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白樺は、安全なようです。安心しましたか？

中国政府「原油生産開始は事実でないはず」＝東シナ海ガス油田問題
2011/03/11(金) 09:58
　　中国政府・外交部の姜瑜報道官は10日の記者会見で、東シナ海の白樺ガス田（中国では「春暁ガス油田」と表現）について、中国が原油の生産を開始したとの報道は、「私の知るかぎり、事実ではない」と述べた。

　　同ガス油田は日本が主張する排他的経済水域（ＥＥＺ）の日中境界線から、わずかに中国側にある。そのため、日本は「中国が一方的に採掘を行うと、日本側地下にある資源までが“吸い取られる”」と主張している。

　　中国が主張するＥＥＺの境界線ははるかに日本側にあり、同ガス田の採掘につい中国政府は「まったく問題ない」と主張している。

　　姜報道官は、白樺ガス田の位置が「中国側が管轄する海域であることに議論の余地はなく、中国側は完全な主権と管理権を有している。中国の春暁にかんする活動は正当なもので合法的だ」と、中国政府の主張を繰り返した上で、「原油生産開始の報道は、私の知るかぎり、事実でない」と述べた。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

◆解説◆
東アジアの地下資源問題で日中が対立しているのは、双方が根拠とする国際法（慣行法）が異なるため、中国は伝統的な「大陸棚の端まで沿岸国の権利がある」という自然延長論を主張し、フィリピンプレートが大陸プレートに沈み込んでいる場所の沖縄トラフまでを自国のＥＥＺとして主張している。沖縄列島に相当に寄った線であり、日本側のＥＥＺは相当に狭くなる。

　　「自然延長論」は相当長期にわたり認められてきたが、日本は◆1960年代までの過去の国際法に基づく考え◆1982年に採択された国連海洋法条約の関連規定とその後の国際判例にもとづけば、東シナ海のケースに「自然延長論」は適用されない――と反論している。

　　日本は、東シナ海の境界線問題で国際裁判所など第三者機関の判断を仰ぐことを中国に提案してきたが、中国は応じていない。（編集担当：如月隼人）http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0311&f=politics_0311_008.shtml

質問者：報道官
質問日時：2011-03-11 11:58:17
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