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映画

幽霊が出てきたり、グロテスクなシーンがあったり、人や動物を残虐な殺し方をするシーンが出てきたり(スプラッターって言うんでしたっけ?)、そういう「恐怖」ではなくて、

心理的な意味などで、『人間ってこわいな』と思わせられる映画って知っていますか?

「ホラーやスプラッターではなく、人間という一番身近な恐怖」を覚える映画です。

観た後に、幽霊なんかよりも人間が一番こわいと思わせられるような…。

説明が下手ですみません。

私は、ホラーやグロ系が苦手なので、そういう描写がない、人間のこわさを知る映画を観てみたいと思っています。

洋画でもおススメのものがあれば教えていただいて構いませんが、あまり観ないので、できれば邦画作品を教えていただきたいです。

大雑把で構いませんので、どういった映画か、紹介文とともに教えていただけると嬉しいです。

お願いします。

  • 質問者:がいえ
  • 質問日時:2013-09-19 04:01:06
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

たくさんの方から回答をいただけて満足しています。
ありがとうございました。
ベスト回答はすごくすごく迷ったのですが、現在公開中の最新のものから古い邦画や洋画までたくさん教えてくださったト―マさんに決めたいと思います。
もちろんそれ以外のご回答で教えていただいた作品も観れる限り観ていきたいと思っています。
ご回答くださったみなさま、本当にありがとうございました。

邦画

まずは、もうすぐ公開(9月21日)の映画から。

「凶悪」-白石和彌監督
ある死刑囚を取材に訪れた新聞記者が、まだ明るみになっていない三つの殺人時間が存在する事、
そして、事件の陰に「先生」と呼ばれる真の首謀者がいる事を知らされる。
実際の事件が元になっています。
予告編 http://www.youtube.com/watch?v=bJH2_SvXT0Y


「海と毒薬」-熊井啓監督
こちらも実際の事件から。
太平洋戦争の末期、九州大学医学部で行なわれた、米軍捕虜生体解剖事件の映画化。
原作は遠藤周作。
1986年の作品ですが全編モノクロで、その静かなトーンが、異様な状況、当事者の切迫した心理などを
よりいっそう浮き彫りにしています。
予告編 http://www.youtube.com/watch?v=hAhrZveu4bo


「CURE」-黒沢清監督
手口が同一の殺人事件が連続して起こる。
犯人はその都度つかまるのだけれど、彼らには何の接点も無く、
また、殺しの手口に影響を与えるような小説や映画の類も無い。
ごく普通の人達であった彼らを殺人に駆り立てたものとは。
そして、真の犯人を追い詰めていく刑事の結末は。
見ている間はもちろん、見終わった後にも、じわじわと恐怖がつきまとう、そんな映画です。
予告編 http://www.youtube.com/watch?v=ayyP1ELch0c


洋画

「es」-オリヴァー・ ヒルシュビーゲル監督
1971年にアメリカのスタンフォード大学で行なわれた実験、その異常な結果を映画化したもの。
実験に参加したのは、ごく普通の学生達だった。
これは、誰の身にも起こりうる事。
誰でも、必然性もなく、被害者になり、加害者になる。
人間の理性や倫理観というものが、いかに簡単に剥げ落ちていくかを伝える作品です。
予告編 http://www.youtube.com/watch?v=YPWzpQqjQts


「未知への飛行」-シドニー・ルメット監督
米ソ冷戦の時代、両国が相手の核兵器を過剰に警戒する中、
アメリカ空軍司令部のシステムに故障が生じ、誤った攻撃命令がソ連を監視する核爆撃機に下された。
攻撃中止の命令を出そうにも、ソ連がアメリカを警戒して発した妨害電波に阻まれてしまう。
それぞれの、相手国への疑心暗鬼が事態を悪化させていく中、ついに…。
白黒作品で、音楽も一切無いのですが、それが、よりいっそうの緊張感を生み出していて、
最後の、アメリカ大統領が下した決断には、本当に背筋が寒くなります。
予告編 http://www.youtube.com/watch?v=oicYUhgff7Q

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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邦画洋画問わず、たくさん、それも詳しく書いてくださってありがとうございます。

公開中の『凶悪』、これ少し気になっていました。公式HPで予告編を見て、今自分が観たいジャンルの映画がに近い気がしました。現在公開中ですし観に行くべきかも知れませんね。

『海と毒薬』『CURE』両方検索してみましたが、簡単にあらすじを読んだだけでゾッとしました。それぞれ別のこわさがありますね。
少々古い映画のようですが、そんなこと気にもならないほど、すぐに観てみたくなりました。

洋画の二作品も、書いてくださったあらすじだけでゾッとし、ものすごくひきこまれてしまいました。
普段洋画はあまり観ないのですが、これを機に観てみようかと思います。

本当にとても参考になりました。ありがとうございました。

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昔の洋画ですが、
ミザリーとか、ルームメイトでしょうか。
精神的におかしくなるとこんな感じでしょうか。

  • 回答者:匿名 (質問から2日後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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こちらも洋画ですね。
『ミザリー』『ルームメイト』両方タイトルは耳にした事はありました。これも私はホラーだと思い込んでいたんですが、これまたホラーとはちょっと違ったみたいですね。ある意味ホラーなのかも知れませんが。

それぞれ狂気の人が出てくるんですよね。この二作品に出てくる人たちは群を抜いた狂気の持ち主。ゾッとします。やっぱり人間ってこわいですね。
でも今はその「ゾッとする感覚」を求めているので、やはり観てみようと思いました。

とても参考になりました。ありがとうございました。

「羊たちの沈黙」
ジュディ・フォスター演じる新人FBI捜査官とアンソニー・ホプキンズ演じる拘束されている超知能を持つ連続殺人者「レクター博士」が、女性ばかりを狙う猟奇殺人鬼を追い詰める10年に1度、いや30年に一度の傑作映画です。

これを見ると人間の怖さ、そして「手に汗を握る」感覚を嫌と言うほど味えます。
是非ご覧ください。

  • 回答者:匿名希望 (質問から2日後)
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こちらは洋画ですね。
『羊たちの沈黙』有名なので聞いたことはありました。ホラー映画なのだと勝手に思い込んでいましたが、ホラーではなかったんですね。「サイコ・スリラー」というのが近そうな。

「人間の怖さ、そして「手に汗を握る」感覚を嫌と言うほど味えます。」という一文で、単純ですが、すぐに観てみたい!と思いました。

とても参考になりました。ありがとうございました。

火宅の人

でございますね

  • 回答者:匿名 (質問から19時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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『火宅の人』Wikipediaのページだとあらすじがすごく短くてどんな感じなのかあまり掴めなかったので、別のページを見てあらすじを読みました。ちょっと複雑ですね。あらすじを読むだけだと難しそうな印象を得ました。
映画で観ると、この複雑さゆえの様々な人間模様から「人間のこわさ」を垣間見る事ができるのでしょうか。もう少し調べてみたいと思います。
また、機会があれば観てみようかとも思いました。

とても参考になりました。ありがとうございました。

「パッチギ」はどうでしょう。
あの頃の京都人の恐ろしさが出ています。

映画ではありませんが知恵袋、掲示板等を詳しく呼んでいくと「ゾッと」するほど人間って恐いなあと思います。

  • 回答者:匿名 (質問から7時間後)
  • 2
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『パッチギ!』これも有名ですね。観た事がないのでいつか観てみたいなとは思っていましたが、「あの頃の京都人の恐ろしさ」というワードを聞いて、どういう感じなのかすぐにでも観てみたくなりました。

確かに、事実は小説より奇なりなんて言いますしね。世の中おそろしい人ってたくさんいますよね…。

とても参考になりました。ありがとうございました。

私もグロやホラー系は苦手なので、
私が大丈夫だった人間の怖さみたいなものが出ている映画で面白かったものは、
『ブラック・スワン』です。

白鳥と黒鳥を踊ることになった主人公が、
黒鳥を妖艶にどうしても踊れないことに悩んで悩んで、
だんだん自分を追いつめていって、終いには、現実なのか幻想なのか判らなくなってしまうような、サイコスリラーです。

バレエを舞台とした作品なので、ナタリー・ポートマンの肉体美を楽しむのも良いかもしれません。

同様に描写の綺麗な映画で、自分を追い込んで落ちていってしまうパターンのもので、
邦画でおすすめなのは、沢尻エリカさん主演の『ヘルタースケルター』です。

沢尻さん演じる、ほぼ全身整形のカリスマファッションモデル「りりこ」が、
整形の後遺症、違法な整形手術をしていることを疑ってりりこにつきまとったり、恋愛、りりことは違う天然美人の新人モデルの登場など、様々なストレスにより、落ちていってしまう姿は、人間の脆さや恐ろしさを感じます。

どちらもR-15指定で、賛否両論ある映画なので、好きか嫌いかは好みが分かれると思います。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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『ブラック・スワン』すごく有名ですよね。でも内容をまったく知らなかったので驚きました。予告編を観ましたが、とても興味をそそられて、観てみたくなりました。

『ヘルタースケルター』これは観賞済みですが、クレッセント様のような感覚で観ていなかったので、考えてみると人間のこわさが描かれているなと気が付きました。もう一度観てたくなりました。

とても参考になりました。ありがとうございました。

「黒い家」はどうでしょう。
保険金詐欺の話ですが、何がなんでも保険金を取ろうとしてくる
サイコパスの菰田夫妻(西村雅彦、大竹しのぶ)が怖いです。

  • 回答者:匿名 (質問から4時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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検索して予告動画見てみました。予告だけでぞっとしました。私が探していたのはこういう作品だったのかも知れません。
ただジャンルが「ホラー」のようなので、まだ少し見るには勇気がいりそうですが、近々レンタルしたいと思いました。

とても参考になりました。ありがとうございました。

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