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質問

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ひらがなの『ず』と『づ』の使い分けがわからなくなりました。
例えば:「築く(きずく)」  「気づく」

『ず』と『づ』の使い分けのコツはありませんか?

少しづつ?少しずつ?

  • 質問者:おバカですみません
  • 質問日時:2009-01-20 11:43:42
  • 0

あくまで、「とりあえず」の判断材料でよければ、
それ以上別の言葉に分解できないときは「す」に濁点。
「つく」とか、「つかう」というように「つ」のつく言葉に分解できるときは、「つ」に濁点。
元の言葉に分解するだけの知識があれば、とりあえず区別がつけられるかもしれません。


だから、たとえば
 × おこ「ず」かい
 ○ おこ「づ」かい
ですね。
お小遣い=お+こ+「つかう」という動詞を連用形にして名詞化したもの
ですから。
気づくも「気付く」=気+「つく」という動詞
なので「つ」に濁点。

本当は、「づ」と「ず」(とか「じ」と「ぢ」、「い」と「ゐ」、「え」と「ゑ」も)は、
言葉が違うだけでなくて、そもそも発音からして異なっていたので、
昔の人は、きちんと違う言葉として認識できたのですが、
時代が下るに従って、この発音を音として区別できなくなってしまったということです。
#昭和(平安の時代には既にともいわれてますが)の頃には、すでに、文書上でのみ区別していたそうで。でも言葉として違う物だということは認識できていた。(それは、文字がきちんと残されていたから)

で、戦後、GHQが原則として、「づ」とか「ぢ」は廃止しようとしたのです。
でも、あまりにばっさり廃止すると、やっぱり違和感を持つ人がいるので、いくつか例外を設けて、「づ」とか「ぢ」を残すようにしたわけです。
複合語や、おなじおとが重なる(「つつ」が「つづく」になるとか)場合です。
本来「ぢ」を使うべき言葉の中でも、「地面」のように、単語のしょっぱなにつくときは、「じめん」(と「ち」なのに、ぢめんにならない)になるという、なかなかに、強引な一方いまいち気弱なところもあるお達し(GHQと日本の識者の間の綱引きのなせる技?)なので、よけいに混乱を招いているみたいです。

自国の歴史と言葉を忘れず、きちんと伝え続ける努力の一環として、
お国のお達しにとらわれず、本来の仮名遣いを使い続けよう
という運動もあるみたいですし、
これを機会に、すこし現代仮名遣い(日本語の表記法)について考えてみるのもいいかなと思います。

自国の言葉くらい、きちんと覚えないと、外国でとっても恥ずかしい思いをしますよね。
「にほんごではXXXっていうんだよ。」「それって、どういう意味/由来なの?」「...(わかんない)」(あるいは「xxxxxだと思う」「でもそれってXXXXの説明と矛盾するじゃん」)って。

参考のために
現代仮名遣いに関するお国のお達しは、文科省のホームページからどうぞ。
http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=list&id=1000003927&clc=1000000068
現代仮名遣いと歴史的仮名遣いに関するいろいろはWikiからどうぞ
http://ja.wikipedia.org/wiki/歴史的仮名遣

  • 回答者:歴史観も自国語も取り戻そう (質問から4時間後)
  • 3
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

歴史観も自国語も取り戻そうさん、ありがとうございます。
回答を読むと日本語は面白いなと興味持ちました。

並び替え:

こちらが参考になると思います。
http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=show&id=1000001727&clc=1000000068&cmc=1000003927&cli=1000004142&cmi=1000001718

  • 回答者:匿名希望 (質問から2時間後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

言葉の使い分けでわからなくなったときは
Googleで検索をしてヒットした件数を参考にしています。

ためしに「少しずつ」「少しづつ」をやってみました。
「少しずつ」・・・約10,700,000
「少しづつ」・・・約 4,880,000

100%検索ヒット数が高いほうがあっているとは限らないので参考程度にしていただければと思います。

  • 回答者:匿名希望 (質問から2時間後)
  • 3
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

「気づく」は気が付くという意味なので「つ」
「小遣い」も元々は子供が使うという意味からきているので「つ」
というように元々「付く」や「使う」と引っ付いている言葉が「つ」に濁点になると思います。

と分かっていてもときどき間違えますけどね・・・

少しずつは「ずつ」が数量・割合を表す名詞・副詞、および一部の助詞に付く副詞、だそうです。(YAHOO辞書より)

日本語って難しいですよね。
「難しい」も「ず」だけど「むつかしい」という人もいますもんね(変換できないし)

  • 回答者:仲間です (質問から32分後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

わたしは、濁点を外した時に、
違和感が少ない方を使っています。

これじゃ、あんまり参考になりませんね(^^;

  • 回答者:Maku (質問から19分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

文部省では「どちらでもよい」になっているそうですよ。
後に文章が付かない時は「つ」が多いようには思います。
例えば「つづき」「ひざまづく」などです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から9分後)
  • 0
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

気づく・・・気が「つ」く
築く・・・そのまま

そんな感じでは?

あとは、「ちぢむ」「つづく」「つづら」など、「ち」や「つ」につづく場合、しかも3文字以上の場合は「ぢ」や「づ」を使うとおもいます。

「地図」は2文字なので「ちず」

  • 回答者:ずづ (質問から4分後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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