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裁判官ってどのくらい日常生活が制限されているものですか?

  • 質問者:チュータ
  • 質問日時:2008-07-12 11:00:06
  • 0

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こんばんは。チュータさんは裁判官に興味があるようですね。
 私たちが、裁判で出た結論には従わなければならないという共通理解を持っているのは、裁判制度を信頼しているからです。さらに言えば、裁判官を信頼しているからです。そして、裁判官も社会の中で暮らす人間であり、一般人と同様に日常生活を営んでいます。
 ですから、裁判官がその日常生活を営む上では、先に述べた「裁判官・裁判制度への信頼」を損なう行為は問題となります。
 そのような視点から、裁判官がどのくらい日常生活が制限されているかを考えてみると、法的な制限として、たとえば裁判所法52条で規定されているように、積極的に政治運動をすることが禁止されています。「積極的に」「政治運動」の該当性が争われることが多いと思いますが、一般人に許されている政治活動が裁判官には禁止されています。政治的な思想を持った裁判官による裁判では公平な裁判とはいえませんよね。
 さらに、裁判所法49条で規定されているように、「品位を辱める行状」があったときは懲戒の対象となります。もちろん、この中には日常生活の様々な行為が含まれます。
 このようにして見てみると、裁判官は、ある意味、日常全般の行動に関して制限されていると言えるのではないでしょうか・・・。

  • 回答者:天体観測 (質問から6日後)
  • 1
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

特に法律的な制限はされていないと思います。
ただ、暗黙のうちに良識をもって行動することは求められていますね。

  • 回答者:一般人と同じ (質問から6時間後)
  • 1
この回答の満足度
  
参考になりました。回答ありがとうございました。

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