何か昔から、あるんですけど。ずっとー電気とかみてると丸いヒカリみたいのが動いて少し経つと消えるって感じです大丈夫でしょう...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

まったく異常ありません。

　あなたがおっしゃっている現象は、光を感受する細胞が、強めの刺激を長時間受けてその興奮状態が継続していたために、目をつむってもその興奮状態が持続しているから起こる現象です。どなたでも起こります。
　これは、光感受細胞が光に反応したときに電気信号を発生するのですが、その信号を神経に伝えるときには、化学物質（神経伝達物質とよびます）を使って伝達します。電気信号は、発生源がなくなれば発生は止まりますが、化学物質は分解されたり再吸収されたりして処理され、興奮が治まるという仕組みです。
　ですから、強い刺激によってこの伝達物質が長い時間放出され続けていると、当然その量も多く溜まります。処理しながら出し続けると云うことになるので、大元の信号（光）がなくなっても、この伝達物質が処理されてなくなるまでには、しばらくの時間がかかるのです。
　そのため、もう電灯など見ていないのに、さっきまで見ていた網膜の位置に対応して、興奮が治まりきっていないので残像として脳が感じてしまうという現象です。夜だったとして、明かりを完全に消して真っ暗にしても、同じ位置にまだ淡い光があるようになるはずです。
　
　ところで、ただ目を閉じてみてください。そのとき暗黒であるはずの視界に、いろいろな場所に光の点のようなものが見えるはずです。形はなく、そこかしこに出ては消えるような感じのものです。これも、先程述べた光に反応する細胞たちが生きて活動している証拠です。つまり、視細胞と呼ばれる細胞たちは、弱いけれどもいつも興奮しては冷めるを繰り返していて、わずかですが光を捉えたような感覚を生じさせているのです。目を開けると、それ以上にはっきりした光が入り込んでくるために、そのノイズはわからなくなります。例えて言えば、テレビのチャンネルを放送局のないところにしたときの画面、そのノイズ画面が目を閉じた時の状態に似ています。
　
　さて飛蚊症ですが、これは、眼球の中を満たしている透明なゼリー状の物質（タンパク質でできています）のなかに、透明でない部分が出来てしまうことで、瞳から入った光がそれを感じる網膜に届く前に遮られるため、それがあたかも黒いモノの様に写ってしまう現象です。糸くずのように見えるのが多く、蚊が飛んでいるように感じることから飛蚊症です。つまり、眼の中にゴミがあってそれを感じてしまうという現象です。ですから、光がないと見えません。また、そのかたまりは移動しないことが多いので、視野の同じ場所に貼り付いていて、眼を動かすと視界と一緒に動きます。消えることもありません。
気にしなければ忘れてしまっていることも多いくらい、というのがふつうです。原因は外傷などによる場合もありますが、一般的には加齢に伴う現象で、要するに肌にシミが出来てしまったようなモノで、病気ともいえません。
　ですから、あなたのおっしゃる症状は、飛蚊症でもありません。

ご安心なさってよろしいかと

回答者：匿名 (質問から3時間後)
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