今から3年前、中1のころ学校でいじめにあいました。酷かったのは大体半年くらいでした。私立だったので互いに知らない人が多く、そんな中標的になりやすかったのかもしれません。
入学式の翌日の給食時間、友達の何気なくつけたあだ名から始まりました。それ以降、どんどんエスカレートしていき、ついには人扱いをされなくなりました。
筆箱や教科書をトイレに投げ捨てられたり、給食でデザートなどは無理やり取られたりしました。
給食を食べている時も何かをされてまともに食べられず、授業中背中を叩かれたり、画びょうを椅子に置かれたりして全く集中できませんでした。
それからも酷くなる一方で、悪戯やふざけではすまないようになっていました。
そしてしばらくして、見かねた小学校からの友達が自らの親に相談し、その親が僕の親にそのことを伝え、親は先生に相談していじめは止まりました。
僕は先生や親にばれると酷くなったりすると思い、ずっと隠し続けてきましたが、もう仕方がないので全部話しました。
いじめは確かに止まりました。しかし、恐れていたことが起こってしまいました。先生に言ったという理由で、自分のクラスはもちろん、他のクラスで仲が良かった友達がどんどん離れてしまいました。
それから様々なことがありましたが、今は楽しく学校生活を送っています。中高一貫校なので友達は変わっていないのですが、うまくやっています。
いじめていた人たちとも今は何事もなかったかのように接していて、もうあの時がうそのようです。
今思えば、クラス全員からいじめを受けたわけではなく、女子の何人かは仲良くしてくれたし、小学校の友達もいてくれたことが大きな救いになってくれたなと思います。
===補足===
すぐにいじめていた人と仲良くできたわけではなく、酷いいじめの後1~2年はいろんな人からの軽い意地悪は続きました。
でもクラス替えや生徒会(中2~3)などがきっかけでどんどん友達も増えました。
そのうち、いじめていた人とも自然に仲良くなっていきました。中でも何気なくあだ名をつけた人は今では大切な友達です。