読解力の強化のためのとっておきの方法が有ります。
それは、一文、つまり文の初めから読点までの一つの文章の中で、その文章が一番言いたい言葉(名詞ですよ)を見つけて丸で囲みます。
次の文章も同じようにやっていってください。
そして、一段落の終わりまで来たら、今丸で囲んだ言葉だけを初めから見直します。その中で、その段落で一番大事な言葉をひとつ選んで、段落の上に書き出してください。
こうして、最後までやることです。
最後まで終わると、段落の上に書き出した言葉が段落の数だけできましたよね。
今度は、それだけを文章の始めから眺めて見てください。
どれが一番大事な言葉ですか? 一つだけですよ。
決まりましたか? それがその文章のテーマだったんです。つまりその言葉が
文の題の中に入っていませんか?
このようにして読むくせを付けると一年もすれば、読むだけで頭の中で自然とやれるようになっていますから、かなり読解力が上がっていると思いますよ。
あとひとつは、文章に書いてある内容を頭の中で絵にしてしまうことです。
情景や人物などを思い描きながら、読むくせを付けてみてください。
国語の読解力が上がると数学や理科の問題が何を聞いているのかということも良く解かるようになり、自動的にこちらの成績も良くなりますから、じいは
いつも国語が一番大事と言っているのです。
是非、根気よくやってみてください。過去の試験問題も文章題ならやってみる価値がありますよ。
頑張ってくださいね。
成績が上がったら、ここで報告してくださいね。