日本はこれでも著作権（知的財産権）に世界一厳しい国だと聞いたことがありますが本当ですか？嘘だったら世界一厳しい国はどこで...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

仕事上の必要に迫られて著作権関連の虎の巻を幾冊か読みましたが、
おしなべてどの本でも「日本は実は米国よりも厳しい」とありました。
米国は映画業界などのロビー活動で保護期間が日本よりどんどん長くなっているので
「米国は厳しい」というイメージがあるのだと思います。

日本では著作隣接権の運用が諸外国よりも厳密で、放送番組（ラジオ、テレビ等）の再放送をするときには著作隣接権を有する関係者（演奏者、出演者、撮影者など）すべての同意を得なければならないため、権利のクリアランスが米国などよりもよほど大変だとも書いてありました。

また、日本の美術界では美術書などを刊行する際に、著作権が失効している（日本人画家の場合だと没後５０年が経過している）場合でも、その絵の持ち主に「写真借用料」名目で「お礼金」を渡す慣習があり、「パブリック・ドメイン」の概念が定着している米国よりも堅苦しいです（これは著作権法そのものの問題というよりは文化的な問題ですが）。

何かのご参考になれば幸いです。

回答者：mozuya (質問から3日後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

個人主義の印象のアメリカなど欧米がパブリック・ドメインが高くて、日本のように昔から集団的な印象がある日本でパブリック・ドメインが低いとは不思議な逆転現象ですね。
個々の権利においてはやはり日本の方が厳重なのですね。韓国や中国がパクリ放題で対象的なので日本は間違いなくアジアでは最も厳しいですね。やはり世界一なのかもしれません。

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