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みなさん、「仮想水」というものをご存知でしょうか?

輸入した農作物や食肉などを成育するのに必要な水のことです。これは、それらの食品に含まれる含水量ではないことに注意してください。

ある本では、仮想水の一例で以下のような例が挙がっていました。

・トマト1個:13リットル
・食パン一切れ:40リットル
・卵1個:135リットル
・牛乳(グラス1杯):200リットル
・ハンバーガー:2400リットル(!)

食パン一切れに40リットルも必要なのも驚きですが、ハンバーガー1個に2400リットル(2.4トン)も必要とは大変驚きました。重さで言うなら小型車2台分くらいでしょうか。

ハンバーガーは、パン(バンズ)、ビーフパテ、レタス、トマトケチャップ、ピクルスなどからなり、パンは小麦が原料で、ビーフパテの元となる肉牛を育てるのにとうもろこしなどの飼料が必要です(なお、牛の体重を1kg増やすのに、穀物飼料は10kgから11kg必要とのこと)。

これらの小麦や飼料の育成のために水が大量に必要なようです。小麦やとうもろこしの成育には、確かに自然降雨も含まれているとは思いますが、潅漑などで人工的に水をやっているとも思います。

かなりの量の食品を輸入に頼る日本ですが、今後世界人口は増加する一方、食料農作物の増産が追いつかない可能性があるそうです。その場合、いくらお金を出しても売ってくれないという恐ろしい状況も考えられるとのこと。まさに、世界中で食料の奪い合い(本質的には水の奪い合い)をするという最悪の状況も想定しなければならない可能性があるとのこと。

ここ2、3年でそのような状況になるとは考えにくいと思っていますが、10年、20年先だともしかしたら… とちょっと心配しています。

この本を読んでから、節水を心がけるとともに、できるだけ国産原料の食品、動物性たんぱく質(牛肉等)から魚や植物性たんぱく質(豆腐など)へのシフト、なんかを考えつつあります。

みなさん、この「仮想水」の奪い合いの可能性についてどう思われますか?

  • 質問者:悩み中
  • 質問日時:2008-10-13 03:23:45
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下のほうに別な方も記載されてますが、「ヴァーチャルウォーター」として以前聞いたことがあります。

この問題点は非常に懸念材料として取り扱う問題です。同時に我が国としては自給率を高め国産流通度を高めながらマーケットと調整することがまずは第一歩に考えられます。

  • 回答者:知識人 (質問から7日後)
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確かに、もうすぐなるかもしれません

  • 回答者:Sooda! ちゃん (質問から7日後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

食糧自給問題で、今の日本の国土で何人くらいの人を養えるか調べたことがあります。全農地を耕作したとして、今の農業技術と農業科学を駆使して六千万人くらい。
農業技術のみなら四千万人、電気揚水を使わない農業技術(人畜農耕)のみなら三千万人くらいでした。
電気揚水に頼って開発した農地が意外に多く、石油の輸入量や価格に大きく縛られます、季節(温室)の制約もありますしね。
日本の人口は増えるのではなく減るほうが望ましいのですね。人口減少とか出生率低下などと騒ぐ必要も無いと解りました。三千万まではまだ遠いですけど。

地球の水はどのくらいの人を養うことができるのでしょうね、そもそも地球の適正人口ってどのくらい。調べてみたいと思いました。

  • 回答者:なんでかな (質問から1日後)
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仮想水って何?と思ったらバーチャルウォーターのことですね。内容は知っています。
水が無ければ作物を作ることは出来ません

日本は輸入に頼りすぎです。石油の問題も含めて、もっと自給率を上げるべきです。
土地が無いわけではありません。地方では高齢化が進んだ農家、荒れていっている田畑が増えています。

農業にもっと目を向け、手を打つ必要があると思います。
国を上げての政策も必要になるでしょう。政治家ももっと先を見る目が欲しいです。

世界的に人口増加だけでなく温暖化の問題もあります。
今年の夏も酷く暑かったですが、温暖化も今以上に進むと現状の作物の生育も難しくなってきます。気温が上がると米の生育にも影響します。温暖化して害虫が北上し、虫の害が増えます。これは実際に影響が出てきています。
食糧危機も現実に起こりえます。

食品廃棄についての数字も驚きです。これだけ多くの食品を輸入しておきながら
日本国内で年間2000万トンの食品=食料供給量の約1/4=金額にして11兆円
が捨てられています
http://www.gohan.gr.jp/kurashi/10.html
外食産業の食品廃棄量は年間304万t(06年度)、食品産業全体の廃棄量の約27%を占める。発生要因は、製造・調理過程での仕込みすぎによるものが39%、食べ残しが58%で、この二つの要因で97%に達している。
http://www.gaisyoku.biz/pages/data/data_news.cfm/2/1763

外食・中食にたよリ過ぎている点の改善や、廃棄を出来るだけ無くす努力も必要でしょう。
出来ることとしてはまずは残さず食べるということです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から1日後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

水は循環しているし、あくまでも仮の数値ですよね。
節水を呼びかける一つの事例としてはいいとおもいますが、その計算にこだわりすぎているのは実質的でないと思います。

  • 回答者:Sooda! ちゃん (質問から1日後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

「仮想水」 初めて聞きました。
水を始め資源が限られていることをもっと自覚して生活を心がけなければいけないですね。
以前「フードマイル」という言葉を聞いてから、
商品の原産国を確認してなるべくと言うより絶対に距離の近い国産品を買うようにしています。
もっともっと多くに人に知って欲しい言葉ですね

  • 回答者:環境は大事 (質問から21時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

知りませんでした。おそろしいですね。日本はとくに輸入に頼っているので大変なことです。 可能性はあり得ると思います。異常気象、物価高、株価の変動、いろいろなことが次々と起こっているので何が起こってもおかしくありません。今後どうなっていくのかとても不安です。

  • 回答者:知識人 (質問から15時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

日本の消費者は、これまで安いものを、安いものをと、価格を求め続けていました。

しかし、大規模で平坦な土地があり、人件費の安い外国での食料生産には、とても価格で対抗できないので、国内の畜産・農家は苦しい経営を迫られてきました。なかには、経営がペイしないので、耕作を諦め、その結果耕作放棄地が増えつつあります。

もちろん、安いものを求め続けた消費者が100%悪いとは思いませんし、安いものを求めるのは普通の考えだと思います。

しかし、私は、安心・安全な農作物は国産品の方なので、品質に見合った価格を支払うべきだと思います。私は、保護主義者ではないですが、ある程度の輸入関税を掛けるか、国内農家・畜産家への支援(低利融資や政府買い上げ、収量向上の技術開発や実用化およびその技術の国内農家への普及など)が必要になってくると思います。

また、新たに農業を始めたい人に、技術指導や耕作放棄地の無償または低価格の提供などで、国内自給率の向上を図って欲しいと思っています。農水省をはじめ、中央官庁は無駄な規制や公共事業、官僚が私腹を肥やしているなど、とても将来の日本を真面目に考えている機関とは思えません。一刻も早く手立てを打って欲しいです。

私も、肉類は、牛肉から豚肉、豚肉から鶏肉へと食材を変えつつあります(牛肉・豚肉・鶏肉の順に、それぞれの畜産動物を肥育するのに必要な飼料の量が少なくて済みます)。

  • 回答者:知識人 (質問から14時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

全く知りませんでした。
食料の奪い合いになるという話は聞いたことがありました。
ハンバーガーとか信じられない数字なんですね。
米などはどうなるのでしょうか?
近所でも作っている人が年々減っています。
米を作ってもそれだけの見返りがない時代です。
作る人がないので、休耕農地だけが増えています。
自給の時代がやってきたときに、作る技術(人を介した細かいノウハウ)や、土地は残されているのでしょうか。

  • 回答者:respondent (質問から14時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

現実にありえることだと思います。日本人は、目先のことばかり考える人が、政治家をはじめに多いので、将来、しかも案外近い将来に、今とは全く違った食生活をすることになるかもしれないと思います。他の先進国は食料を輸入していても輸出もしているそうです。
今の自分でできること、なるべく国産のものを食べること、食料を無駄にしないこと、は心がけています。

  • 回答者:お助けマン (質問から9時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

塩漬けとか、漬け物、薫製など冷凍技術が無かった昔なら30〜100キロ圏内のものを食べるようにできていたそうです。
それに戻ると簡単に節水できるのかもしれませんが、私達の生活水準自体が維持できないようになるやとも心配します。
だって食べるもの以外で着るものだって天然繊維は仮想水の奪い合いでしょうし…それを製品するのも人間が水を飲まないとできなので輸入するもの全てが仮想水の奪い合いになると思うのは極端でしょうか?可能性について問われてみたので少し思ってみました。

  • 回答者:kudou (質問から6時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

少し前に、なにかの情報バラエティで初めて知りました。
水の大切をつくづく感じました・・

それからは、前以上に節水を心がけています。

  • 回答者:知識人 (質問から5時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

日本は水不足とは無縁のように思われている人が多くいると思いますが、毎年のように早明浦ダムの貯水率が0%になってることからわかるように、水不足は現実に起こっていることなのです。
そして数多くの野菜の輸入による仮想水の輸入を考えると日本人は近い将来水不足に悩まされることでしょう。

  • 回答者:Sooda! ちゃん (質問から5時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

21世紀は水の時代です。バーチャルウォーターと言って、10年ほど前から言われてたことです。世界中で水資源の豊富な所は案外少ない物で、多くは地下水などが使われています。その地下水はいずれ限界を迎え、アメリカなどの食糧輸出国は輸入国になります。すると世界的に生産される食糧が減少し、食糧の奪い合いがはじまります。まさに、バーチャルウォーターの奪い合いが始まるわけです。
日本は比較的水資源に恵まれた国です。ですから国産物で殆どの食糧は賄えます。
問題は、賄えない国です。アメリカなどは金に飽かせて、貴重な食糧を買う事が出来るでしょう。そういう国ではバーチャルウォーターどころか、普段使う水のことまで頭が回らず、水資源を浪費しますます輸入に頼ることになります。
これが限界に近づくと、きっと南アメリカなどに対して、政治的な圧力をかけ、それでも足りない場合は戦争を仕掛けることでしょう。食糧(バーチャルウォーター)を巡ってのです。世界の他の地域でも、食糧を巡っての戦争が起きるでしょう。まさに生きるか死ぬかの時代になるわけです。

  • 回答者:respondent (質問から4時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

少し前にそんな話を耳にしました。
本当に深刻な問題で、とうとう
来るときが来た感じでした。

水のありがたみを知り、大切にしていきたい。

  • 回答者:respondent (質問から3時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

仮想水の問題は、確かに興味深い問題ですがなぜ水に置き換えて考えるのかが、今のところ、自分の目についた資料の範囲ではわからないでいます。
考え方としては面白いので、講師をしている学習塾の授業の中で、子供たちに話したことはありました。
でも、単に食料問題としてとらえるだけでもいいような気もしています。

その観点では、日本の食糧自給率の低さは、大きな問題をはらんでいると思います。
先々のことを考えると、特にコメの自給率は、限りなく100%に近づけるべきだと考えます。

余談ですが、他の方が書かれていた少子化についての問題は、食料問題や資源の問題だけとセットで考えない方がいいと思います。
雇用や高齢者保障の問題も絡んでくるので、難しい問題だと思います。

  • 回答者:ガブ (質問から2時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

これを読んでいたら 日本は大丈夫なのか? って思いました。
輸入に頼ってばかりで自給率も低いのに今のままでは確実に破滅への道を辿っている気がします。
もっと自給率を上げる試みをして欲しくなりました。

  • 回答者:respondent (質問から58分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

まことに不勉強なもので「仮想水」は知りませんでしたが、近いものに「石油の消費量」があると思います。質問者さんはとうにご存じでしょうが、野菜1つでも栽培から消費までの各段階で石油が使われるというヤツです。

便利・快適に慣れきった日本人1人が消費する資源があれば、一体どれだけの人々が最底辺から救われるだろうか。
資源の枯渇が進む中、次の世代は自分達以上に幸せになれるのか、同時に自分も幸せでいられるのか。
20年前、この深刻な疑問から子供を持たないことを決めました。

この星が養える人数を人類はとうに超えており、そのツケは途上国の人々が被ってます。
日本国政府が少子化を問題視するのは、自国の制度の自転車操業が回らなくなるからに過ぎません。
もっとグローバルな視点で物事にあたらないと、人類の未来はないと思います。

  • 回答者:無精子卵 (質問から57分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

とても大切なことと思います。
・・が、文字だけでは伝わりにくいですね。
お米を研ぐ水よりも浄化する水のほうが何杯もかかる。
地場産業はとても大切なことだと思います。
「仮想水」の奪い合いの可能性
キチンと考えれば処理が出来る問題だと思います。
個人的な意見で申しわけありませんが・・農地を優遇希望。

  • 回答者:知識人 (質問から50分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

食糧難、世界的人口の爆発などは実は20年以上も前から指摘されている事です。
いろんな書物を読み、現実を知った20代前半、子供を儲けることをやめようと
思ったきっかけになりました。
この数年の少子化問題を取りざたしている日本は気違いじみていると思います。
先々の事を考えれば人数が少ない方がいいに決まっているのですから。
お金を持って来る道具としか見なしていない政治に心底がっかりしています。
仮想水(と言ったのか私の単純に覚えてないのですけれど)のニュース、先だってありましたね。
日本は良し悪しは別として、水が豊富にありますからピンとこない方も多いでしょうね。
これから先、性急に国内受給率を上げなくてはいけない事は当然ですよね。
水の問題もそうですが、エネルギーの問題も大きくからみますから。
快適な生活が限りなくなくなる事は別にしても、今の農業も酪農も膨大な
エネルギーの元で育てられていますから、いざとなったら頼りになるかどうか。
大元の農水省にまで話が遡って、話が長くなるのでやめますが、
減反政策と農業の流通や資格などをもっとゆるめて国民の為に動かさないと、
日本は、お金持ちな飢え死に国になると思われます。
肝心の仮想水の奪い合いの可能性についてですが、100%近いうちに勃発すると
思います。しかし、まだ今は色んな形に化けて迫ってくると思いますね。
本当は、もっと書きたいけれども割愛してここらでやめておきます。

  • 回答者:果人 (質問から25分後)
  • 1
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参考になりました。回答ありがとうございました。

あり得る事と思います。またその様な話しを聞いて深刻にとらえたことも有ります。
それ以降、極力節水には心がけております。

  • 回答者:お助けマン (質問から17分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

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