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海洋投棄のロンドン条約違反で、なにか賠償でもしないといけないのでしょうか。


放射性物質の海洋投棄は国際条約(ロンドン条約)違反。政府は諸外国にどう申し開きするんだろう…。ドイツ放射線防護協会「日本における放射線リスク最小化のための提言」他、重要と感じる情報色々。

低濃度汚染水、海への投棄開始 福島第1原発で東電
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E2E6E2E3E18DE2E6E2E6E0E2E3E39F9FEAE2E2E2
東京電力は4日、福島第1原子力発電所で国の排水基準の約100倍に相当する「低レベル放射性物質」を含む汚染水約1万1500トンの海への放出を始めたと発表した。タービン建屋の地下などにたまり海に流れ出ている「高レベル」汚染水に比べれば放射性物質の濃度は低い。低レベル汚染水を海に出し、空いた場所に高レベル汚染水を入れて浄化処理などを進める苦肉の策となる。
低レベルとはいえ、放射性物質で汚染された水を意図的に放出するのは国内初。福島第1原発の集中廃棄物処理施設と呼ばれる建屋内にたまっている廃液約1万トンと、既に冷温停止している5、6号機近くにある立て坑にたまった約1500トンの水を海に出す。4日午後7時すぎに開始、数日にわたって続ける計画。(中略)
現在ピット(立て坑)のひび割れから漏れ出ている汚染水に比べると、放射性物質の濃度は約100万分の1と低い。ただ国の排水基準はヨウ素131で同0.04ベクレルで、低レベル廃液でもこの基準の100倍以上になる。


廃棄物投棄に係わる海洋汚染防止条約(ロンドン条約)
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=13-04-01-03<概要>
 廃棄物その他の投棄に係わる海洋汚染防止に関する条約(通称、ロンドン条約)は、1972年の海洋汚染防止国際会議(ロンドン会議)での採択に基づき1975年に発効しており、その目的は、放射性廃棄物その他の廃棄物の海洋への故意の投棄を制限することにある。(中略)

(1)投棄禁止のもの
 条約付属書Iに記されている有機ハロゲン化合物、水銀とその化合物、カドミウムとその化合物、耐久性のあるプラスチックおよび合成物質、原油・重油・潤滑油などとそれらの混合物、生物戦用・化学戦用に製造された物質、および公衆衛生学的・生物学的などの理由で、権限ある国際機関(現在ではIAEA)により海洋投棄不適当と定義される高レベル放射性廃棄物、またはその他の高レベル放射性物質。(中略)

2.1993年の締約国協議会議(ロンドン条約の改正)
 11月8日から12日までロンドンのIMO本部で開催されたロンドン条約締約国協議会議では、本条約が採択されて20年目にあたる前年からの条約改正の検討を踏まえ、条約改正問題が主要課題となった。改正されたロンドン条約は採択後100日の1994年2月20日に自動的に発効となった。

その中で各締約国の関心の高い事項は、放射性廃棄物の海洋投棄、産業廃棄物の海洋投棄、洋上焼却の3つであった。特に、放射性廃棄物の海洋投棄の取扱いは、ロシアが低レベルの放射性廃液を日本海に投棄したことを契機として国内で政治問題化したことにより、マスコミの注目するところとなった。

会議の結果については、3つのポイントがある。第1は、低レベルを含め免除レベル(規制除去レベル)以上の「放射性廃棄物およびその他の放射性物質」は、付属書の改正により、条約上海洋投棄が禁止されることになったことである(海洋投棄禁止の対象が「高レベル放射性廃棄物およびその他の放射性物質」から「放射性廃棄物およびその他の放射性物質」に変更)。


今回の日本の行動は完全にロンドン条約違反行為。政府はどう申し開きをするつもりだろう。間違いなく、諸外国が漁業で採る外洋の魚からも放射性物質が検出されてゆくと思います。もし僕が外国の人間だったら、非常に怒っていると思いますね…。僕は日本人なので、諸外国に頭を下げるしかありません…。原発で放射性物質垂れ流しになってから、日本人であることに深い苦痛を感じ始めてきた…。テレビで流れまくる「日本は強い国」とか無根拠な日本賛美CMを見ると、ますます絶望的な気分に…。原発事故を起こして放射性物質を垂れ流して自国ばかりか世界中に迷惑かけている自国を賛美するとか、ちゃんと現状を考えて判断するなら到底不可能ですよ…。

あと、僕は猫飼っていて、にゃんこ大好きなので、ペットの受ける人工放射線量の限界値について調べたところ、これが全然わからない…。一応、小動物の人工放射線量は年間0.1ミリシーベルト以下なら問題ないということのようですが、これは東北・関東だと既に難しいですね…。ただ、以前も書きました通り、キャットフード・ドッグフードなどのペットフードの多くは海外製ですし、あとはミネラルウォーターで水をあげれば、人間以上に、内部被ばくを防ぐことができると思います。

他、大切だと感じた情報を幾つか。ドイツ放射線防護協会の提言には、汚染食料・水の限界摂取量の国際的目安が示されています。日本のゆるゆるな暫定基準値なるものよりは、精度が高いものであると思います。暫定基準値がゆるゆるである以上、暫定基準値以下の汚染野菜を食べようとか、気軽に言うべきではないと思いますね…。将来的なリスクファクター、特に妊婦・乳幼児・子供・今後生まれる子供(若年層の生殖器官へのダメージ)に対するリスクファクターを全く考えていない、能天気なマスメディアの、「暫定基準値以下の汚染食料を食べようキャンペーン」を見ると、絶望的過ぎて暗澹とした気持ちになります。日本政府や大手マスメディアは経済のためなら、人々の健康が如何に破壊されようとも気にしないつもりです。3号機が爆発を予見したときに、政府は本来ならば避難区域を即広げるべきだった。本来ならばすぐさま避難しなければならない地域に、子供も含め、今も人が住んでいる。東京電力の幹部や御用学者達は、大勢の人々に対する殺人罪・傷害罪で起訴されてしかるべきレベルだと思います。http://nekodayo.livedoor.biz/archives/1504615.html

  • 質問者:3.11
  • 質問日時:2011-07-03 12:35:27
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ロシアもイギリスも垂れ流しです。
日本が賠償しなくてはならないなら、
まず先にロシアやイギリスが責任を取ることでしょう。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/6189

  • 回答者:匿名 (質問から17分後)
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今はよくてもいずれ賠償しなければならない時が来るでしょうね。

  • 回答者:匿名 (質問から6日後)
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可能性はあると思います。

  • 回答者:匿名希望 (質問から10時間後)
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いずれはするでしょう・・・。

  • 回答者:匿名 (質問から4時間後)
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賠償しろと言われても無理はない出来事です。

  • 回答者:匿名 (質問から3時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

いずれは賠償することになるでしょう。

  • 回答者:匿名 (質問から2時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

いずれしないといけません。

  • 回答者:匿名 (質問から54分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

各国とも海へたれながししています。
賠償については
日本もイギリスやロシアなどに
ついていけばいいですね。

  • 回答者:匿名 (質問から50分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

イギリス、フランス、アメリカ、ロシア、日本は放射性廃棄物をドラム缶に詰めて海洋投棄しました。
東電が賠償責任を負う事になると思います。

  • 回答者:匿名 (質問から37分後)
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おそらく.なんらかの賠償をしないといけないでしょうね

  • 回答者:匿名 (質問から2分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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