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質問

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簿記に関する質問です。
固定資産の減価償却費を仕訳する方法として、直接法と間接法がありますが、間接法の場合の取引要素の結合関係はどういう風になっていると考えればいいのでしょうか?

例えば直接法だったら、
 <借方>減価償却費 5,000円   <貸方>備品 5,000円
となり、「備品」という「資産の減少」が起こり、「減価償却費」という「費用が発生した」。
という風にわかりやすいのですが、

間接法だと
 <借方>減価償却費 5,000円   <貸方>減価償却累計額 5,000円
となり、借方の「減価償却費」という「費用が発生した」ことはわかるのですが、貸方の「減価償却累計額」の扱いがわかりません。
「負債の増加」は、別に何か債務を負ったわけではないから違いますよね?
素直に「資産の減少」とするべきなのかとも思いましたが、「減価償却累計額」というものを資産として考えていいものなのかどうかわかりません。

独学で簿記を勉強中なのですが、どうにも理解できずにいきづまっています。
詳しい方がいらっしゃいましたら、どうか解説をおねがいします。

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2009-06-26 20:11:10
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

私の勉強がたりないためおそらく何が聞きたいのかわかりづらい質問になってしまっていたと思いますが、それぞれにいろいろなアプローチで解説していただき、なんとか理解する事ができました。
中でも「経理です。」さんの回答が一番わかりやすくしっくり来たため、ベスト回答とさせていただきました。
回答してくださった皆さんありがとうございました。

簡単にいうと、直接法は貸借対照表上の固定資産の額が残存価格そのものを表しています。
間接法は取得した価格を変えず記載し、価値がなくなっている金額を、減価償却累計額という名前で表しているので、記載額から減価償却累計額を引いて下さいということ。
上記のことから、減価償却累計額は資産と見るのではなく、マイナス資産と考えます。

例)テレビ300,000円の有形固定資産がある。減価償却累計額が100,000円とすると、現在のテレビの価値は200,000円ということになります。
貸借対照表上は
工具治具備品   300,000
(減価償却累計額 100,000) となり、累計額はマイナス資産なので、
テレビの価値は200,000円です。

===補足===
その通りです。間接法は三段階に分けて考えてくだい。

  • 回答者:経理です。 (質問から3時間後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ああ、下の方の説明でわからなかった部分でしたが、マイナス資産なんてあるんですね。
直接法はそのまま「備品減→資産減」となりますが、
間接法だと「減価償却累計額増→マイナス資産増→資産減」と三段階にわけて考えればいいということでしょうか?

並び替え:

説明が苦手なので例題でいきます。

例 取得原価:¥500,000、原価償却法:定額法、耐用年数:5年、残存価格:取得原価10%の備品

直接法の期末処理
500,000×0.9÷5=90,000
<借方>減価償却費 90,000   <貸方>備品 90,000

次の年度末に300,000で売却した際の仕訳
<借方>減価償却費 90,000   <貸方>備品 410,000
      現    金 300,000
固定資産売却損20,000

間接法の期末処理
500,000×0.9÷5=90,000 
<借方>減価償却費 90,000   <貸方>減価償却累計額 90,000

次の年度末に300,000で売却した際の仕訳
<借方>減価償却費 90,000   <貸方>備品 500,000
      現    金 300,000
減価償却累計額 90,000
      固定資産売却損20,000
となります。
要するに後者のやり方であれば、今までいくら減価償却をしたのかがわかるってことです。
こんなんでわかりましたでしょうか?

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

いえ、その出てくる数字はわかるのですが、仕訳のやり方が納得できないので説明していただきたいのです。

その分ボロと言うかポンコツになったと思って下さい
例えば、車に例えると判りやすいかもしれません
例え年間1kmしか走らなくても(そんなことはありえないかと思いますが)今日買った車が来年の今日にはすでに立派な中古車になっているのと同じです
ちょっとずつ古くなるから、古くなった分を積み木のように積み重ねると考えれば、積み木=減価償却累計額になるのかと思います
そして車はナンバーをつけた段階で立派な中古車になるのですが、中古車とすると、いざ売る時には新車よりずっと安くなる訳です
と言う事は簿記で言う所の試算の減少になるんですよね
年々その資産価値が下がると言えばわかりやすいでしょうか?
そして減価償却累計額は資産になるのかと思います
私自身は経理を仕事としていて、税理士さんの助けを受けながら、決算までしますが、簿記を勉強した事がないので、こういう解説しか出来ず、スイマセン

===補足===
スイマセンちょっと違っていました
減価償却累計額は資産の減少ですね
その分古くなったと言う事です

  • 回答者:とくめいきぼう (質問から3時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

なんとなくイメージは掴めそうな気はするのですが…
積み木(減価償却累計額)が増えると資産が減る、という事は積み木(減価償却累計額)自体は資産ではないということになりませんか?
マイナスの資産なんてあるのでしょうか?
理解が足りなくてすみません。

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