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牛乳はなぜ白くみえるのでしょうか。

牛乳はコップ1杯(200ml)あたり約6gのタンパク質が含まれています。
その8割位は、哺乳動物の乳に特有な水に溶けないカゼインというタンパク質で、牛乳の中でカルシウムとの複合体となり液中に一律に分散しています。
これらカゼイン複合体の微粒子に光があたり散乱して牛乳が白く見えるのです。
具体的に言うと透明な水が細かな氷になると白くなるのと同じ原理で、粒子の大きさが可視光線の波長よりも小さくなったら透明になります。

また、赤ちゃんの飲むミルクの脂肪は室温(25℃)では固体ですが、37℃になると溶けて液体になります。
ミルクの脂肪は水に溶けないので、95%以上は球状になってミルクの中で分散しています。
脂肪球の大きさは0.1~15ミクロンで、可視光線の波長(350-750nm)よりも大きいので、可視光線の全ての光を反射して白く見えます。

ミルクに含まれるタンパク質の80%はカゼインといわれるもので水に溶けませんが残りの20%は乳清タンパク質で水に溶けています。
カゼインは集まって小さな粒子(サブミセル)を作ります。
サブミセルはカゼインが10-100個ぐらい集まったもので、さらに100-1000個集まってカゼインミセルの大きな粒子(コロイド)を作ります。
電子顕微鏡の観察でサブミセルの大きさは10-20nmですが、カゼインミセルの大きさは90-150nmぐらいです。
この大きさでは可視光線を反射しませんので、ミルクが白い理由は脂肪の粒子であることがわかります。
ミルクから脂肪を取った脱脂乳は青みを帯びた白色です。
粒子が可視光線の波長と同じぐらいの大きさになるとレーリー散乱が起こるので青く見えますが、それでも白く見えるのはカゼインミセルにも大きな粒子が含まれているためと思われます。

  • 回答者:匿名希望 (質問から3時間後)
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http://www.geocities.jp/childrenfoodworld/milk.htm

どうぞ

  • 回答者:匿名希望 (質問から18時間後)
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脂肪の粒が光を乱反射しているためです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から10時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

お堅い回答は皆さんが仰るとおりですね^^

牛乳が黒かったり赤かったりしたら・・・

飲めませんね・・・

  • 回答者:牛乳に相談だ! (質問から6時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

ガラス・砂糖・塩などの粉と一緒で小さな粒子は白く見えるみたいですよ

  • 回答者:MrNH (質問から3時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

蛋白質の微粒子が、光を散乱して白く見えるようですよ。

  • 回答者:匿名 (質問から3時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

脂肪、たんぱく質の微粒子が光に照らされて白く見えるみたいです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から52分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

牛乳1mlの中には、たんぱく質の微細粒子が5~15兆個、脂肪球が20~60億個も浮遊しています。
これらのたんぱく質、脂肪球が持つ「光の屈折率」や「波長」は、白く見せる条件を満たしています。
牛乳が白いのは、こうしたたんぱく質や脂肪球が光を反射しているからです。

牛乳は、もちろん無着色です。

  • 回答者:ホルスタイン (質問から30分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

補足ですが、コロイドと言います。

  • 回答者:簡単でごめん (質問から29分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

水分中に離散している脂肪やたんぱく質の微粒子が光を散乱して白く見えるんだそうです。

  • 回答者:schro (質問から16分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

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