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質問

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おとといの夜NHKその時歴史が動いた、キング牧師をごらんになった方に質問です。
1994年にLong walk homeという映画を見ました。米国の公民権法Civil Right Actsについての内容でした。南部で黒人がバスのcolored席に抵抗して、バスにのるのをボイコットし、長くあるいて家に帰るという内容でした。その後公民権運動にかかわった、キング牧師、ジョンFケネディ、ロバート・ケネディが暗殺されました。公民権運動について詳しい方、このほかにもご存じのことがありましたらおしえてください。

  • 質問者:questioner
  • 質問日時:2008-11-14 16:19:37
  • 0

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米公民権運動は、既出の通り、1955年アマバマ州モンゴメリーで起きた
「ローザ・パークス逮捕事件」に端を発した「バス・ボコット事件」に始まり、63年のワシントン大行進をピークに、
ケネディー~ジョンソン大統領下の『公民権法』成立までを言います。

ケネディー大統領が比較的リベラルでこの問題に柔軟であったのは、
自身貧しいアイルランド移民出身であった事が背景にある様に思います。
有色人種ほどではないにしろ、ユダヤ系・イタリア系・アイルランド系等の移民は
WASP(白人・アングロサクソン・プロテスタントの頭文字)と言われる支配者階級から
差別を受けていて、それぞれ独自の社会を構成していました。

キング牧師の平和的闘争の一方で、過激な運動家の出現が
新たな人種間トラブルや黒人社会内の軋轢を引き起こしてもいます。。
こうした運動の活発化は、アメリカン・インディアン等の少数民族の権利回復運動へと波及して行きます。
これは黒人のブラックパワーに対しレッドパワーと呼ばれています。
(ネイティブ・アメリカンの呼称もこの頃始まったと思われます。)
ベトナム戦争の泥沼化や国内外の閉塞感により、「米国の歴史を見直そう」という風潮が
広まった事も重なり、映画界では「ニュー・シネマ」と呼ばれる作品が生み出され
「西部劇映画」が衰退していく事にもなりました。

さて、真に公民権運動を理解しようとするなら、さらに歴史を溯らなくてはならないと思いますが…

===補足===
おっと! 勿論「アラバマ州」ですし、ボイコットも「ボコット」になってしまっていましたね。
間違いのないように読み直してはいるんですが…失礼しました。

「ロング・ウォーク・ホーム」公開時の94年(製作は90年)前後数年はとても忙しく、
映画人生の中でもっとも劇場鑑賞本数が少なかった時期で(年間50~60本程度)、
見逃してしまった作品でしたが、後にTV放映で観た記憶があります。
ウーピーとシシー・スペイシックの演技力も手伝って秀作だと思いました。
ただオリジナルのナレーションを担当した好きな女優さんメアリー・スティーンバーゲンも
吹き替えだったのがちょっと残念。

キング牧師もローザ・パークスさんも主人公としての作品がTVのミニシリーズだけで
劇場映画が無いのが不思議ですね。難しい問題を抱えているのでしょうか?
歴史も含め様々な要素を理解しないとこのような映画を理解するのはとても難しいと
常々感じていますが、なかなか勉強も追い付きません。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

わざわざありがとうございました「アマバマ州」でいいんしょようか?歴史をさかのぼってみます。フーイヌム様は映画がお好きとのことですが、僕も学生時代は週10本の映画を観ていました。同じく米国公民権運動をテーマとした1994年のLong walk homeはご欄になられましたか。黒人がバスに乗車拒否して、長く歩いて家まで帰るという意味なのですが。

アラバマ州モンゴメリのバスボイコット事件についてはこちら参照してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%88

この中で出てくるローザ・パークスさんは「公民権運動の母」と呼ばれる女性です。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9

以前NHKドラマで「ローザ・パークス物語」というのがあって私も知りました。
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/rosa_parks/

  • 回答者:Ebony and Ivory (質問から6時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

リンカーンの奴隷解放宣言は、人種差別の始まりであった、という考えがあります。奴隷ではなく、白人と同じ人間として扱われなければならなかったのですが、現実は徹底的な差別でした。
 第二次世界大戦まで、黒人には学ばせるな(学校に行かせない)、銃を握らすな(兵役がない)という政策が推し進められていましたが、第二次世界大戦では、黒人は初めてアメリカ国旗のもとで自由と民主主義のために戦い、戦後、白人と同等の権利を要求するようになりました。差別撤廃運動は、1960年代に入るとベトナム反戦運動と結びつき、大きなうねりとなりました。前の回答者も紹介しているワシントン大行進では、We Shall Overcome が歌われ、キング牧師は非暴力の運動の先頭にたっていました。
 公民権法成立後、差別の撤廃は子ども(の教育)から、という政策のもと、白人と黒人の学校が統合され、一緒に学ぶことになりました。白人と黒人の子どもが最初に一緒になるのが通学バスの中ということから、この「混合教育」は bussing(通学)と呼ばれました。テレビ番組の「セサミストリート」も同じような趣旨から生まれたのだと思います(白ゴマと黒ゴマ(。また、州立大学では、学生の一定数が黒人でなければ補助金が出ないという仕組みが作られました。しかし、大学に行きたくない黒人を無理やりいれたところもあり、矛盾も少なくありませんでした。
 アメリカの人種差別は根強く、差別は黒人だけでなく、有色人種やスパニッシュ(ラテンアメリカ系移民)にも及んでいます。KKK(クー・クラックス・クラン)という黒人差別団体が公然と活動するなどしています。1968年のメキシコオリンピックで陸上100mの表彰式で、3人のメダリスト(すべて米国の黒人選手)が国旗掲揚の時に黒手袋のコブシを振り上げ続けていたのは人種差別に対する抗議でした。
 現在、白人と同じように黒人の階層分化も進み、裕福な黒人層も出現しています。これが新たな問題も引き起こしています。
 来年、アメリカ最初の黒人大統領が誕生しますが、オバマ氏は、KKKのような狂信的人種差別主義者と貧しい黒人層の両方から狙われるような気がします。あってはいけないことですが。

  • 回答者:Sooda! くん (質問から4時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

マーチン・ルーサー・キング牧師と言えば、ワシントン大行進が有名です。あの有名なセリフ『I have a dream』、私には夢がある、の舞台となった場所です。

  • 回答者:お助けマン (質問から23分後)
  • 0
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参考になりました。回答ありがとうございました。

白人しか入れない大学に初めて黒人の学生たちが入学してきたときは大変な暴動になりました。州知事が軍隊を動員して大学にいれないようにしたかと思えば、大統領が同じように軍を使って黒人の学生たちを守ってやっと入学させていました。彼らの中には女性が何人かいて、よくあの恐怖の中で入学する決意をしたなと感心したのを覚えています。
何年か前にその大学で記念式典をやった時に、年をとった彼らがヒーローのようにして壇上にいる姿を見たときは感動しました。

  • 回答者:お助けマン (質問から17分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

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