すべてのカテゴリ » 暮らし » その他

質問

終了

紫陽花の季節なので質問します。
あじさい寺や、あじさいを沢山植えている公園では、種類も多く、また、色も沢山あって素敵なんですが、どうやって色分けしているのでしょう。
土質が酸性・アルカリ性によって色が変わるのに。。。

酸性にするには泥に何を入れればいいのか
アルカリ性にするには泥に何を入れればいいのか
ご存知の方のコメントお待ちしております。

  • 質問者:あじさい頭巾
  • 質問日時:2010-06-28 12:02:21
  • 0

並び替え:

紫陽花の花(花と呼ばれる部分は、実際には萼片)は、赤い色素アントシアニン(デルフィニジン)と有機酸の一種で無色成分の補助色素(イソクロロゲン酸等)、それにアルミニウムが加わると青色になる傾向にあります。酸性土壌(ふつう日本の土壌は酸性)では、土中のアルミニウムが溶け出して、根からアルミニウムイオンを吸収することで元々赤い色素の筈の紫陽花が青くなるようです。逆に中性・アルカリ性土壌では、アルミニウムが溶け出しにくいので、本来の (赤)桃色になる傾向にあります。アルミニウムが重要な鍵を握っているのは確かですが、補助色素との関係もあって単純ではなく、時期・場所によって色が違ったり、同じ株でも色が違うこともあります。

 鉢植え等で、酸性土壌にするには培養土に酸性の強い赤玉土、ピートモス等を混ぜ、アルカリ性土壌にするには腐葉土と石灰等を混ぜます。又、肥料でも窒素・リン酸が多くカリウムが少ないと(赤)桃系に、窒素・リン酸が少なくカリウムが多いと青系に傾くようです。尚、開花期間中に変化を求める場合には、酸性青系ではバーミキュー・ライト、アルカリ性(赤)桃系では石灰で比較的即効性があるようです。

この回答の満足度
  
やや参考になりました。回答ありがとうございました。

酸性の時は青みが強くなり、アルカリ性の時は赤みが強くなります。

青くなる原因は、土壌中に含まれているアルミニウムや鉄分が酸によって溶けだし
アントシアンや他の助酵素と作用するためだそうです。
逆にアルカリが強いとアルミニウムが溶け出す作用が弱いため赤みが強くなるらしいですよ。ですが、本当のところは解明されていないようです。

酸性=美しい青色を出すためには、元肥に酸性の硫安を施したり、ミョウバン水を毎日与えたりすることもあります。

アルカリ性=赤系を美しくするためには、石灰、木灰、を施したりします。

ただアジサイにもいろいろな系統があり、白色系統のものは変わりにくく、また日本からいったん外国に行きそこで品種改良された西洋アジサイ(ハイドランジア)という系統では変化しないものもあるそうです。

また、鉢植え等で、酸性土壌にするには培養土に酸性の強い赤玉土、ピートモス等を混ぜ、
アルカリ性土壌にするには腐葉土と石灰等を混ぜます。

又、肥料でも窒素・リン酸が多くカリウムが少ないと(赤)桃系に、窒素・リン酸が少なくカリウムが多いと青系に傾くようです。

尚、開花期間中に変化を求める場合には、酸性青系ではバーミキュー・ライト、アルカリ性(赤)桃系では石灰で比較的即効性があるようです。

  • 回答者:ネネ (質問から7日後)
  • 0
この回答の満足度
  
やや参考になりました。回答ありがとうございました。

うちは畑のPH変えるのに石灰使ってますよ。

  • 回答者:匿名希望 (質問から9時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ

一覧を見る