと夢なんだ。わたし…疲れてるんだ…。
起きたらきっと、またいつもの朝が来る。いつもの、朝が。

  • 回答者:とくめい (質問から10時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

うさぎ うさぎ なにみてはねる

有名な童謡が頭の中を流れている。
子供の頃、あまり聞いた記憶はないが、そのメロディーはなぜか頭によく残っている。

じゅうごやおつきさま みてはねる

わたしは橋の上に立っている。
橋から見る満月はとても綺麗だ。月に吸い込まれそうな気さえする。

うさぎ うさぎ なにみてはねる

そういえば、家の鍵は閉めたっけ?
まあ、いいか、そんなことはもうどうでもいい…

じゅうごやおつきさま みてはねる

  • 回答者:とくめい (質問から9時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

○月×日。今日は私のお誕生日。
プレゼントにウサギを買ってもらった!

○月△日。お友達に可愛いうさちゃんの自慢をした。
みんなが見たいと言ったので今度の日曜にお家に誘うことに。
でもその話をお母さんに言ったら、その日は用事があってお出かけするんだとか。でも鍵を渡されて、お菓子とジュースを用意しておくからおもてなしをしてねと言われた。
初めてのおもてなし、がんばる!

○月◎日。お友達がお家にやってきた!
テーブルの上にはお母さんの手作りのクッキー。ジュースもそれぞれにくばっていい感じ。
うさちゃんもゲージから出す。みんな可愛いとほめてくれた。
おしゃべりしたりお菓子を食べたりしてたらいつの間にかうさちゃんが見当たらなくなった。探してもお家の中には見当たらない。見つからなくて泣きじゃくってたら、☆子ちゃんが窓が開いてることに気付いて、もしかしたらうさちゃんがお外に飛び出したのかもと大騒ぎ。
泣いてる場合じゃないので、みんなでお外に探しに行くことに。鍵はちゃんとしめます。
・・・
夕方になって橋の下の川原で葉っぱを食べてるうさちゃんを発見。よかった~。
それからお家に帰ったら、お母さんが帰っていた。誰もいないから心配してたと。胸に抱いたうさちゃんを見て、何があったのか聞かれた。怒られた。運が悪かったらうさちゃんは車にひかれたかもしれないって言われた。それから明日はうさちゃんを探してくれたお友達にお礼を言うようにって。
あ。忘れてた。
明日は忘れずに一緒にうさちゃんを探してくれたお礼を言います。
今日はとりあえず疲れたので、お休みー。

  • 回答者:とくめい (質問から7時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

ある日のことでした。
わたしは妻と一緒に散歩してました。
「もう、、、終わり?」
そう呟く妻の哀しげな顔、私は言葉を飲み込み沈黙を決め込んでました。
「あなたはいつもそうやって、逃げるのね」
公園に向う小さな橋を渡る私たち。きっと傍目には幸せな夫婦と映ることでしょう。
あえかな希望を抱いた二人が、いつしか心までもが離れていく、一体何が悪かったんでしょう。

「そうよ、あなたはいつだった自分がうさぎのようにおびえてるんだもん」
「・・・・・」
乖離した関係、もう戻れないとわかったときのわたしは妻の言うようにうさぎのように
弱さを出し、彼女の同情を引こうとしたのでしょう。
でも、真に同情してくれたのはほかならぬもう一人の女性でした。
部屋の鍵を預けてしまったわたしに、妻は何も言わず、静かに涙を流すだけでした。

終焉に近づく二人、橋を渡れば出会った頃によく遊んだ公園が近づいてくる。
夕日に照らし出されて妻の顔が一瞬輝き、そして涙を流しました。

悪いのはわたし、うさぎのわたし。

南瞑。
心の中で何かが瓦解した。

  • 回答者:とくめい (質問から5時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

私は、うさぎ。でも、戦艦の姿をしている。戦艦だと橋を渡れず、困っている。うさぎに戻れる魔法の部屋の鍵を探して、航海しています。

  • 回答者:とくめい (質問から4時間後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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