すべてのカテゴリ » 知識・教養・学問 » 知識・学問 » 政治・法律・行政

質問

終了

安保問題とは何なのか、ど素人にもわかりやすいように教えてもらえませんか。

  • 質問者:のぶ
  • 質問日時:2008-07-07 14:53:46
  • 0

並び替え:

日米安保条約のことだとして

冷戦構造の発生(1945~1989年)、中華人民共和国の成立(1949年)、朝鮮戦争(1950年)などを要因として、日本が共産主義化するのを恐れた米国が、日本の独立(サンフランシスコ条約 1951年)と引き換えに結ばせた軍事同盟条約(1951年)。

しかし、当時のソ連や中国などの社会主義国を「理想国家」とし、北朝鮮を「地上の楽園」と呼んだ人々にとっては、自由主義陣営へと強制参加させられる「安保」は受け入れがたく当然のように反対し問題化していった……


と、かなりゆがんだ上に一方的な見方で書いてみました。でも、まったく違う見方もありますし、そもそも、安保を締結した理由は単純じゃないし、安保に反対していた人々も一枚岩ではなかったはずなので、正確に知ろうとするのであれば色々な文献を読むことをお勧めします。

  • 回答者:taka (質問から11時間後)
  • 1
この回答の満足度
  
参考になりました。回答ありがとうございました。

アメリカ・・・軍事力があることを示し、同盟国が攻められないようにする。
日本・・・アメリカの傘の下に入り、基地用地やお金を提供して、自国の軍隊がそれ程でなくとも大丈夫なようにしている。
これが安保の基本的なところで、反対している人もいるようです。

  • 回答者:ドーハ (質問から9時間後)
  • 1
この回答の満足度
  
参考になりました。回答ありがとうございました。

お答えします。
「安保」とは「安全保障」のことです。
自国の安全は自国で守るというのが基本ですが、経済力や人口や国土面積など
いろいろな条件で自国だけでは満足な防衛ができないといったこともあるでしょう。そういった場合、自分たちと最も考え方の近い、信頼おける仲間にいざというときには助けてもらおうという考え方です。

日本の場合、まだ高度経済成長に入る前、当時のソ連(ロシア)や中国といった共産圏に対し自由主義(民主主義)体制を守るといった目的が、当時のアメリカ合衆国の考え方と一致し、二国間で安全保障条約(安保)を締結するに至りました。現在もこの条約による取り決めは修正を加えながら続いています。

日本は、この条約のおかげで国防費をGNP(国民総生産)の1%弱で済ますことが出来、その分を経済発展に注ぎ込むことができたのだと主張する方もいます。ちなみにアメリカ合衆国は国家予算の30%にも上る軍事予算を計上しています。

しかしながら、何事においてもそうでしょうが、一方的に恩恵を享受するといった約束はありえません。この条約のおかげで、日本側にも義務が生じています。たとえばアメリカ軍のために広大な基地を提供しなければならないこともその1つです。かつてはこの基地からアメリカ軍がベトナム戦争に出動したといわれています。日本は、第2次世界大戦といわれる太平洋戦争の結果、その国是として憲法で軍事力を持つことなく、国際紛争に軍事的かかわりを持たないと宣言しました。この宣言が、安保により提供したアメリカ軍のための基地により、諸外国特に日本の近隣諸国の信頼性を失っているとの見方もあります。

また、未だそのような状態は考えにくいのですが、仮にアメリカ合衆国が外敵の脅威にさらされたときは、日本もその防衛に協力しなければならないといったことも条約上考え得ることです。

安保の「問題」とは、自国の安全を日本はどのような方法で達成するのか?
日本は世界各国とどのような姿勢で付き合っていくのか?世界から尊敬されなくとも少なくとも軽蔑されない国になるには?
日本が戦争の惨事に突入することなく安全に暮らせる国家となるための試行錯誤なのです。

  • 回答者:NEO (質問から2時間後)
  • 1
この回答の満足度
  
参考になりました。回答ありがとうございました。

安保とは即ち安全保障条約のことで、主に軍事的な相互協力についての
ことなのですが、今現在で検索しますとなんかやたらに
日本以外の「安保」や、果ては「食料安保」など、広義において使われて
いるようですね。

ここでは本来?の「日米安全保障条約」について・・・・分かりにくいかも
しれませんがご説明します。まず前文として

両国が国際連合憲章に定める個別的または集団的自衛の固有の権利を有しているを確認し、
 両国が極東における国際の平和及び安全の維持に共通の関心を有することを考慮し、
 相互協力及び安全保障条約を締結することを決意

とあり、ありていに言うと国連憲章にのっとってアメリカも日本も「集団的自衛権が
ある」ので(←これ問題)お互いで安全を保障するために協力しましょうよ、
という、ぶっちゃけ軍事協定です。俺がやられたらお前も一緒にやり返せ、
的な。
内文的には
第一条(平和の維持のための努力)
第二条(経済的協力の促進)(←これ問題)
第三条(自衛力の維持発展)(←これ問題)
第四条(臨時協議)
第五条(共同防衛) (←これ問題)
第六条(基地の許与) (←これ問題)
第七条(国連憲章との関係) (←これ問題)

と、一見してそりゃ大問題だろ、と、思う人がいっぱいいそうな内容で、
実際ダメだろと思った主に学生たちが抵抗運動を展開しましたが
まあ、結果として条約は調印され、現在に至り、自衛隊や在日米軍の
法的根拠になっています。というわけでこの「問題」はこれを「問題」と
捕らえている人には未だに未解決な事象です。
相当はしょりましたので後は書籍などで当時の様子を調べてみると
面白いと思います。

  • 回答者:ななめよみA/J (質問から2時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
参考になりました。回答ありがとうございました。

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ

一覧を見る