すべてのカテゴリ » 趣味・エンターテイメント » 音楽 » 楽器

質問

終了

フルートでの早いパッセージをできるようになるには??

今年のコンクールで、
「モスクワのチェリョムーシカ」
という曲を吹くのですが、
速い曲で、細かいパッセージを吹くのがとても苦手で、
今までやったことのある曲の速い部分もごまかしごまかし、って感じだったので、
ちゃんとできるようになるか不安です(;ω;)

メンバ-選びはオーディションです。
最後のコンクールなので絶対出たいです!!

今までも、苦手をほったらかしにしてたわけではなく、
何回やっても一向にできるようにならなかった、という感じです。

いい練習法、効果的な練習法、
コツやポイントなどを教えてください!!

  • 質問者:音楽的少女
  • 質問日時:2012-03-26 15:59:36
  • 0

ありゃりゃりゃ・・・・・タァ~イヘン!

● 先ず行う事
2倍でも3倍でも遅いスピードで、間違えずにキチンと吹けるテンポを見付けてください。
次に
オーディション(本番)の最低3日前迄に、本来のテンポで正しく吹ける事を目標に
例えば、3日後・1週間後・10日後・・・・・など、本番迄の期間で何日か区切りの良い日を決め
按分して、区切りの日のスピードを設定します。
つまり
例えば本場が1ヵ月後なら、1週間毎に区切って、今が本来のテンポのマイナス100として
7日づつ、マイナス75・マイナス50・マイナス25・マイナス0とそれぞれ設定し、その3日後が本番など。
メトロノームを使えば、吹ける速さも分かるし・それぞれの区切りの日のテンポも正確に計算できます。
そして
絶対に、区切りの日のスピードをクリアする迄、ひたすら練習です。
学生なら学校の休み時間でも・家でTVを観ている時でも、頭部管を外せば指遣いの練習は出来ます。
寝る時は、頭の中でイメージトレーニングも出来ます。
勿論
メトロノームも使って吹いたりして、練習すべきです。

※ 「アルペジオの本」は持っていますか?   もし無かったら、今直ぐ買いに行って下さい。
そして今後は、家なら練習時間の1/6位、日頃のクラブ活動が始まる前でも
ステージやコンサートの始まる前でも、1年後も10年後も、上達した後でも、
吹く時は、「アルペジオ」からスタートです。
キチンと吹ける様になったら、適当に開いたページを吹いても良いと思います。

● 毎日の練習
1 最初は、臨時記号に注意して、正しくアルペジオを吹く練習
2 その後課題曲を、昨日間違えないで吹けたスピードで、数回おさらい
3 クリア出来ていたら、少しスピードを上げて吹いてみる
4 間違えたり、吹けなかった部分をチェック
5 出来なかった部分を、最初はゆっくり・・・出来る様になったら少し速く吹き、それを繰り返し
最終的には、正しいテンポより少し速く吹ける様にする。
(つまり、何回も繰り返して同じフレーズを吹く事になります。)
6 最後に、その日の目標テンポで数回、正しく吹けたら練習終わり 
7 忙しい日で練習が出来なくても、寝る迄に必ず最低5分以上は必ず吹く事。

※ コレで、オーディションの3日前までにキチンと吹けなければ
あまりオススメしないけれど、替え指も使って吹けば良いかな?

● そもそも演奏するには、
腹筋を鍛えたり、腹式呼吸/口の形・絞め方/タンギング/等、基本をキッチリ練習しなければなりませんが
時々再チェックしていますか?

※ 確か、「モスクワのチェリョムーシカ」は、ショスタコーヴィッチの作品だったかな?
実際に、私は吹いた事がありませんが、それ程難易度の高い曲では無いと思います。
キチンと2~3年位練習すれば、例えばこの曲や
http://www.youtube.com/watch?v=p_WFlgG2e90
この曲のピッコロ
http://www.youtube.com/watch?v=Nx9v-E0WBNg
そしてこの曲位は
http://www.youtube.com/watch?v=2CgrMgOZVrI
音楽性や深み・表現力等は別にして、難なく吹ける筈ですよ!
そして、コレが名人芸
http://www.youtube.com/watch?v=ej5TnGmU-58

● 音楽に深みが出来る様に・・・・・
本を買うなり、学校や最寄の図書館に行くなりして
作曲者の生い立ち・性格・この曲を作った時の状況や時代背景
更に、確か歌劇の中の曲だった筈なので
そのストーリーと、作者が考えたその歌劇の中の曲のイメージ位は、
今更なので、簡単で良いから、必ず調べて理解しておきましょう。
そして
上記を踏まえ、譜面を眺め臨時記号を再チェックし、自分なりに曲を解釈しイメージを考えましょう。
更に、
文章で句読点を考える様に、ブレスをどうするか考えましょう。
勿論
学校でみんなで練習する時、自分のイメージと全体的なイメージが合っているかチェックです。

● 大切な事
スポーツでも・遊びでも・勉強でも、ある程度出来なければ面白く感じないし、むしろ苦痛です。
楽しくする為には、
基礎をマスターし、出来ない又は解らない部分を克服して完璧にする為の、毎日の反復練習です。
それは、つまらなく感じるかも知れませんが、出来た時の歓び・ステージでの演奏の楽しさを思い出し
自分を奮い立たせて乗り切って下さい。
正しい練習をして、キチンとマスターして来なかったからこそ、今ドタバタしていると想像します。
因みに私
ソロが有ると、吹いていてメチャクチャ気持ち良く楽しくなるので、大好物でした。

※ 丁度最近、”sooda!” に有ったフルートに関する質問を記しておきます。
   (私も回答しています。)
   http://sooda.jp/qa/414566
   そして
   http://sooda.jp/qa/415596

● オーディション前の1週間・・・特に3日前あたりからは
1 吹けてもチョイと自信の無い部分の再チェックと反復練習
2 曲のCD等を持っていれば、それと一緒に吹いてみる。
3 早寝早起きと規則正しい生活
4 食事バランスを整える
5 心配事など無い様にして、心を落ち着かせる。
6 練習も含めて、疲れる迄の事はしない。
7 軽い運動やストレッチを行い、体調を整える
8 総じて、体調も演奏もオーディション日がピークななる様にもっていく!

頑張らずに慌てずに、冷静・着実・落ち着いて集中して練習すれば、合格しますよ!

最後に、この曲を贈ります。
http://www.youtube.com/watch?v=RKLMg0bPOnA
オーディションは、自分を信じて落ち着いて演奏して下さいね

◎ 何かご質問が在れば
1回まで、ココで補足を使って回答できます。

この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ

一覧を見る