虫歯がひどくなって抜歯をするのですが、その後に「ブリッジ」「インプラント」「部分入歯」か迷ってます。もっと良い最新方法は...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

歯科医師です。それぞれ一長一短があってどれを選ぶかはその人の条件、好みによって違います。
　まず部分入れ歯ですが、一番の長所は周りの歯を削らないことです。歯を削ればそれだけ寿命が短くなる傾向にありますが、生体をできるだけ傷をつけないならこの方法が一番です。何本抜くかわかりませんが、歯のないところが多数できたときはこの方法一般的です。またそれが少なくても、なじんでよく気に入っておられてずうっと使っておられる方もあります。欠点はかみ合わせの力が落ちることでしょう。またばねをひっかけている歯に負担がかかりがちです。
　ブリッジですが、自分の歯と同じように使えるのが最大の特徴です。入れ歯ですと歯茎の柔らかい所に乗っているので、かみ合わせの力がどうしても弱くなりがちですが、ブリッジではそのようなことはほとんどありません。欠点は自分のいい歯を削らなければいけないことでしょう。そのため、架ける歯の寿命が身近くなることは否定できません。また、歯磨きも歯のないところは歯間ブラシを使わなければいけません。また多数歯がない場合はこの方法は使えません。
　インプラントですが、入れ歯、ブリッジの欠点をすべて取り去ったようなもので、周りの歯を傷つけない、かみ合わせの力も落ちない、歯磨きも煩雑でないなどのほかの方法にはない大きな特徴があります。しかし、入れるのには条件が厳しく、支えるだけの骨がなければいけない、当然抜歯直後は入れることができない、おおよそ六か月ぐらい待たなくてはいけないということがあります。また体の抵抗力のあまりない人には入れることが非常に困難であるというようなこともあります。
　費用に関してはインプラント以外では保険もあります。ただ、最低限の治療ということで見栄えや機能面でメリットを求めようとするなら自費になることもあります。インプラントは完全に自費です。費用は住んでいる地域や歯科医院によって違いますのでここでは答えにくいので、すいません。
　どれを選択するかは以上の条件によると思います。長い文章ですいません。

回答者：し (質問から3日後)
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