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「セーフガード」とはどういう事ですか?解かり易く教えて下さい。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2010-02-06 00:01:03
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回答してくれたみんなへのお礼

ご回答有難うございました。非常に素晴らしいご回答を4件も戴きましたので、終了とさせて戴きました。有難うございました。皆さん本当に素晴らしかったのですけど、一番気を遣って頂いた、質問から12分後の匿名希望さんとさせて頂きました。有難うございました。他の方々も本当に有難うございました。またのご回答お待ちしています。お休みなさい。

1)安全装置とは、緊急の際に人命や財産といった他のものに被害を与えないようにする機構のことである。機械装置、特に大きな動力を用いて動作している機械は、コントロールを離れて動作した場合には大変危険であり、その危険を未然に防止するためのものが安全装置である。
こういった安全装置では、異常を検知した場合に自動的に動作するものもあれば、操作者が異常を感じ取ったときに操作するもの、あるいは不意な動作で事故が起きないようあらかじめ機械の動作を不能な状態に固定するものがあり、また更には複数の安全装置を組み込むことも行われる。
ただ人間は、何においても「間違えることもある」存在(→ヒューマンエラー)であるため、誤操作によってや、あるいは油断によって事故を起こす。安全装置においては、事前に想定されるこれら「人間がやらかしてしまうであろうミス」からも事故を防ぐような機構も見られ、特にそれらの問題で重大な事故が予測される場合や、よりミスをしやすいであろう不注意な、もしくは使用に際して専門の訓練を受けていないユーザーが操作する可能性のある機械装置ほど、厳重な安全装置が組み込まれる。
なお安全装置は、後述する電力ヒューズのように自己破壊によって機構をとめてしまうものもあり、そうでなくても安全装置が自己遮断やロックすることによって自らの動作を不能化させた状態で保持するものも見られる。この場合、外部から操作者が安全を確認した上で修理したり、機能を復旧させる。
これら安全装置であるが、広義には冗長性設計のように問題の起こりそうな箇所に迂回路を設けて、故障や異常動作による被害を防ぐような設計思想や、それによって組み込まれる機構もその範疇にある。

2)海外からの特定品目の輸入が増えすぎたときの政府による緊急輸入制限。シイタケ・ネギ・イグサなどで発動。

3)弱者救済のために講ぜられる、行政・立法措置。
強者・弱者間の平等を図るための措置ではなく、日本国憲法の精神に基づき、人が人間らしい生活をするために、弱者に最低限の権利を保障するための措置であることが多い。

いくつか意味があるので、3つ記載しました。

  • 回答者:匿名希望 (質問から12分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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緊急輸入制限あるいは緊急輸入制限条項のこと。ある国で、ある輸入品が急増し、自国の競合産業に重大な被害を及ぼすか、あるいはそのおそれのある場合、自国市場の攪乱(かくらん)を防止するために当該輸入品に対して輸入制限あるいは禁止を行うことのできる措置をいう。「自由・無差別」「輸入制限の撤廃」を理念として貿易自由化を進めるWTO(世界貿易機関)において、ガット(GATT)第19条のセーフガード条項またはエスケープ・クローズ(自由化義務を免除する規定)とWTO協定の「セーフガードに関する協定」によって輸入制限を例外的に認めている。セーフガードには、農産品や工業品に対して適用される一般セーフガードとウルグアイ・ラウンド交渉で関税化を行った豚肉や乳製品、コメなどの品目に適用される特別セーフガードがある。2001年(平成13)4月、わが国で初めて、ネギ、生シイタケ、畳表の農産3品目に対して200日間の暫定的セーフガードが発動されたが、中国政府から日本製の自動車、携帯電話、エアコンに対して100%の報復関税の対抗措置がとられるなどしたため、正式発動は見送られた。また、WTOでは特定の国を対象とするセーフガードは原則として認めていないが、中国のWTO加盟に際し、中国から輸出急増が予想されるため、加盟後12年間に限定して中国のみを対象とする特別セーフガードも設けられた。

  • 回答者:匿名 (質問から27分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

言葉では「安全装置」と言う意味ですけど
日本の行政が使う場合には 「弱者救済」であり 弱者に最低限の権利を保障するための措置 つまり海外(中国とか)から安い品物が増えて日本の生産者が立ち行かなくなるときに政府によって輸入制限されたりすること。

  • 回答者:匿名希望 (質問から10分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

特定品目の輸入が急増した際に、自国の生産者を保護するために行なわれる緊急輸入制限措置の事です。
GATT(関税及び貿易に関する一般協定:ガット)の協定で認められた制度で、自国の生産者に重大な損害をもたらすと認められたときに許可されます(一般セーフガード)。
セーフガードでは、関税の引き上げや輸入数量の制限を期間限定で行われます。
h ttp://kw.allabout.co.jp/glossary/g_career/w000972.htm

===補足===
GATT(関税及び貿易に関する一般協定)第19条に基づく措置で、WTOの「セーフガードに関する協定」において、発動用件や手続きなどが明確化されています。
様々な条件をクリアし、政府が必要だと判断した際に発動できる措置だが、条件が満たされていない場合などはWTOにより取り消しを命ぜられる場合もあります。
一時的に輸入品の流入を抑えるために、セーフガードとして取りうる措置としては、関税の引き上げまたは、輸入数量制限が考えられます。
関税の引き上げについては関税定率法や緊急関税に関する政令が、また数量制限については外為法及び輸入貿易管理令に基づき、通産省告示が制定されています。

セーフガードには対象品目によって3種類あり、全品目が対象となる「一般セーフガード」、繊維と繊維製品全般が対象となる「繊維セーフガード」、WTO農業合意により自由化された農産物が対象となる「特別セーフガード」があります。
発動条件や発動期間が異なっています。

h ttp://m-words.jp/w/E382BBE383BCE38395E382ACE383BCE38389.html

  • 回答者:匿名希望 (質問から7分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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