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ライフサイクルアセスメントとは何ですか?解り易く教えてください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2011-06-23 00:02:07
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ご回答有難うございました。
質問から30分以上経過し、十分納得の行く回答も戴きましたし、後続の回答も途切れたようなので終了とさせて頂きました。(終了時間・0:38)
有難うございました。

その製品に関する資源の採取から製造、使用、廃棄、輸送など全ての段階を通して環境影響を定量的、客観的に評価する手法である。LCAと略称される。
これまでの環境負荷評価は、製品の使用や廃棄に伴う有害物質の排出の有無、処理の容易性等一定のプロセスだけを評価範囲としたものが多かったが、これだと全体としては環境への負荷の低減には寄与しない製品が生産されてしまう可能性がある。
そこで製品の原料採取、製造、流通の段階も含めて環境への負荷を評価することにより、経済社会活動そのものを環境への負荷の少ないものに変革しようとする手法が考えられた。平成5年に制定された環境基本法においても「環境への負荷の低減に資する製品等の利用の促進」が規定されている。
また、LCAについては国際標準化機構(ISO)においても国際標準化が行われており、ISO14040はLCAの一般原則、(140)41、48及び49はインベントリー分析、42は影響評価、43は解釈に関する規格となっている。
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2638

===補足===
ライフサイクルアセスメントの意義

事業者は製造から廃棄・リサイクルまで一連のライフサイクルの過程を通じて、より環境負荷の少ない製品やサービスを提供することが求められている。また、消費者も、より環境への負荷が少ない製品を選択しようとする意識が定着してきている。こうした動きを支援していくのに有効なツールとなるものにライフサイクルアセスメント(LCA)といわれるものがある。LCAとは、その製品に関る資源の採取から製造、使用、廃棄、輸送などすべての段階を通して、投入資源あるいは排出環境負荷及びそれらによる地球や生態系への環境影響を定量的、客観的に評価する手法である。
LCAを用いることにより、事業者は、例えば
1.製品の製造から廃棄、・リサイクルに至る製品寿命全体をとらえつつ商品設計を行うことが可能となり
2.どの段階での環境負荷が発生しているかを客観的に認識できるようになるので、効果的に環境負荷を削減できる。また、
3.製品のライフサイクル全体を考慮した最適化設計が可能となる。
4.次世代製品の企画、開発の意思決定を行う際の指針を得られる。
5.消費者に科学的な情報を提供し、コミュニケーションの促進が図られる。
といったメリットが得られることが期待される。一方、消費者にとっては、例えば

1.客観的な評価に基づく環境負荷情報を入手することにより、より環境負荷の少ない製品を選択することで環境負荷の低減に貢献することが可能となる。
2.選択的な購買を行うことで、生産者の環境配慮を促すことが可能となる。
等のメリットが期待される。
詳しくは
http://www.asahi-net.or.jp/~ir6a-skm/LCA.htm
社団法人産業環境管理協会
詳しくは
http://www.jemai.or.jp/CACHE/lca_index.cfm
詳しくは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88

  • 回答者:匿名 (質問から5分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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ライフ・サイクル・アセスメント

こちらのサイトによりますと 以下のように説明されております。

http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2638



その製品に関する資源の採取から製造、使用、廃棄、輸送など全ての段階を通して環境影響を定量的、客観的に評価する手法である。LCAと略称される。
これまでの環境負荷評価は、製品の使用や廃棄に伴う有害物質の排出の有無、処理の容易性等一定のプロセスだけを評価範囲としたものが多かったが、これだと全体としては環境への負荷の低減には寄与しない製品が生産されてしまう可能性がある。
そこで製品の原料採取、製造、流通の段階も含めて環境への負荷を評価することにより、経済社会活動そのものを環境への負荷の少ないものに変革しようとする手法が考えられた。平成5年に制定された環境基本法においても「環境への負荷の低減に資する製品等の利用の促進」が規定されている。
また、LCAについては国際標準化機構(ISO)においても国際標準化が行われており、ISO14040はLCAの一般原則、(140)41、48及び49はインベントリー分析、42は影響評価、43は解釈に関する規格となっている。

  • 回答者:匿名希望 (質問から21分後)
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この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

Life Cycle Assessment(LCA) とは
ある製品が製造、使用、廃棄あるいは再使用されるまでのすべての段階を通して、環境にどんな影響を与えたのかを評価する方法のこと。LCAを導入することによって、企業にとっては環境負荷の低減と同時に、生産や設計の合理化が進み、リサイクル性の向上など経済的、経営的なメリットがある。

  • 回答者:匿名希望 (質問から16分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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