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法曹界の方に質問です。素人がよく「判例」とか言いますが、日本では「最高裁判所」の判決の例のみが「判例」で、その他裁判所の判決の例は「裁判例」が正しいのではないでしょうか?

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2009-02-03 16:58:38
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学問上は、下級審判決においても、確定判決が判例として、蓄積されます。
仮に、訴訟戦略上、敗訴確実の場合には、あえて「和解」に持ち込み、判例を残さない荒業を行う場合もあると聞いています。

  • 回答者:koma (質問から6日後)
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いいえ違います。下級審であっても確定判決は判例と言います。

  • 回答者:法制局 (質問から6時間後)
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地裁でも、負けた方が控訴しなければ、地裁の判決が確定して、それが判例となります。
確かに、最高裁まで行かなければ簡単に覆されるので、おっしゃるとおり、単なる例にすぎないかもしれませんね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から5時間後)
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法曹界ではありませんが、
判例は、種々に分類され
・その審級において、事件の全部または一部を
 決着させる終局的判決
・終局的判決の準備又は、前提としてなされる
 中間判決
があります。

その他、追加判決等がありますが、
訴訟に基づく判決は、その審級で判断されますので、
必ずしも、最高判が「判例」とはなりません。

あの、イラク派遣問題で地裁が行った判決が
これ以上の審級で判断されない手続きであったことから
これが、判例となりました。

  • 回答者:難しいですね (質問から2時間後)
  • 1
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法曹界の人間ではありませんが、お答えします。
「判例」と「裁判例」は同意語です。
裁判所公式サイトの「裁判例集」で判例が読めますが最高裁判例だけでなく
「高等裁判所判例集」も「地方裁判所判例集」も出てきます。
(尤もこれは主な判例についてだけみたいですが)

一般に最高裁判例を指す場合が多いというだけの話であって、ある法の解釈が
最高裁まで争われなければ下級審決定で用いられた法解釈が判例となります。

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法曹界の人間ではありませんが回答します。
・下級審(地裁)でも「結審」すればそれが「判例」となります。その後別の裁判で上級審が新しい「判断=結審」が出されれば今度はそれが「判例」となります。
最高裁の「判決=判例」だけが判例ではありません。

  • 回答者:チョット詳しいです (質問から34分後)
  • 2
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

判決に異議がある場合は「控訴」することになっていますので、正しいとか、正しくないとかではなく、その判決に納得したと解釈されているだけだと思います。最高裁まで言った場合は、その判決が最終的な判決になり、「判例」とされていると記憶しています。

未だに明治時代の、カタカナの法律があるのですからどうしようもないと思っています。立法府に、あれだけ多くの議員がいながら不思議に思わないのかと、ずっと呆れている次第です。

  • 回答者:あまのじゃく (質問から17分後)
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