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ベジタリアンなんて、大嫌い!という方へ

・ 動物が植物よりも大切という気持ちは不自然ですか?(花を摘むのと、猫の足を折るのとでは重みが違うという感覚です)
・ 家畜がどういう一生を過ごすか、具体的に見聞されたことはおありですか?
・ 動物好きが動物殺す矛盾を解消したいという動機は理解困難ですか?

わたし自身はまだベジタリアンではないのですが、ベジタリアンの気持ちもわかると最近思うようになってきました。
植物だって命です。
でも、植物と違って動物には感情があるし、愛情を返してくれたりします。
それに、家畜を飼育するのに、その10倍くらいの穀物が必要なわけで、肉を食べたからといって植物の命を大事にしたことにはなりません。
結局、他人がベジタリアンを批判するべき理由なんて、ないんじゃないかと思うのですが、どうでしょうか?

  • 質問者:あべかわ餅
  • 質問日時:2009-05-07 16:24:54
  • 4

回答してくれたみんなへのお礼

回答いただいたみなさん、ありがとうございました。

 総じて、「主旨は理解はできるが、押し付けはやめて」との意見が多かったように思いました。そして、ある種の偏見というか、ステロタイプな人間像がみなさんの中にあることも実感しました。

 もちろん、相手の気持ちを考えない非常識な活動家は批判されてしかるべきです。
 ただ、菜食家の全員が過激で、善人ぶった嫌な奴かといえばそんなことないと断言できます。わたしの知っている彼らは、とても謙虚で、真面目で、理解力のある人たちですから。
 菜食は日本では圧倒的少数ですが、「主張のうち、ここまでは理解できる」という点が案外たくさんあり、参考になりました。重ねて御礼申し上げます。

そう思います。同感です。

ただ、動物愛護に関わっている人って、一生懸命なのかもしれないけど、ひどく人間的バランスの悪い人が多いような気がします。
なにしろ「私は絶対的に正しい」というのが大前提にあるので、人との調和バランスを著しく軽視している人が多く、そこが批判される所以かと思います。

全員を洗脳・論破する気まんまんで質問を立てる方が、以前にもいらっしゃいましたよね・・・。

まぁでも、個人の思想自体は批判しませんよ。

===補足===
平たく言うとその何度も補足される熱さが苦手なのです・・・
件の方もまったく同じでした(-_-;)

明言しなくても態度が語ってるんですよね。
スミマセンがもう勘弁してくださいね。
質問されて、意見を述べた。
それでいいじゃないですか。なぜそこで終われないのかなと思います。

  • 回答者:匿名 (質問から41分後)
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回答ありがとうございます。
動物の利用に関する情報がもっと公にされており、情報を共有したうえでの議論であれば、洗脳などにはならないと思うのです。冷静な態度とそれを裏付ける客観的資料が必要だと思います。

(追記します。)
「絶対的に正しい」と、批判を受け入れないとその方は明言されたのでしょうか?
動物の利用について、知らなかった事実を知って、その方はもう一度、動物利用のあり方について考えてみるべきだと問いたかったのではないでしょうか?
「なぜ動物を食べ続けるのですか?」「なぜ動物実験を続けるのですか?」「なぜ毛皮の服を着るのですか?」などなど・・・。こう問うたからといって、「食べない、実験しない、着ない」といった結論を押し付けたことにはなりません。しかし、その質問と個人的見解を提示したり、回答者の不明確な点・矛盾点をさらに問うただけで、「押し付けだ!」となる人が多いように思います。受け取る側も、問題がないでしょうか。そして、もちろん、問う側も、相手を根底から否定するべきではありません。
ただ、こういった疑問を投げかけること自体に批判的になるべきでない、と思います。

並び替え:

哺乳類など高等な生き物にほど感情移入しやすいと思います。
わたしも犬や猫など可愛いと思います。
食肉用の家畜はかわいそうだと思います。
必要以上に動物を殺したいなどとは思いません。
虫などでも害虫でない限り殺そうと思いません。

が、肉を食べたい気持ちも強いです。

その気持ちを抑えられるベジタリアンはすごいと思います。
さらに、無農薬野菜に限定するなど、虫も殺さぬような人がいればもっと尊敬します。
いやみでもなんでもなく、本心として。

でも、ベジタリアンでない人を批判するベジタリアンは嫌いです。
自分の信念に沿った生き方を実践できるのはすごいことですが、
その信念を他人に押し付けられるのは嫌です。

同じように押し付けないベジタリアンを批判する非ベジタリアンも嫌いです。

===補足===
するどいところ突かれてしまいました。
実はベジタリアンと面と向かって話したことはありません。
どこで線が引かれるかはむずかしいですが、言い方、キャラ含めた印象でしょうかねぇ。

私の回答はベジタリアンというよりも、
最小限の捕鯨も許さないとか、他国の犬食文化を揶揄するとか言った
「動物愛護者」をイメージしていました。

  • 回答者:そ~だす (質問から1日後)
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回答ありがとうございます。

押し付けない限りは、ということですね。
とっても、シンプルでわかりやすいです。
できれば、どこから押し付けになるのかも教えていただければと思います。

わたしの例でいうと、外国人の友達が、わたしの質問に応じてベジタリアンについて説明してくれたとき、自分で質問しておきながら、「ベジタリアンがいいのはわかった!でも、押し付けるのはやめて」なんて思っていました。
いま思えば、彼は単に、食生活の見直しを提案していただけで、押し付けてなどはいなかったのですが。
そういう意味で、ベジタリアンを強制的に押し付けてくる人って、わたしの周りには見当たらないのです。

別に嫌いではないし、個人の自由です
ただ、人間の祖先はヒヒに似た草原の猿であり、猿と人間を分けた最大の理由は、肉食である、と、言われています
肉食を否定すると、人間の根源的な部分を否定することになるような気がします

===補足===
ですから、分けた理由ですよ。人間以前だから肉は普通食べません。
チンパンジーは現存する霊長類の中で遺伝子が人間にもっとも近いだけで、人間とは別種です。
さらに人間に近い種は、直立猿人が現存しないのと同様に、現存していません。

  • 回答者:匿名 (質問から1日後)
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回答ありがとうございました。

おもしろい意見ですね。
チンパンジーは雑食だったと思うのですが、昔は違ったんでしょうか?

・不自然ではないと思います。私もそう思います。
・見たくはないですが、見てます。
・理解はできますが、解消しきれてる人を見たことはなく。。。

私がベジタリアンの人を嫌いなのは、
「肉を食べる人は野蛮だわ!」みたいな目を向けてくるところです。
野菜が好きで、野菜を食べてる人とか、
動物を食べるのが気持ち悪くて食べれない人を否定するつもりはありません。
でも、実際食べないのはいいとして、
動物実験の果てにできた化粧品は使う、って人は、どうしたらいいものやら・・・
と思います。
牛を食べるのはいいけど、クジラを食べる人は野蛮説と、変わりないように思います。
あと、化粧品動物実験は如何かと思いますが、
動物実験の果てにできた薬品で命を長らえた人の前で、
動物実験なんて酷いわ、肉を食べるなんて酷いわ、
なんて言える人がいたら、神経を疑います。

そんなこんなで、完全に動物の犠牲なしで暮らせてる人以外が、
食べるトコだけ植物にしても、偽善者だな~、って思います。
人間の悪い所は、おいしいものを乱獲したりして、生態系を乱すことであって、
肉を食べることではないし、肉を食べるように身体が作られているのに、
あえて食べないのも不健康だよなー、とも思います。
野菜が好きなの!
っていう主張なら、清々しく思えるのですがね。

===補足===
動物の犠牲なしに生きないとベジタリアンになる意味はない、
というのではなく、
犠牲なしに生きているわけでもないのに、
「肉食者は野蛮人」と言い張るタイプのベジタリアンは嫌い、
というだけです。
もちろん、肉食者が偉いってわけでもないです。
(他者を否定しないベジタリアンの人は、嫌いではないです)
個人的には、
何を食っても、他者の命を奪って、生きながらえていることを自覚し、
感謝することを忘れず、命を粗末にすることはせず、
ってコトができるなら、
何食ってもOK、って思ってます。
その感謝の心があれば、他の方向で、良い様に活かせると信じてます。

↑以前、その野蛮人ロジックにはまって、
肉も野菜も食べられなくなって、イロイロあった時に、
私が考え付いたキレイごとです。

  • 回答者:動物好きだけど、食べるよ (質問から1日後)
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回答ありがとうございます。

動物の犠牲がゼロでないと、ベジタリアンになる意味はないでしょうか?
動物実験に有効な代替法がない以上、動物の実験はある程度やむを得ない面があると思います。動物を殺したくないと言っている人が、殺すことを避けられない面もあり、この点で矛盾をかかえています。
でも、少しでも動物の犠牲を減らすようにと行動している人を、行動していない他人が「矛盾してるよ、きれいごとだね」というようには責められないんじゃないでしょうか?

動物好きで肉を食べている人も、肉を食べない人も、結局は動物を利用している矛盾をかかえているのだから、一方が一方を絶対悪のように扱うことはおかしいとおもいます。その点で、自己主張ばかりのベジタリアンは問題があると思います。

なお、残念ながら、現在の肉(とくにウシ)の生産は、昔のような循環型でなく、環境に負荷のかかったものになっているようです。そして、環境改善のために、ダチョウなどの飼育の手間が少ない肉の普及も研究されているようです。

(追記します)
補足ありがとうございます。
「そんなこんなで、完全に動物の犠牲なしで暮らせてる人以外が、
食べるトコだけ植物にしても、偽善者だな~、って思います。」
と書かれていたので、誤解してしまいました。
肉を食べているだけで、「野蛮!」と言われたことがおありなんですね、確かにその態度は間違っています。多かれ少なかれ、どちらも生き物を殺しているんだから。
アメリカでは、その肉がどうやって、飼育され、扱われ、解体されたかについて消費者に詳しい情報を与えるシステムが導入されているようです。そういった開示された情報のもと、少しでも楽しく暮らして、苦痛が少なく殺された肉を選ぶというのも、消費者としてできる、命を大事にする方法の一つだと思います。長文失礼しました。

大嫌い・・・という訳ではありませんが。

・動物が植物よりも大切という気持ちは不自然ではありません。
・ある程度なら、見聞きした覚えがあります。
・理解できますが・・・・・。

他人がベジタリアンを批判するべき理由はありませんし、出来ませんが・・・・・。

ただし、人間が生きていく為には必ず動物は殺されていきます。
ベジタリアンと言われている人達もベジタリアンではない人達も、動物を殺す事に賛成しているような結果です。
食する動物以外に、人間の為に実験に使われる動物達もいます。
医薬品、化粧品、洗剤、食品添加物、農薬などを実際に使用する前に「安全性=危険性」を確かめる為に動物実験を行っています。
こうした背景の中で生きているにもかかわらず、植物が大事、動物が大事と言えるのかどうか疑問に思っています。
(別にベジタリアンを批判している訳ではありませんので。)

  • 回答者:靄 (質問から5時間後)
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回答ありがとうございます。

また、疑問点も提示していただき、感謝します。

おっしゃるとおり、生きているためには必ず動物を殺さなければなりません。
ただ、All or nothingで、動物を殺すことを全部やめなければ、行動する意味がないとは思えないんです。
環境保護を訴える人が、環境汚染ゼロの生活を送ることはほぼ不可能ですが、環境負荷の少ない選択をすることができるように。
動物好きが、「必要最小限以上に」殺される動物の数が減るように行動すること自体に矛盾はないと思われます。

・まぁ不自然ではないでしょう。
・ある程度なら。
・理解は出来ます。

正確にはベジタリアンと言うより押し付け全般が嫌いなだけなんですけど。
人に押し付けなければ何も思いませんし、こちらから干渉することはありません。

  • 回答者:匿名希望 (質問から3時間後)
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回答ありがとうございました。

動物は植物より感情移入がしやすいですからね。
自分が理解できないことは、否定しか出来ない人って、世の中たくさんいらっしゃいます。
人それぞれ、個性として捉えて、気にしないことができれば、批判合戦なんてなくなると
思うのですが、こればっかりは、夢のまた夢です。

  • 回答者:不毛な争いは・・・ (質問から2時間後)
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回答ありがとうございます。
他所では、偽善だ!と批判される方があまりに多く、こちらでもそういった方がたくさんおられるのかと思ったのですが、存外少なくて驚いています。

やっぱり、動物と植物は別(その境界が曖昧だという批判もありますが、その境界付近は通常食料ではないので、あまり問題にならない)と思います。でも、全く同じとする人がいることを理解し、尊重できる自分でありたいです。

人間って矛盾している生き物ですね。
うちも猫を飼っていますが.四足として考えればブタだって同じで綺麗好きでお座りもするそうです。
なのに飼っていないから食べられる。

家で咲いていて育てている花を切花にはしたくない..まして食べたくもなく。

ただ言える事はベジタリアンを批判などはしたことはないですね。
出来ません。だって食べずにいられたらそれにこしたこともなく.美味いという味を知っているだけに食べたくなる欲なんですから。
ベジタリアンを通している人は逆に凄いなって思うんです。
いいとか悪いとかではなく「凄いな」って。
そんな考えですね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から2時間後)
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回答ありがとうございます。
わたしのベジタリアンへの気持ちととても近く、共感できました。
花まで大事にされているのには驚きました。回答者様はとても優しい方なんですね。

>結局、他人がベジタリアンを批判するべき理由なんて、ないんじゃないかと思うのですが、どうでしょうか?

その通りです。それと同じく、過激な自然保護団体やベジタリアンが、そうでない人を非難&批判するべき理由もありません。

・ 不自然ではないと思います。
・ 見聞きした事があります。子供の頃育った家の近くには、毛皮を取るためのミンク繁殖所があり、良く覗きにいったり、逃げたミンクを追いかけた事があります。また、近い親戚には酪農家がいて、牛乳以外にも肉牛として小牛を出荷していました。
・ 理解できますが、矛盾を解消するのは難しいと思います。

  • 回答者:匿名 (質問から32分後)
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回答ありがとうございます。
全ての疑問点にお答えいただき、感謝します。
また、過激な団体・個人が常に批判の的になっていることは十分理解しています。ただ、個人的な倫理観の実践を行っている人も十把一絡げに扱い批判するのは間違いですよね。

・不自然です。人と動物ではまったく重みが違いますが、動物と植物では大して変わりません。
・以前は家畜を飼っていました。
・いいんじゃないの。勝手にやってれば。でも、他人には強制しないで。他人を巻き込もうとしないで。

>動物には感情があるし、愛情を返してくれたりします
ないよそんなもの。勝手に人間がそう思っている、思いたいだけ。そう思いたければ思ってりゃいい。所詮、畜生は畜生です。

  • 回答者:自来也 (質問から16分後)
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回答ありがとうございます。
動物と植物は大して変わらないんですね。
そういう考えの人がいることを肝に銘じておきます。
参考になりました。

>結局、他人がベジタリアンを批判するべき理由なんて、ないんじゃないかと思うのですが、どうでしょうか?

その通りです。
そして、そのような「人としての信念」の部分に善悪はありません。

よってベジタリアンを批判するべき理由も、それを批判するべき理由もありません。

おわかりですか?

わからないのなら、単一信条国家にでも移住すべきで、自由主義国家にいるべきではありません。

同調意見のみ必要と言うのであれば、遠慮なくハート1&ブロックでお願いします。

  • 回答者:匿名希望 (質問から14分後)
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回答ありがとうございます。
同調意見のみ求めているわけではありません。もっとも、匿名希望さんの意見は当方の意見に近いように思うのですが・・・?
「人としての信念」というとらえかた、とても正確だと思います。
とても参考になりました。

唐突なメールですが、
「他人がベジタリアンを批判する「べき」理由なんて、ないんじゃないかと思うのですが、どうでしょう」

全く同感です。

ただし、感情が・・・・・とか植物の命云々は説得力がありません。
脳死した人間は感情もありません。こちら側に感情があるだけです。

ただ、自由という観点からその通りです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から13分後)
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感情云々は、ピーター・シンガー「実践の倫理」などにもあるのですが、配慮の対象適格という観点から、一つの観点として成り立ちうると思うのです。脳死や無脳児の取り扱いについても、適用されうる概念です。もしよろしければ、一読をお勧めいたします。

ネット上では、ベジタリアンというだけでやや感情的な批判をされる方が多いので、この質問をさせていただきました。回答いただきありがとうございました。

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