この女子学生が心に負った傷は如何ばかりでしょう。
癒しようの無い傷を一生涯背負っていくのですね。
大学側は「教育的配慮」「女子学生の将来を思って」などと言ってますが
起こった事実を無かったことに出来るわけではありません。
傷を抱えたその女子学生は大学名・同級生・コンパのとき飲んだお酒の銘柄や
お店の屋号などあらゆるわずかな関連を持ったキーワードを
眼にするたび耳にするたびに、傷をえぐられるのです。
エレベーターなどで身体の大きい男性と乗り合わせるだけでもこわいでしょうね。
親や年長者・目上の人に素直に従い疑うことも無い
大切に育てられたお嬢さんなのだと思います。
酔って立ち上がるのすら自由にならない状態で
我が身に起こっていることが何なのか。
動くことも出来なかったでしょう。
かわいそうで堪りません。
犯人に社会的制裁と前科を与えることが「本当」の「教育的配慮」だと思います。
女子学生の傷の深さには遠く及びませんでしょうけど。